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自家製パンと私のプチ幸せ

週末の朝は家族でパンを食べる。
平日の朝は、食べない。

お氣に入りのコーヒー店で買ったコーヒーを淹れて、自家製パンを食べるのが、最近のプチ幸せな私の落ち着く時間でもある。

少し前までは、パン屋さんで買ったパンを食べることもあったけれど、今は、ほぼ毎週家でパンを作るようになった。

理由は、値上げによる購入したパンの満足度が低くなったことだと思う。

店頭でパンを持ち上げた瞬間に『軽い!』と思ってしまう。
素人の目から見ても…
イーストを増やして無理に膨らませているようにしか見えない。
具の量も少なく満足度が低い。
物価が上がっているから仕方がない。

独身の頃…
『結婚したら、絶対にパン焼き機
(当時はホームベーカリー とは言わなかったと思う?)
を買って焼きたての自家製パンを家族で食べたい!』という夢があった。
夫も理解してくれ、結婚した時にホームベーカリーを買うことを叶えてくれた。
今のホームベーカリーは3台目。

結婚前にお料理をあまりしなかった私はお料理教室に通い、そのあとにはパン教室にもしばらく通った。
楽しくなって、師範コースまで通った。
(結婚して引越しをしたけれど、引越しをした隣県にも同じ学校があったので、転校手続きをして通った。)
ふんわりと柔らかくなったきれいな生地を見るのも触るのも好き。
パン作りはとても楽しい。
本当は、売られているようなひとつひとつ手で丸めて整形したお惣菜パンを焼きたい。
今は、仕事で疲れてしまい氣力が追いつかない。
体力と氣力、時間のある土曜日には、翌朝の朝用にあんこやクリームチーズ、コーンやシーチキンとチーズ、くるみやレーズンなどの具入れて自分で整形したパンを焼く。
全てをホームベーカリーに任せるより、少しでも手で触れた (こねた)パンはやはり美味しい。

仕事を辞めて私がしたいことは…
きれいに片付いた部屋でパンやケーキ作りを丁寧にすることかもしれない。

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