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プレ俳句幼稚園

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幼稚園に入る前、ママと一緒に登園です。 幼稚園に慣れるかママ心配👩
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送りまぜ二輪の影を潜りゆく
おくりまぜ にりんのかげを くぐりゆく

お久しぶりです。
本日819という事で
俳句とバイクをかけてみました。

俳句の書き方完全に忘れてしまったあー

俳句幼稚園 歯が痛いの

俳句幼稚園 歯が痛いの

こっち向いてと言われても
簡単に笑顔なんてできないし。

社内報の写真を撮る。
一年目でも無いのに部署が変更なので
新人と一緒。

撮影が始まる。
ピースサインとか
なんか良く分からないポーズ。
旅行写真を持ってくる強者も。

「何処ぞのさんの番だよ」

社内報だから、制服を着て
写真を撮る。

出来上がった社内報には
つまんなさそうな顔で頬杖ついて
まるで歯が痛いみたい。
それでも若者らしく

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俳句幼稚園 消える

俳句幼稚園 消える

残業続きで疲れているけど、浜辺の横を歩く。
浜辺に降りてみようかなとした瞬間
電話音。

出るかで出ないか悩む。
下らない自慢話を聞くほど元気でも無いし。

ひっきりなしに鳴り続けるから嫌々出る。
「元気~?今日明日休みなんだけどぉ」
昼と夜程違う二人が話をしてる。

「バック買ったの~」
「今度デートだからワンピース2着買ったの~」
「着物モデルをまた頼まれちゃった~」
「前の着物モデルの時の着

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俳句幼稚園 遊郭は儚い夢

俳句幼稚園 遊郭は儚い夢

珍しく1年前のしかもnoteに投稿した内容を書く。

noteでお知り合いになった方と、名古屋遊郭ツアーに行った。

怪しい映画館は分かりやすい感じで建っている。当時は両サイドも何かしらの店はあったのかと思う。そういえばこういう映画館に入った子(女の子数名と男性数名)が言うには「多分男性しか面白くないと思う」って言い放っていたのを思い出す。

映画館の壁には勝ち虫がいる。今だ上映しているという。た

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俳句幼稚園 衣替え

俳句幼稚園 衣替え

結婚式に参列。両親と参列はこれで終了。
母の末の弟がやっと結婚したから。

兄は両親にべったり付いて回る。処世術に長けているのでお小遣いを貰うためならおべんちゃらも平気。

姉は社交性が高いので親戚の子と松の木に登って
服を汚す。母はカンカン。

自分居間の本棚からそっと本を抜き取ると
ひっそり静かな場所を探す。
小さな和室があるのでそこで壁に寄りかかって
本を読む。隣の和室がうるさい。覗くと祖母

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俳句幼稚園 血相

俳句幼稚園 血相

バブル時代には取引先のとても偉い人が
渡し切り交際費を思う存分使って
銀座のお寿司とかそういうのの
おこぼれを頂いていた。
上司も渡し切り交際費を限度まで使い切る
猛者だった。

自分は彼等の行く末を案じて
皆の様には平気で今度は料亭!とか鞄を買えとか
その手の事はしないので、逆に敷居が高い時など
お呼ばれされていた。

決算期も終わり、書類整理の予定表など
軽く書いて手順を考えていたら
珍しく自

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俳句幼稚園 ああ、そうそう

俳句幼稚園 ああ、そうそう

法事があり、親戚の家に久し振りに行くと
あれだけ贅を尽くした庭はやや荒れて
玄関の飛び石も汚れ
どうにも気が滅入る。

ぬっ、と出てきた叔父さんは
随分雰囲気が変わり
とてもとても小さくなった。

昔は仕事でかなり名をはせていたけど
その面影は潜めて
ちいさなちいさな煮豆のよう。

「どこちゃん」と呼ぶ声は少し震えているけど
元気は良く、目はしょぼしょぼしているけど
知的さは残っていた。

まだ古

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俳句幼稚園 最北端のお茶

俳句幼稚園 最北端のお茶

村上に居た頃、街中の九重園というお茶屋さんで
母はお茶を買っていた。
お茶屋さんに行くときは何故か自分も付添うのだけど
古いお店のちょっと薄暗さが心地よくて
母が話をお店の方としていても苦にならない。

店内を見ても特に特筆すべきものも無く
ただ、村上の商店街のあの落ち着いた雰囲気が
味わえるだけで充分だった。

母は恭しくお茶を受け取ると、軽く会釈をして
お店を出て、これまた街中の和菓子屋さんに

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俳句幼稚園 400円

俳句幼稚園 400円

子供心に田舎なのにヤクザがいるのが謎だった。
TVチャンネルは確か3つしか無いし、
お店もメインのせいぜい20軒が関の山で
ど田舎にどんな魅力があるのかと
謎ではあったけど、お祭りになると
どこからきたのかテキ屋が山ほど並ぶ。

山車も子供から見たら大きくてお祭りとしては
規模が大きいんじゃないかな。
地元のヤクザと言うよりお祭りだけに
やってくる、そんな感じだった。

彫物の大量で、龍とか虎とか

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俳句幼稚園 そこに居る

俳句幼稚園 そこに居る

農家が殆どの田舎に住むと、そこの人達の工夫があちこちと畑や田んぼの傍にある。
秀逸だったのが広大な田んぼの傍の用水路で大きな木が生えていて
用水路のすぐ脇に持ち込んだ縁側があった。
木陰で休めるし、水はすぐそば。
夏場は用水路のお陰で風もひんやりしていて気持ちがいい。

野山を駆け巡るタイプじゃないから、縁側で本を読んでいた。
わーわーはしゃぐ子をよそ目に本を読みながら
ぼんやり空想してという、も

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俳句幼稚園 日銭で暮らす

俳句幼稚園 日銭で暮らす

大きな花束があった。
開店の花なのかリニューアルなのか
何周年記念なのかわからない。

待ち合わせの時間にはまだ早いけど
とりあえず入る。
日差しの明るさに窓側に座る。

メニュー表を差し出されると
コーヒーの欄を見て結局ブレンドを頼む。

慣れた感じで入る男性が居た。常連客かな?なんて思ったら
「悪いね!それ取って」と指さす先には
開店祝いの花。
「え?」と言うと空いた席の椅子をずらして
花かご

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俳句幼稚園 捻り無し

俳句幼稚園 捻り無し

まだ松坂屋(只の)だった頃、
店の前の歩道を人混みが塞ぐ。
急ぐ自分は邪魔邪魔とかき分け急ぐ。

どこかでみたような
なまっ白い男性が居たけどどうでもいい。
周りの人混みに押されてぶつかり、
すみませんねと言いながら目的地に急いだ。

家に帰り
テレビを付けたら

あのぶつかった男性がいた。
ウド鈴木さんという人だった。

独活を喰みゆらり手酌の一夜かな
うどをはみ ゆらりてじゃくの ひとよかな

俳句幼稚園 名を名乗れ

俳句幼稚園 名を名乗れ

村上(新潟県)に住んで居たけど、海側じゃない方だった。
今地図を見れば海まで遠くないのに少し離れれば
山間だった。だから海辺が近いって認識は無かった。

お留守番を頼まれた。
どうしても夜に出かける事になった親はどうしよう?
答えはお留守番だった。本を読んで、帰りを待つ。
優雅なひとときだったのが

そうはいかなかった。

なんと停電?なのかヒューズが飛んだのか。真っ暗が怖くないというかあまり気に

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俳句ミステリーツアー むちゃぶりw

恋ダンスが上という・・・( 一一)ふぅ。

※注意書き

えー俳句ミステリーツアーに拉致されましたので、参加となりました。

散々悩んだ末・・
真ん中をと指名があったので自分が上の言葉から書くであろう句を
元に真ん中を作成致しますのでごゆるりとご想像ください。

それでは、ツアーバス出発!('◇')ゞ

知らないよそんなの、と思う。
実際知らないし。
あーなんか、楽しそうに踊っていたよねなんか。

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