マガジンのカバー画像

gogo台北

849
台北生活で見聞きして、感じたこと。
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

台湾在住作家の片倉さんとの対談で米粉湯(bí-hún-thng)について話しました。

台湾在住作家の片倉さんとの対談で米粉湯(bí-hún-thng)について話しました。

https://www.youtube.com/watch?v=F2TxeZI7Dj8 

 新北市新店光明街の「勇伯米粉湯 (ióng-peh bí-hún-thng:イォンペッビィフントゥン)」で食べた米粉湯(bí-hún-thng:ビィフントゥン)や豆干糋(tāu-koann-chìnn:タウコアチィ) 、粉肝(hún-koann:フンコア)、頭骨肉(thâu-kut-bah:タウクッバァッ

もっとみる
台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で米篩目(米苔目)と海山醬、甜辣醬について話しました。

台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で米篩目(米苔目)と海山醬、甜辣醬について話しました。

 https://www.youtube.com/watch?v=FF8K9iBZjn4

 今回は米篩目(mí-chhî-muk / bí-thai-ba'k) /米篩粄(mí-chhî-pán)=米苔目について話しました。米篩目(米苔目)の作り方は先に水に浸けて柔らかくしておいたインディカ米を臼で挽いたり、ミキサーにかけたりして液状にしたものに圧力をかけ脱水させ、粄脆(pán

もっとみる
僕は今、台北市内の小学校夜間部3年生。

僕は今、台北市内の小学校夜間部3年生。

 僕は今、小学校夜間部の3年生だ。担任の先生は夜間部の教師歴が10年以上あるそうだ。先生は日中は同じ小学校で一般小学生の先生をしている。今、3年前に夜間部で教えていて、今は来なくなったイタリア人の息子が昼の一般クラスにいて、自分が担任をしていると言っていた。偶然親子に教えたことになる。2、3年前、僕のクラスにはイタリア人、フィリピン人、ネパール人、チベット人、韓国人、中国人もいた。今は台湾人女性が

もっとみる
台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で意麵と沙茶醬について話しました。

台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で意麵と沙茶醬について話しました。

意麵(イーミィ)・汕頭麵(ソアタウミィ)・沙茶(沙嗲=サァテェ)
 意麵(ì-mī =イーミィ)はアヒルの卵、または鶏の卵が練り込んであり、かんすい(鹹水、鹸水) が使われた麵です。麵生地に機械で圧力をかけて成形する関係で、波打ったような形のものや、 真っ直ぐで平べったい形のものがあります。色は黄色いものと少し黄味がかったグレー色のものがあり、保存しやすくするために意

もっとみる
台湾新北市蘆洲区内の屋台の蚵炱(ô-te)

台湾新北市蘆洲区内の屋台の蚵炱(ô-te)

 先週、新北市蘆洲区内の屋台で買った蚵炱(ô-te/殼仔炱:khok-á-te)を食べた時、海豬仔肉(hái-ti-á-bah=イルカ肉)の味がしたので、今週も同じ屋台で買って、作る作業をずっと見ていた。牡蠣だけでなく肉の塊のようなものも入れたので、「それ何?」と聞いた。すると「肉!」と言うので、「豬肉?イルカ肉じゃないの?」と聞いたら「南部だと使うけど、うちは豚肉で代用している!」という答えが帰

もっとみる
昨晩、台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で、摵仔麵(切仔麵)について話しました。

昨晩、台湾在住作家の片倉佳史さんとの対談で、摵仔麵(切仔麵)について話しました。

昨晩も台湾在住作家の片倉佳史さんと対談しました。

「摵仔麵」の起源は中国福建省、広東省一帯であり、先に東南アジアへ伝わり、 その後に台湾へ入ってきたらしいです。七分目ぐらいに茹でた油麵 (iû-mī : イウミィ ) をニラやモヤシと一緒に、持ち手が付いていて底が少し深いザルに入 れ、沸騰したお湯の中で数回上下に振動させます。台湾語での名称「摵仔麵」の摵 (chhe'k : チェッ ) はこの動

もっとみる