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俳句幼稚園 捻り無し


まだ松坂屋(只の)だった頃、
店の前の歩道を人混みが塞ぐ。
急ぐ自分は邪魔邪魔とかき分け急ぐ。

どこかでみたような
なまっ白い男性が居たけどどうでもいい。
周りの人混みに押されてぶつかり、
すみませんねと言いながら目的地に急いだ。

家に帰り
テレビを付けたら

あのぶつかった男性がいた。
ウド鈴木さんという人だった。







独活を喰みゆらり手酌の一夜かな
うどをはみ ゆらりてじゃくの ひとよかな

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