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いつの間にやらそんな意味。

大学生の時、ほんといっときだけれどサーフィンにハマっていた。
若い頃ダイビングが趣味だったママンが、家族旅行で海やプールに行った時に自分も楽しめるようにと、幼稚園の頃から水泳教室に通わされていた。
通わされていたと言ったら語弊があるかもしれない。
私自身水と戯れるのが好きだったので、割と楽しく通っていた気がする。

そのおかげか、背が低く割と足が早い段階で地から離れる私でも、プールや海に対して怖いという感情は芽生えなかった。
というか、気付いたら立ち泳ぎとただ浮くというスキルがいつの間にか身についていた。なので、今でもプールや海は好きだ。

まぁ、最近はめっきりどちらにも行ってはいないのだけれど。
海に行ったとしても、ほぼ海の見える涼しいところで波の音を聴いているだけどいう感じだ。

「波乗り」という言葉を聞くと、多分ほとんどの人がサーフィンをしている誰かの映像を思い浮かべると思うのだけれど、私の仲間内では違う意味を持っている。

どんな意味なのかというと、それは「退職」という意味だ。
なぜだか分からないけれど、退職となると「波に乗ったね」というようになった。
退職しようとしている人に対しては、波待ち中と言ったり、退職したいけど退職できないでいると、今ボード作ってるとこなんていう表現をする。

誰が言い出したんだったか?
けれど、もう当たり前のように共通言語になっている。

言葉って不思議だ。

世の中での共通認識として使用される言葉の他に、内輪での共通言語がいつの間にやら生まれている。この言葉は、この意味にしようなんて誰も決めてはいないのに。ルールも決め事もなく、気づけばそこにある。

もしかしたら、世の中には「波乗り」を他の意味で使用している人達もいるかもしれない。

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