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続ける!毎日掌編小説

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プロの小説家になるために毎日掌編小説を投稿します! 正確には毎日(00:00までに)必ず一つ投稿します。 もし投稿が過ぎた場合は、勉強も食事も睡眠も無しでその日に作品を5つ出しま…
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#娘

[連載短編小説]『ドァーター』第十六章

[連載短編小説]『ドァーター』第十六章

※この小説は第十六章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひ読んでください!『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓((一章ずつが短く、読みやすくしてあります。

_________登場人物紹介_________

茎崎二十二……今作、ドァーターの主人公。
茎崎乙枝……二十二の実の娘。茎崎家の長女。
茎崎巴枝……二十二の実の娘。茎崎家の末っ子。
茎崎鏡花……

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[連載短編小説]『ドァーター』第十二章

[連載短編小説]『ドァーター』第十二章

※この小説は第十一章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓((一章ずつが短く、読みやすいのでぜひ!

第十二章 抱きしめて

 選べるわけがない。
 娘を見殺しにすれば、街の1352万の人命が助かる。逆に、街を見捨てれば、娘を救うことができる。
 どうすればいいんだ。また、僕は何もしないでのうのうと生

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[連載短編小説]『ドァーター』第十一章

[連載短編小説]『ドァーター』第十一章

この小説は第十一章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓((一章ずつが短く、読みやすいのでぜひ!

第十一章 愛してやまない人

 少しだけ、水が電気で焼けたような匂いのする路地裏にいた。

「いったいどうしたんだ、急にこんなこと初めてさ。なあ、お前は何者なんだ?」月夜に輝く、金色の髪がなびいた。街灯

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[連載短編小説]『ドァーター』第十章

[連載短編小説]『ドァーター』第十章

※この小説は第十章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓

第十章 奇戦開戦
 その場はただ冷たい。照明も、壁の色合いも、床の模様も、彼女の視線ですらその奥は、とてもひんやりとしていた。
「パパ、私役に立ちたいの。巴枝を殺してしまった、これはもう取り返しのつかない私の罪。だから、少しだけでも罪滅ぼし

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[連載短編小説]『ドァーター』第八章

[連載短編小説]『ドァーター』第八章

※この小説は第八章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓

_________本編_________

第八章 死人が笑う
 一葉が家にやってきた。彼女は今までいつもフードを深く被り、素顔を決して表さなかったが、今回は違った。
 100日間娘を守り抜くという約束期限はすでに過ぎ去っており、約一年が経

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[連載短編小説]『ドァーター』第七章

[連載短編小説]『ドァーター』第七章

※この小説は第六章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
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_________本編_________

第七章 断罪
 巴枝は目覚めないまま、一年がたった。当たりどころが悪かったらしく、ずっと彼女は眠っている。君が銃で撃たれた10日後、一葉がついに会いにきた。100日の約束を達成したって、それで彼女

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[連載短編小説]『ドァーター』第六章

[連載短編小説]『ドァーター』第六章

※この小説は第六章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓

_________本編_________

第六章 制裁
 高架下に雪が積もった。君が光の底に落ちたのもこんな風が次第に強くなっていく日だった。
 あれから一年がたった。一葉との約束は果たされた。結局こんなことになったというのに。
 君は今

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[連載短編小説]『ドァーター』第五章

[連載短編小説]『ドァーター』第五章

※この小説は第五章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓

_________本編_________

第五章 見えない愛

 茎崎巴枝の最後は一人だった。ただ愛して欲しかっただけなのに、誰からも理解してもらえなかった。

 母の死去後、実の父親である二十二という男に引き取られた。その男は元囚人だっ

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[連載短編小説]『ドァーター』第四章

[連載短編小説]『ドァーター』第四章

※この小説は第四章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
『ドァーター』のマガジンのリンクはこちらです↓

_________本編_________

第四章 牢獄
 時たまに訪れる、夏の静けさが太鼓がポンと打つようにやってきた。
 早朝から巴枝と乙枝は目覚めて、元気よく階段を降りてくる。
 僕はそんな中、カレンダーに丸をつける。100日にわたる

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[連載短編小説]「ドァーター」第三章

[連載短編小説]「ドァーター」第三章

こちらは第三章です。まず、第二章以降からご一読いただいた方が、この作品をより楽しむことができます。ぜひそちらから読んでください!
第一章、第二章はこちら↓

_________本編_________

第三章 幸せ
 二人の娘たちと生活する中で、あるものを感じた。目を覚まし、階段を降りると、賑やかな光景が視界に広がる。それは紛れもない、僕が密かに閉ざしていた幸せだった。
 こんな幸せは、妻が病にか

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[連載短編小説]「ドァーター」 第二章

[連載短編小説]「ドァーター」 第二章

第二章 貝殻

※この小説は第二章です。第一章からご一読されますと、よりこの作品を楽しむことができます。ぜひお読みください!
第一章のリンクはこちらです↓

_________本編_________

 今朝、彼女から再び連絡があった。
 務所から解放されたのは三日前のことだ。それっきり一葉から連絡はなかった。僕は牢獄で初めて会った一葉から、娘の存在を知った。一葉は僕の遠い親戚だと言った。確かに名

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