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成人おめでとう〜息子と歩んだ20年

今日は息子の成人式。

自分で髪をセットして、スーツを着て、サクッと出かけていきました。
女の子が振袖を着るのとは、全然違うものですねー。

想定外だった息子の誕生


1。タイミング
3月末に結婚し、息子が生まれたのが翌年の1月下旬。
「新婚生活 ≒ 妊婦生活」になるとは、想像だにしていませんでした。

2。性別
二人姉妹で育った私は、なぜか娘を二人授かる気でいました。
「あ、見えましたね。男の子ですね」
産婦人科で言われたときには、
「え?……ええ!?」
としばし放心したものです。

3。出産方法
「骨盤が狭いから」
と、先生から帝王切開を猛烈に勧められるも、納得できませんでした。
「旦那さんと相談なさってください」
と帰された翌日に破水。

「立ち会い出産ができるなら手術を受けてもいいです」
断わられるつもりで言った主張が通ってしまい、帝王切開になりました……

かわいくてたまらない息子

「赤ちゃんって、生まれた瞬間からこんなに美しいの!?」
感動の初対面でした。

息子の輝く瞳に惚れ惚れしたおかげで、傷の痛みを忘れられたようです。

「男の子のおしっこって、すごいわ〜」
初めてのことばかりが続く日々は、
「私、こんなに子ども好きだったのね〜」
自分でも驚くほど幸せでした。

おしゃべり大好きな息子


2歳になる前には
「(苗字+名前)です。もうすぐ2歳です」
と自己紹介をしていた息子。

あらゆる幼児教育を試していたせいか、おしゃべりできるようになったのは早いほうでした。
絵本の暗唱をする姿など、最高にかわいかったです(←親バカ全開、笑)

0歳だった娘と私がベビースイミングのレッスン中、観覧席で見知らぬ女性(*)と話を弾ませているような子どもでした。
(*) 恐らくは娘さんとお孫さんを送迎されているおばあさま。

自宅でも、
「ママー、あんな、(名前)ちゃんなー、今日なー、保育園でなー、ほんでなー」
と大阪弁全開で、いろんな話を聴かせてくれたものです。

そんな息子の声は、
「幼児さんって、こんなにハスキー・ボイスでしたっけ?」
と驚かれるほどだったので、
〔毎日しゃべりすぎて声が枯れてしまうことってあるのかしらん?〕
と心配したこともありました。

小学校に入学すると、学童保育のママ友から
「どうしてそんなに学校であったことを知ってるんですか?!うちの息子、やっと話してくれたと思っても、何を言ってるかさっぱりわからなくて、笑」
と言われたのも、懐かしい思い出です。

「男の子らしいもの」にハマらなかった息子


いろんな図鑑をそろえたり、いろんな場所に連れて行ったりしましたが、「電車・車・恐竜・昆虫」など、いわゆる「男の子らしい」と言われるものにハマることはありませんでした。

小さくてかわいいカタツムリを手のひらに乗せたときなど、カッチーン!とそのまんまの姿勢で固まっていたくらいです。

息子が大好きだった「野球」に関しては、私が応援することができませんでした。
▼詳細は別記事に……


宿題バトルもたくさんしました


公文式あるある、「プリントしなさい」バトルは数え切れないほどやりました。

算数教室(*)の宿題も自主的にやらなかったため、毎週末にバトル。
私のイライラを見かねた夫が、息子に付き添うようになったほどです。
(*)小2まで親子で授業を受ける教室でした。

夫が契約してきた進学塾に通い始めてからは、私は宿題について口を出すことを辞めました。
すると、塾から電話がかかってくるんですよね。
「息子さんが宿題を自分で丸つけしてきています。お母さんがやってください」

息子が通塾の直前に答えを写しているような状態では、私が丸つけをするなんて、無理でした。

「私に丸つけができるタイミングで宿題をしていないので、それは難しいです。息子がやる宿題ですので、私にはどうしようもできません」
そんな回答をしたような記憶があります。

中高生のときは、長期休みの終盤に答えを写す息子に何度か言いました。
「宿題って何のためにあるのかな?時間がもったいなくない?」

学校の面談では
「あなたはもっとできるはず」
なんて先生に言われたりもしましたが……

私は、息子がやる気になるのを待った……つもり……です。

息子からすれば、
「あれこれ、言ってきてたやん!」
って言うことでしょう。

というのも私、
「これ、読んでみたら?」
なんて、息子がやる気になりそうな記事のプリントアウトを渡していたからです、笑。

やりたいことをちゃんと見つけた息子


母子ですれ違いもいっぱいありましたが、大学進学のタイミングで、息子は「やりたいこと」をちゃーんと見つけました。

そして、塾の先生にかなり心配されながらも、現役合格。

日帰りもできる距離で大学寮に入るという息子の計画通りになりました。

よくがんばりました!

仲間に恵まれ、楽しそうに日々を過ごしている息子を見ると、幼いころから変わらないなーって思ったりもします。

妹想いで、友達が大好きで、優しくて、話題が豊富で、例え話が秀逸。

見た目は、髪の毛サラサラで「かわいい顔」から、癖っ毛・剛毛で「かっこいい顔(親の欲目こみ)」に変わりました。

成人式、久しぶりに会うお友達とお互いに誰かわかるかな?
(同じ小学校からの友達がいない中高に通いました)


もうすぐ息子の誕生日。
お祝いのお手紙を綴ろうと思っています。


私自身も母親歴20年。
よくやっています♪

あなたのドリームサポーター
御影石 千夏

▼思春期の子どもとの関係が良くなる8つの質問


▼朝、起きられなかった中学時代の記事

▼ツンデレ高校生のころの記事

▼息子の大学受験に関する記事(全6話)


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▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています
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