53組

昭和53年生まれの二人の男がギターを奏で歌う 音楽をただ楽しむ、おじさん二人のアコース…

53組

昭和53年生まれの二人の男がギターを奏で歌う 音楽をただ楽しむ、おじさん二人のアコースティックデュオ 東京のどこかで、大きなギターキッズが遊ぶさまを記録するnote 約束などしない、不定期更新 公式SNS各種 https://lit.link/53kumi

マガジン

  • 53組の演奏

    53組のYouTube動画をご紹介。 ノリエックスが53組の好きなところを語るマガジン。

  • チバドンノウエポン紹介

    【愛用楽器紹介】 チャオ、チバドンです。 埼玉の田舎で育ちましたが猿から人間に生まれかわりたく都内に住んで20年!結局猿を満喫してます。 ギターはハートで弾くモンです。 私のウエポンを紹介します。

  • 現代寺坂概論

    53組のメインボーカルである「テラキュウ」こと「寺坂トモヒロ」。音楽ど素人であるノリエックスが「言葉」や「パフォーマンス」を中心にその存在自体を紐解くマガジン。タイトルをどこかで聞いたことがある人は黙っておくように。

記事一覧

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魚のあたまで/テラサカトモヒロ

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闇に浮かぶメロディー/テラサカトモヒロ

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「寺坂トモヒロ」作詞・作曲のオリジナル曲 緩やかなギターで始まり、ささやくように歌い出す 綺麗なメロディに乗る言葉は、目に映るような情景 「嗚呼、旅立ちとかくだ…

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電脳の意志/53組

電脳の意志/53組

1978年、昭和53年
僕は生まれた

同じ年に生まれた二人の男が、動き始めた。

アコースティックギターを鳴らし、声高に歌う。

アコースティックデュオ
「53組」
テラキュウとチバドン

ボーカルである「テラキュウ」は、過去ぼくが囚われた「テラサカトモヒロ」の音楽の作り主だ。

そんな彼の楽曲を中心に、おじさん二人が音を楽しんでいる。

40代の大人が、無邪気に遊ぶ。

使用エレガット:Mar

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FIRST LIVE

FIRST LIVE

2024年2月4日 日曜日 
板橋区大山にあるダボスタジオにて、53組として初めてのLIVEが行われた。

開場前から待つ人もチラホラとおり、会場へ入れば椅子が用意された空間が見る間に埋まっていく。
後ろからは「前に詰めてくださーい」と声が上がり、立ち見客までいる様子だった。

ザワザワとした中ステージに現れたのは、YouTube画面で見たままの2人。

無音の中で始まるのはテラキュウの「BOHE

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FIRST LIVE ノウエポン

FIRST LIVE ノウエポン

最初3曲弾いたギターがJames Tyler。
個人的に美味しい音がするのとネックの触り心地がエロすぎて欲情しちゃいます。所謂スペオキです。

最後2曲はエピフォンのフライグVをドロップDチューニングで使用。
見た目は1番カッコイイのに弾きにくさは誰にも負けない変な奴。だからこそ変則チューニングで使います。

隠し味にマダムでございますで使ったエフェクターのFAZZ。写真家で陶芸家で中板在中の中澤

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サクラサカズ/53組

サクラサカズ/53組

寺坂トモヒロ 作詞・作曲 オリジナル曲

お花見も規制されたこんな時代。
眠れば見える、花吹雪さえ感じるアコーステックなアレンジ。

お初のギターは美しいフォルムのレスポール。
たった2本のギターで織りなす、53組の春の景色。

テラキュウ使用ギター:ギブソンJ50
チバドン使用ギター:レスポールGT56モデル
Special Weapon:E bow

「サクラサカズ」

この歌を始めて聴いたの

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勝手に、ボーカル理論

勝手に、ボーカル理論

【ボーカルの基本】

声を出す時、高音は下を向いて歌う。
そうすると脳天から突き抜けるイメージがつきます。
顎あげちゃうと、喉が閉まるから。

低音は逆に、顎上げる。
下を向くと喉に力が入るから。

喉への負担がなくなるから、喉に遊びができて色々出来ます。

私の持論ですが。

Writing by テラキュウ

《利用者の声》
カラオケで、音域広がった気がする~(個人の意見です/NORiX)

BANZY/53組

BANZY/53組

そのタイトルは「バンジー」

寺坂トモヒロ 作詞・作曲のオリジナル曲

16年前に生まれ、ライブ会場を沸かせた名曲がアコースティックに生まれ変わり満を持しての登場だ。

バンド形式のライブではトリに演奏されることも多く、サビの部分では会場全体がシャウトし
両掌を空に掲げて、大きく手拍子をした。

汗だくでギターを手放しステージから観客をあおりまくる、そんなロックなナンバーだった。

チバドン使用ギ

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世界が終わるまでは(cover)

世界が終わるまでは(cover)

53組初のカバー曲は「世界が終わるまでは/WANDS」

1994年に発売されたこの曲は「スラムダンク」という伝説のアニメの主題歌だ。
昭和53年生まれの僕らにとっては、言わずと知れた名曲である。

テラキュウの声で公に歌われるカバー曲はもしかして、初めてではないだろうか。

チバドン使用エレガット:Martinez

特筆すべきは、オリジナル曲とは異なるその歌い方だ。

テラキュウのどこか少年ぽ

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ウェポン No.1  Martinez

ウェポン No.1 Martinez

53組 チバドン使用エレガット(右):Martinez

ガットギターのことは詳しくないけど弾きやすくてコスパもいい。

魚のあたまで/テラサカトモヒロ

魚のあたまで/テラサカトモヒロ

2003年 CD化された曲の一つでもある「魚のあたまで」
タイトル表記は気まぐれで「あたま」の部分は漢字になったりひらがなだったり。

当時この曲はテラサカトモヒロの代表曲でもありライブでも多く演奏され、ラジオ出演時などでも演奏されていた。

ファンの間でも人気が高く、ギターのカッコ良さなんかからも評価の高い1曲だったように思う。

けれど、25歳当時の僕はこの歌を「ヘビロテリスト」から外していた

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魚の頭/53組

魚の頭/53組

寺坂トモヒロ 作詞・作曲のオリジナル曲

この演奏に関して、僕が何かを語ること自体が野暮じゃなかと思う。

とにかくその目で、耳で感じてほしい。

テラキュウ使用ギター: ギブソンJ50

チバドン使用ギター:ファンダージャパン ストラトキャスター

【Free talk】BGM作:masumi chiba ドロップDチューニングのリフ 

四角い液晶の中では納まりきらないほど、感情豊かにギターを

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闇に浮かぶメロディー/テラサカトモヒロ

闇に浮かぶメロディー/テラサカトモヒロ

2006年か2007年ごろの曲になるのだろうか
世に出回ることはなかったけれど、今ようやく聴くことができた

とあるライブで弾き語る歌

キレイなメロディーに世紀末のような情景

少し前に甲本ヒロトが近頃の音楽を
「歌詞をね、文字を追いすぎてるような気が、ちょっとだけするよね。ちょっとだけね」
と、言って話題になったりしていた。

文字を追いかけてその裏っ側を知りたがる僕は、音楽脳ってかっこいいな

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テラサカトモヒロという男

テラサカトモヒロという男

24歳ぐらいの頃だったと思う。
当時、交際していた幼馴染が

「すごいやつがいるから見てよ」

と言うので、慣れない東京の街のライブハウスを訪れた。
爆音と好みにならない音楽に疲れたころ、その「すごいやつ」が舞台に立った。

無言のままに演奏に入る。
そのライブパフォーマンスに僕は息をのんだ。

爆音で聞き取りづらいはずの歌詞が、気持ちいいほど僕には届いたのだ。
耳障りの良い高音が、ロックなメロデ

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扉/53組

扉/53組

「寺坂トモヒロ」作詞・作曲のオリジナル曲

緩やかなギターで始まり、ささやくように歌い出す
綺麗なメロディに乗る言葉は、目に映るような情景

「嗚呼、旅立ちとかくだらないから。ここにいればいい。」

思えば懐かしい。寺坂トモヒロの世界観だ。

テラキュウ使用ギター:Gibson J50
チバドン使用ギター:Crews EG-1500C

サビに入り、途端に感情をこめて歌うのは

「汝(なんじ)の羽

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