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「やりたいことができなかった」子どもに辛い思いをさせた結果〜欠落感から得られた天才性とは?

私はかつて「野球選手になりたい」という息子を、応援しませんでした。

上記の記事2本を読んで、
「子どもに辛い思いをさせたのに、それを正当化していいの?」
そんなふうに感じた方もいらしたかもしれません。

確かに、息子は辛い思いをしたはずです。

ですが、辛い思いと同じだけ、得られるものがあったことを私は確信しています。

欠落感の深掘りからわかる天才性


《欠落感》をいだいた8-9歳くらいまでの子どもは、必ず
1. それを補う
2. そこから逃げる
いずれかの行動をとります。

それが天才性・独自の才能の源泉です。

幼いころの記憶を辿ってみると、
「やりたかったのにできなかった」
「ほしかったのに買ってもらえなかった」
といった「なくて嫌だったこと/悲しかったこと」はありませんか?

《欠落感》を深掘りすると、今あなたが手にしている天才性が明らかになります。

*解説*
・同じ状況にあったとしても、感じる《欠落感》は人によって違います。
・同じ《欠落感》があったとしても、そこからとる行動は人によって違います。
・その行動は、長年にわたって無意識レベルで繰り返されます。
・結果として、その人独自の才能が育まれていきます。

これから、同じ状況・欠落感から3つの事例をご紹介します。
あなたの天才性を見つけるきっかけになりましたら幸いです。

◆状況
両親が共働きで、小学校から家に帰ると誰もいなかった

◆欠落感
誰かと一緒にいたいのに、いない
ひとりで家にいるのは淋しい

◆欠落感から出てきた行動
A)具体的にとった行動(当時は無意識にしていることが多い)
B)上記の行動から得られた才能
C)大人になってから役立っていること

事例① 
A)本を読んでいると淋しさを忘れる
 ➡︎ 子ども向けの本が少なかったので 親の本も読むようになった

B)読めない字があってもだんだん読めるようになった
 ➡︎ 推察力、想像力、語彙力、言語運用能力、抽象思考力

C)部分情報から全体像を把握できる、情報の引き出しが多い、応用力がある
 ➡︎ 仕事の上達が早い、クオリティが高い、上司の相談にも乗ることができる

事例②
A-共通)家にランドセルを置いてすぐに出かける
 ➡︎ 毎日誰かと遊んでいた、ひとりになることはなかった

B-1)「今日は遊べない」と言われて悲しまずにすむように 友達の習い事などの予定を把握する
  「二人で遊びたい」「みんなで遊びたい」「〇〇さんとは遊びたくない」など 友達の好みや交友関係を把握する
   友達の本音を察知して無理や我慢をさせることがない
 ➡︎ 観察力、スケジュール管理能力、洞察力、共感力、寛容さ

C-1)メンバーの特性を把握し それぞれが得意な仕事を割り当てることで 難易度の高いプロジェクトを納期内に完遂するリーダーとして活躍する

B-2)「また一緒に遊びたい」と思ってもらえるように 楽しい場を作る
 ➡︎ コミュニケーション力、創造力、共感力

C-2)「あなたと一緒に仕事がしたい」と誘われて転職するたびに活躍の幅が広がる

事例③
A)親が働いているお店に行く
 ➡︎ 親の邪魔をしないように お客さんと遊んでいた

B)年上からかわいがられる
 ➡︎ 素直、愛嬌ある、喜び上手、聴き上手、人を元気にする

C)気難しい人ともすぐに仲良くなれる、懐に飛びこむのがうまい
➡︎ 経営者に気に入られる、抜群の営業成績を誇る
 

欠落感がなければ得られなかった才能


もしも、小学校から帰ると親が出迎えてくれる家庭で育っていたら、上記のような天才性を手にすることができたでしょうか?

事例①:「大人の本を読むんじゃない」と反対されたとしたら?
    
事例②:遊びに行くたびに嫌な顔をされたり、門限が厳しかったとしたら?

事例③:親の店に遊びに行くことがなかったとしたら?

きっと事例のような行動にはつながらず、結果として才能が磨かれることはなかったでしょう。

いつも親が家にいたことが欠落感になる場合もある


どんなことに《欠落感》を感じるかは人それぞれなので、
「いつも親がいなくて淋しかった」
という人もいれば、
「いつも家にいる母親が構ってくるのが嫌だった、自由がなかった」
という人もいます。

また、自由が欠落していると感じたときに、自由を得るためにとる行動も、人それぞれです。

たとえば……

・自室に閉じこもって本を読む/ゲームをする
・たくさんの習い事をする
・何をしても口を出さない祖父母の家に行く
・全集中で母の話を聴き、母が満足したのを見計らってから、自分がやりたいことをする

こうしたことを無意識にやっているんです。
子どもって、すごいと思いませんか?

欠落感を深掘りするメリット

《欠落感》から得られた天才性は誰もがもっているのですが、それを自覚している人は多くありません。

自分にとっては当たり前のことすぎて、意識にあげることがないからです。

それをあえて言語化することで、
・自分に対する自信
・過去をまるっと愛せる寛容さ
・人に対する感謝、リスペクト
を得ることができます。

さらには、
・子どもの天才性(独自の才能)
にも目が向くようになってきます。

そして、自分とはまったく違う才能を育んでいる子どもの存在に感動し、リスペクトが生まれます。

そのリスペクトは、言葉にせずとも自然と子どもに伝わるので、親子関係までよくなってきますよ♪

すべて、私自身が体験し、実感していることです。

あなたも試してみませんか?

必ず、独自の才能が見つかります!

ご興味のある方は、「独自の才能を発掘する個別セッション」をお試しくださいね♪


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