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#小学校
産休に入って、1番したいこと。
ついに、産休に入った。
毎年この時期は、さあそろそろ2学期が始まるぞ、と気を引き締める時期なのに、それがないなんてまだ夏休みが延長されているような不思議な気分だ。
約1か月前にあった終業式は、明日から夏休み!と1年で最も開放感に溢れた喜ばしい日のはずなのに、目の前の子どもたちと会えるのも、もしかしたらこれが最後かもしれない、と考えると無性にさみしいような悲しいような気持ちになった。
まるで、
卒業式、斜め前の先生の涙が美しいと思った。
つい先日、わたしの勤める小学校で卒業式があった。
卒業生の新たな門出を祝うかのごとく、春の日差しが温かな日だった。
何度も練習したように、1人1人、ゆっくりと体育館の壇上にあがる卒業生たち。
担任により名前を呼ばれると返事をし、卒業証書を受け取って礼をし、またゆっくりと階段を降りてゆく。
卒業生である6年生へどんな思いを抱くかは、これまでの彼らとの関係性によると言える。
わたしはというと、
先生短歌、詠んでみた。
わたしがエッセイを投稿しているからか、noteで親しくさせてもらってる方々は、圧倒的にエッセイを書かれる方が多い。
そしてその中には、俳句や短歌を嗜む方もちらほら。
文学フリマでも、素敵な俳句集があったので思わず手に取ってしまった。
そんな方々にちょっぴり感化され、わたしもノートのすみっこに半年くらい前から短歌を書き連ねている。
5.7.5.7.7と制限があるからこそ、広がる世界。そこに情景
継がれゆく、言葉と本。
「そういえばさ、もう読まん本あるんやけど、いる?」
あれは確か、わたしが小学校の先生として働き始めた2年目くらいの秋だったか。
久しぶりに会って、授業のことや子どもたちのことなど、仕事の話題に花を咲かせていた折にふと、Dさんがそう尋ねてくれた。
Dさんとは、大学生のころから親交のある人生の先輩。
ショートカットがよく似合う、やんちゃざかりの息子くん二人を育てる、ママ先生である。
敬愛の意を