銀河フェニックス物語 こぼれ話 其の壱
銀河フェニックス物語をお楽しみいただくため、ツイッターにつぶやいたことなど備忘録的にまとめていきます。
物語の解説なのでネタバレ要素を含みます。先に本編をお読みになることを推奨いたします。
第二十九話までのあらすじ
新年から『銀河フェニックス物語』を知った人のために、去年一年分のあらすじをまとめてみました。一分で読めます。自分で作っておいて言うのもなんですが、53万字が一分で読めると言うのも、少々悲しい気分です・・・
第一話「永世中立星の叛乱」
20年11月7日のつぶやき →第一話の特徴
裏話を紹介していきます。【第一話①】なんせ第一話なので、登場人物やフェニックス号などいろんな説明が盛り込まれてます。永世中立星を舞台にすることで、世界観を伝えようと工夫したつもりですが、わかりました?
物語の主要人物が最初からきっちり登場しているのも特徴です。
現在、二十二話「地球人のディナー」を連載中ですが、これまでのところ第一話が一番長いんですよね
20年11月8日のつぶやき →物語の大事なシーンが第一話に
【第一話②】物語の大事なシーンが出てきます。レイターがティリーの目の前で犯人を射殺する場面です。これが、今後の恋の展開に大きな影響を与えるんです
20年11月9日のつぶやき →レイターの好物
【第一話③】銃で撃たれてもプリンを食べればすぐに元気になる。とにかくプリンが好物。母親が作ってくれたプリンが忘れられない。マザコンなところは現在連載中の第二十三話「気まぐれな音楽の女神」にも出てきます
20年11月11日のつぶやき →第一話の見どころ
【第一話④】「心の痛みに効く痛み止めはないぜ」って言う、手負いの壁ドンの場面が実は好き。
ケガをはたいたり、銃を向け合ったり、レイターとアーサーが絡むシーンが第一話はふんだんにでてきます。バディものという意識はありまして
20年12月17日のつぶやき →2020年の思い出話
もう、いくつ寝るとお正月? 毎日更新の一年連続まであと2週間。いけそうな気がします。ことしの1月1日は第二話「緑の森の闇の向こうに」からスタートしました。つまり、銀河フェニックス物語は、第二話から読み始めても大丈夫なのです
第一話「永世中立星の叛乱」をアップしたのは、第十五話「虹の後にも雨は降る」の後の6月26日から。日々の連載の裏で、第一話を書いては直しを繰り返し、気がつくと連載から半年が経っていました
第一話「永世中立星の叛乱」は8月19日まで長期連載し、その翌日から第十六話「永世中立星の誕生祭」をスタートさせました。第一話の一年後の続編なので、ここに間に合ってよかった。この辺りからカラーイラストがちょこちょこ混ざってきます
2020年 銀河フェニックス物語のデータ
20年12月31日のつぶやき → 2020年 一年間のまとめ
『銀河フェニックス物語』の一年間のデータです
掲載先: note
更新日数: 366日連続投稿
公開中の記事数: 423記事
物語文字数: 53万6113文字
話数:<出会い編>29話 <少年編>1話 <番外編>1話
登場人物: 70人
20年10月31日のつぶやき →ハロウィンなので
仮装ではありません。自宅にある服ですが何か
うそつくな。帽子は百均で買っただろ、あんた
「貴様、見ていたのか」
(シュッ。剣を抜く音)
「はん、どこからでもかかってきやがれ」
「ほーほほほ。わたしの魔術で面白いことになってきたわね」
ティリーの元カレ アンドレの話
21年2月7日のつぶやき →ティリーの元カレ アンドレの話
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」に出てくる予定は無いけれど、ティリーの元カレのアンドレ描いてみた。これまでに何度も回想では出てきている
第三話「レースを観るならココ!と言われて」
”学生時代、故郷のアンタレスで、彼氏と一緒によくテレビでS1を見た。無敗の貴公子の連勝にわたしはいつも大はしゃぎした。
遠距離で自然消滅した彼氏も今このレースを見ているだろうか。”
第十一話「S1を制す者は星空を制す」
”彼氏や男の子たちとS1レースを観ては船の話で花を咲かせた。
エースはクロノス社の御曹司で専務だ。同じ会社に入社したら会えるかも知れない。
親にも彼氏にも内緒でエントリーシートを送った。”
”地元アンタレスの研究所に就職が決まっていた彼氏は寂しそうだった。
「エースの近くで活躍しておいで、僕は待ってるよ」
わたしには出来過ぎた彼氏だった。”
第十二話「恋バナが咲き乱れる頃」
”「アンタレスにいた頃は彼氏いたんです」
「へぇ、物好きがいたもんだ」
レイターが茶化す。
「あなたとは正反対。真面目で優しくて生徒会長、テニス部のキャプテンで文句なしの彼氏だったわ」”
第二十七話「ガールズトークは止まらない」
「向こうから告られたのよ。つき合ってくださいって」
「生徒会長も務める立派な彼氏だっけ」
わたしには出来過ぎの元カレ。
「紳士的なところが、ちょっとエースに似てたのよね」
”「才能にあぐらをかかず真面目で努力家、っていうストイックな性格が、エースと似ててわたしの好みってこと」
彼は決してエースの代わりじゃなかった。刺激はなかったけれど、楽しい時を過ごした。 ”
21年2月11日のつぶやき →ティリーの元カレとテニスの話
元カレのアンドレとテニスで戦うお話。のためにイラストを描いてみた。いつお披露目できるかは不明ですが・・・
レイターは名門ハイスクールの元バスケ部で、弱小サッカーチームのメンバー。運動神経は子どもの頃から抜群によい。
21年2月13日のつぶやき →バレンタインデー前日
第二十話「バレンタインとフェアトレード」を読み返したら、ここにも元カレが出ていた。
”そして、彼氏(今では元カレ)に渡しただろう。
彼は宇宙船が好きで、いつも一緒にS1レースを観た。
三千リルは、学生にはちょっと高いけれど、手が届かないほどじゃない。”
<出会い編>第三十四話「愛しい人のための船」
21年4月25日のつぶやき →第三十三話からの時間
第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」の直後から物語は始まります。語り手はティリーの友人ベル。
21年4月26日のつぶやき →大展開について
ね、きょうの連載、大展開だったでしょ。会社員にとって異動は突然やってきて、人生を大きく変えますから。あり得ないっ、て思うことも起きますから。
「厄病神の船で出張に出かけて事件に巻き込まれるというパターンだったのに、役員室へ異動したらどうなっちゃうのよ」
「そんなこと俺が知るかよ」
「船にも乗せてくれないし。距離が離れるばっかりじゃないの」
「フン」
という物語の大展開なのです
21年4月29日のつぶやき →笑いが足りていない
近ごろ物語に笑いが少ない気がする。そこで気がついた。漫才の相方のアーサーの出番がないからだ。三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」が3月上旬に終わって、<少年編>での出番はあったけれど、その後はリアルの出演がない。
代わりに、というと変だけれど三十二話「キャスト交代でお食事を」からはフェルナンドが登場している。まだ、レイターの相手をするには突っ込みが足りないのか。
21年5月5日のつぶやき →ラストシーンのこと
きょう最終回の第三十四話「愛しい人のための船」はラストシーンとタイトルが先に浮かんだ物語
逆算して三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」へつなげていきました
<出会い編>第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」
21年3月21日のつぶやき →物語のスタートにあたって
明日から連載の第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」の見出し画像を先行公開します。さて、第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でちょっと近づき、第三十二話「キャスト交代でお食事を」で論点整理をした二人の関係が、思わぬ方向へ進み始めます
21年3月22日のつぶやき →第三十二話からの時間経過
さあ、きょうから新連載「宇宙に花火が打ち上がる」がスタートしました。第三十二話「キャスト交代でお食事を」からそんなに時間は経過していません
21年3月22日のつぶやき →第十一話「S1を制す者は星空を制す」との関係
去年の7月に連載したのがこちら第十一話「S1を制す者は星空を制す」今回の新連載と絡んでいます
よく見たら第十一話のまとめ読み版を作ったのが7月で本編は5月に一カ月近く連載してました。推しのエースの衝撃的な秘密を知ってしまったティリー、それでも憧れは続くよどこまでも・・・
第十一話、久しぶりに読み返してしまった。白黒のイラストをカラー化できなくもないけれど、これはこれで味があるような。レイターのパイロットレーサーとしての優秀さがよくわかる。<会社員編>にもつながる物語
21年4月2日のつぶやき →第十一話「S1を制す者は星空を制す」との関係②
ティリーがクロノスに就職を決めたエピソードも入った第十一話「S1を制す者は星空を制す」。クリスさんとの出会いもあって、今回の物語とかなりリンクしてますね。
21年4月4日のつぶやき →第十一話「S1を制す者は星空を制す」との関係③
高卒新入社員のレイターとちょっと丸顔な大学生のエース。二人のバトルは第十一話「S1を制す者は星空を制す」で描いてます。時代的には<会社員編>ですね。
21年3月22日のつぶやき →<会社員編>について
<会社員編>の話はまだ一作も公表していないけれど、ベンチャー企業のスチュワートとの出会いとか、広報のコーデリア姉さんや、サッパちゃんなどが登場する楽しい営業マン時代の物語。いつか、お目見えする日までお楽しみに・・・
21年3月22日のつぶやき →クリスさんについて
久しぶりにクリスさんが登場。
ティリーは気がついていないけど、第二十四話「展覧会へようこそ」にもクリスさんは出てきて「休みたい? 冗談だろ。こんな大事に日に。手当から引くぞ」とレイターを一蹴してます
21年3月22日のつぶやき →SSショーの会場
“巨大な球体の人工衛星がその会場だった。
表面は広告パネルになっていて、各社のプロモーション映像がチカチカと光っている。”
きょうの連載は説明が多いのよね
”色とりどりな各社のパビリオンが連なっているのが見えた。巨大テーマパークといった様相だ。”
私の中では、モーターショーとテーマパークが合体したような会場のイメージなんですけど、伝わりましたでしょうかね
21年3月23日のつぶやき →悪いことして金儲け
”「闇の品はもうあらかたさばけたと聞いたぞ。随分稼いだそうじゃないか」この人、また悪いことしてお金儲けしていたんだ”
前にティリーの前で悪いことをしていたのは第十七話「懺悔と贖罪、そして寛容」ちょっと変わったこのお話には訳がありまして…
21年3月23日のつぶやき →見出し画像の製作ペース
「銀河フェニックス物語絵巻 二之巻」に第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」の見出し画像を追加しました。このところ短編が多かったから、みるみる増えてます。今年に入って13枚って。週一ペースですよ。すごくないですか。ステイホームのせいだわ
21年3月24日のつぶやき →給与の話
“制服姿のレイターが立っていた。ちゃんと髪の毛をまとめて、ネクタイをきちんと締めて、背筋がぴんと伸びている。『よそいきレイター』だ。”
”「今回のバイト代もおそらく一週間で一千万リルは下らないでしょうね」
「一千万リル?」
わたしの年収の倍以上だ”
為替レートは1リル=1円です。
ティリーは大手メーカー営業職の入社二年目。歩合制が導入されてます。成績はそこそこ。給与の男女差はありません
21年3月24日のつぶやき →よそいきレイターの話
よそいきレイターが初めて登場したのは第十六話「永世中立星の誕生祭」で大統領夫人アドゥールを警護。恋人の死がテーマになっているのでフローラのことを知ってから読み返すと新たな発見があるお話。
よそいきレイターが活躍する第二十四話「展覧会へようこそ」
”あの時、俺はこのカレンダーを見ながらアリオロンへの亡命を希望した。アリオロンのテレビでやってた連ドラは面白かった"というところは<少年編>の予告になってます。いつかお楽しみに
21年3月25日のつぶやき →利子付けて返してくれ、の話
“「『裏将軍』ちょっと顔貸して欲しいんだ」
「あん?」
レイターが間の抜けた声を出す。『裏将軍』は飛ばし屋時代のレイターの呼び名だ
「利子つけて返してくれるんだろな」”
「ちょっと顔貸してくるさ。あいつの顔じゃ、利子付けて返してもらってもいらねぇけどな」
レイターは似たようなことを<ハイスクール編>でも言ってます。
21年3月25日のつぶやき →裏将軍時代の話
“「俺は五年前、ギャラクシー・フェニックスが遠征してバトルに来た時、本人をこの目で見たんだ、裏将軍は凄腕だったが俺よりチビだった」”
21年3月27日のつぶやき →裏将軍時代の話 アレグロのこと
“ 六年前、俺のことを『裏将軍』と名付けたのがアレグロだった。大富豪ハサム一族の次男坊。
当時もアレグロは大学生だった。お下がりの服をもらっていたことを思いだす。
『裏将軍』の生みの親、アレグロ登場。名門大学を留年し続けてます。
レイターの身長が一気に伸びて着る服がなくなり、アレグロの服をもらってました。って話は<裏将軍編>で。
”正規の手続きを踏んで敷地ごと借り切ってやがる。いいよな、カネのある奴は、とレイターはうらやましく思った。”
これはもちろんアレグロのことを言っています。
“「バブさんは苦手だ」
ぼそりとアレグロは言った。
小言を言わないと気がすまない将軍家侍従頭の顔を思い出し、レイターは苦笑した。
「ま、そうだな」”
ハイスクールを中退して、月の御屋敷を出たレイターは風の設計士団の老師やアレグロの別荘などを転々と暮らした後、クロノスに就職。会社員の一年はまた月の御屋敷で生活してます
21年3月28日のつぶやき →裏将軍時代の話 ヘレンのこと
“懐かしい名前に俺は少なからず動揺した。
「そうだ『裏将軍』の正室『御台所』だ。あいつが今も現役の飛ばし屋をやっていることは知ってるだろ」”
御台所のヘレンです。裏将軍の正室です。これってどういう意味でしょうか。実はこれまでにもヘレンの話はでてきてるんです。
年末に連載した第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」で、レイターの親友ロッキーがヘレンについて語っています。第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」を読むのにちょっと大事なやりとり。
21年4月2日のつぶやき →レイターとレースを観た日付の考察
「先月のレースは大変でしたね」
わたしは話題を変えた「スタートでぶつけられてしまったからね」
「でも、挽回されたのは流石です。接触の影響でブースターの調子がよくなかったんですよね」
「よくわかったね」
「レイターがそう言ってたんです」
っていつのレースだろう。第三十話「修理のお礼は料理です」では、”エース・ギリアムは危なげなく優勝した。”となっているから、これではない
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」立てこもり事件の前か後か
第三十二話「キャスト交代でお食事を」を読むと、立てこもり事件の後、ティリーはレイターをかなり意識しているから、普通に二人でレースを見ていたとすると、事件の前なのかなぁ。と考察。
21年4月3日のつぶやき →アーサーの予言について
”「僕が、君とつきあいたいと言ったら?」
「え?」
エースの言っている意味がわからなかった。今だってお食事に付き合っている。でも、多分、そういう意味じゃない。あり得ない。『無敗の貴公子』がわたしに告白している。”という今日の連載
“ティリーさんは宇宙船レーサー『無敗の貴公子』エース・ギリアムの熱狂的ファンで、この三人の微妙な三角関係も見どころですね。”とアーサーがずっと昔から予言してました
21年4月5日のつぶやき →フェルナンドの忠告について
第三十二話「キャスト交代でお食事を」ときょうのフェルナンドの台詞はリンクしてるのです
「人生は何が起こるかわからない。だから、レイターさんは、ティリーさんと、つきあってしまえばよかったのに」って
「そんなにティリーさんのことが好きなら、つきあっちゃえばいいじゃないですか。自分の心に正直に生きないと、あとで後悔することになっても知りませんからね」ってフェルナンドが忠告してる
“「どうしてエース専務とのバトル受けなかったんですか?」
「俺が勝っちまうからに決まってるだろが」
「そうしたら専務は手を引くんですよ。その方がいいじゃないですか」
「エースが手を引こうが引くまいが関係ねぇよ、決めるのはティリーさんだ」”
というレイターの隠れた優しさを「どうせ、わたしのことなんてバトル以下」と当のティリーは気付かない。フェルナンドだけが知っています
21年4月7日のつぶやき →若かりしヘレンの話
ヘレンのことは去年末の連載の第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」の中でレイターの友人ロッキーの回想として出てきます。覚えてますか?ヘレンとロッキーはレイターを介して知り合いです。これを読み直せば、レイターとヘレンの関係がわかります
18歳の頃のヘレン。レイターの世話焼き女房をやってました。今よりちょっとかわいい。元はネル星系でクリムゾンローズという女性飛ばし屋レディースのリーダーでした。レイターにバトルで負けてギャラクシーフェニックスの傘下に。
21年4月8日のつぶやき →ティリーが目撃したキス
“えっ? 思わず息が止まりそうだった。
レイターがキスをしていた。
あいさつにしては随分と濃厚な・・・。”
ティリーは、これまでにレイターと女性のキスを少なくとも三回、目にしています。どれも濃厚で目のやり場に困っています。
一回目。ハイジャックされた豪華客船で、アンドロイドのキョウコとのキス。
実は、解毒剤の投入だったことはティリーは知らない。
二回目。第十一話でレースクイーンのジェニファーとのキス。口移しで薬物が混入した水を飲ませていたことをティリーは後で知ります
そして、今日の連載が三回目ですが、その前に将軍家へ行った時に、フローラとレイターの結婚式のキスの写真を見ている可能性がありますね。
21年4月9日のつぶやき →ギャラクシーフェニックスの解散
“自分の免許が欲しい。それだけのために総長だったレイターは、敵対していた警察の提案に一瞬で乗り、組織の解散を決めた。”
懐かしの第四話「朱に交わって赤くなって」でレイター自身が語ってます
「飛ばし屋をやめたら俺の仮免を本免にする、って取引を警察に持ちかけられたのさ。警察もこれ以上ギャラクシー・フェニックスが力を持ったらヤバイって思ったんだろ」
エリオットの声に怒気が含まれていた。
「あんた、警察と取引して、それで仲間を売ったのか?」
レイターが寂しそうな顔をした。
「そうだな。銀河一の操縦士には免許が必要なのさ」
レイターから良心の呵責が感じられる一節
21年4月9日のつぶやき →裏将軍の身長
“「とぼけるな。ヘレンが、いや御台が表に出て大変なことになっとる。裏将軍はそこに、フェニックス号に隠れてるってわけか」
「裏将軍はチビなんだろ? 残念だな、俺じゃねぇよ」”
”「本人をこの目で見たんだ、裏将軍は凄腕だったが俺よりチビだった」
「うるさい。チビって言うな」
レイターが不機嫌そうな顔でエリオットの頭を小突いた”
他人にチビと言われるとレイターは不機嫌になります。第四話「朱に交わって赤くなって」
「久しぶりね。あなた、あたしより随分と背が高くなった」
ヘレンとレイターは同い年。背の低い男子に気がついたら身長を抜かれていて、上を向いてキスする時にドキドキしてしまうお話は<裏将軍編>で。
裏将軍時代はヘレンの方が背が高かったから、普通にレイターの肩に手や肘を置いていました。その習慣で六年ぶりに肘を置こうとしたら、レイターの背が伸びてて実はこれまたドキドキしてるわけですよ。姉さんは。
21年4月10日のつぶやき →アレグロの趣味
“「まさか、裏将軍勅令が出たのか?六年前みたいに・・・」
クリスが目を丸くし言葉を失くした。”
当時、十七歳のレイター。死ぬより怖い裏将軍の制裁。
これは将軍ではなく帝のイメージですけど、着物の柄は同じ。
裏将軍の側近でプロデューサー、大富豪で永遠の大学生アレグロ・ハサムの趣味。ヘルメットには真っ赤な火の鳥が描かれている。
当時、十七歳のレイター。死ぬより怖い裏将軍の制裁。
21年4月10日のつぶやき →フェルナンドの性分
『裏将軍は御台所と寄りを戻したんですか?』
「・・・・・・」
これも無視か。
『このままだと、ティリーさんは側室ということに?』
レイターさんが僕を怖い顔でにらんだ。
「あんた、殺されてぇのか」
“ 警護対象者と恋に落ち、皇宮警備を追い出されてから三年。彼女も今では結婚して、王妃となっている。”
恋愛で人生を棒に振った僕、と自虐的なフェルナンドは、他人の恋が気になってしまうのですよね。
21年4月11日のつぶやき →万年大学生アレグロのこと
“こいつは変わったな。
あの頃は、割れたガラスみたいだった。不用意に触ればこちらもケガをする。
裏将軍による「死ぬより怖い制裁」は、警察の摘発より恐れられていた”
今は、鞘に入ったナイフのようだ。致命傷を負わせる凄みを、きちんと制御している。
”あれから、変わってないのは俺だけか。”
と分析続けるアレグロ。いくら留年しても寄付金が入ってくるので大学側は何も言わない。
レイターは「俺はあんたと違って普通の社会人やってんだよ」と本気で思ってる。
21年4月11日のつぶやき →クリスさんのこと
“四十を過ぎているクリスは巨体に似合わないかわいい顔をして笑った。
レイターがクリスと初めて会ったのは十年前。
あのころクリスは銀河警察の警備部にいた。”
と第十一話「S1を制す者は星空を制す」でレイターとクリスの関係が記されています
”その後、人事異動で管理職への辞令が出たとき、「やっぱり現場だな」と言って躊躇無く警察を辞め『銀総』に引き抜かれた。
昔から腕の立つ男だった。
昔から巨体で、そしてレイターは十年経っても彼の身長を追い超すことはできなかった。”
21年4月11日のつぶやき →裏将軍と将軍家
”クリスさん訪問の背後に、レイターの後見人である将軍家の意向があったことは後から聞いた”
裏将軍のレイターが警察に逮捕されては、将軍家に悪影響を与えると考えたアーサーがクリスに入れ知恵したというエピソードは<裏将軍編>で。
髪を伸ばしかけた18歳のアーサー。妹のフローラを失い、故郷インタレスの風習を引き継ぐことを決意。髪を切るのを止めたのでした。って話もいつかどこかで・・・
21年4月11日のつぶやき →老師のこと
“こいつは風の設計士団の老師が跡継ぎにしたがったほど、船の設計もできるからな”
アレグロとレイターの出会いは老師が縁です。という話が<裏将軍編>の第一話、多分。
老師の話は第九話「風の設計士団って何者よ?」で出てきます。
「老師が俺に『設計士になったら弟子を名乗ってもいい』と言ったのさ。けど、俺は設計士にならなかった。だから俺は老師の弟子じゃない」
大事な謎のキャラクターです
「生きてんのかね、あのじいさん。最後に会ったのはこの船をみてもらった時だから、結構前だし」さらっと重要な話です。
将軍家を出て、老師のもとでバイトしてアレグロと出会って裏将軍になり、アーサーの策略で将軍家へ戻されてクロノスに就職、と。
21年4月12日のつぶやき →広報担当コーデリア課長のこと
“「弊社の社員が、立てこもり事件に巻き込まれましたが、無事救出されました。ご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます」”
立てこもり事件に続き、広報課長も大変です
広報のコーデリアさんが最初に出てきたのは第十二話「恋バナが咲き乱れる時」将軍家のアーサーとチャムールの恋愛報道ですね。「そっか、レイターは『月の御屋敷』でアーサー殿下と一緒に暮らしていたものね」とレイターとも仲がいい。
21年4月15日のつぶやき →デザイナー キラ・センダードのこと
“「その服はちょっと大人っぽすぎないかい」
「キラ・センダードは憧れのブランドなんですけど・・・」
「ティリーがもう少し大人になったら、僕が買ってあげるよ」
「滅相もありません」”
デザイナーのキラ・センダードは第二十話「バレンタインとフェアトレード」で出てきます。
”高級ブランドのキラ・センダードは、エシカルファッションに力を入れていたんだ”
性別不明のデザイナー。絵にも描けない美しさなので描くことができません。
21年4月16日のつぶやき →天才的なスリの才能について
”クリスは思い出した。
そうだ、こいつは天才的なスリの才能があるんだった。”
ということが第十七話「懺悔と贖罪、そして寛容」にも載ってます
“クリスはレイターと初めて会った時のことを思いだした。
こいつ、船泥棒の腕も相変わらず鮮やかだな。レンタル料金を後で支払わねば。”
十二歳の頃の写真をめぐる第十八話でのクリスさんとレイターの会話。
「手配犯の写真は、持ち歩かないとな」
「俺は手配かけられてねぇぞ。参考人だ。消去してやる」
レイターは携帯を勝手に操作し、写真を消していた。
第一話でフレッドとの会話
レイターは作業の手を止めずに答える。
「子供の頃から俺に盗めなかった車はねぇよ」
「自慢することかね」
レイターがくるりと後部座席に振り向いた。
「じゃあ、あんた降りろ。このままだと窃盗の共犯だぜ」
そして壁ドンへ
「一点の曇りもない人間なんていやしねぇ」
ダンッとレイターは右手でわたしの後ろの壁に手をついた
「フレッドのバカはそこがわかってねぇから腹が立つんだ。他人の汚れた手のおかげで生きてるくせに自分は清廉潔白だと思ってやがる」
21年4月17日のつぶやき →主要キャラが出てこない日
主要キャラが一人も出てこない回は、473回の連載で初めて。イラストをどうしようか悩みました
21年4月16日のつぶやき →六年前のヘレンとクリス
“御台所のヘレン・ベルベロッタか。彼女の姿を見るのは六年ぶりだ。あの頃、俺は警察官だった。
必死に大人のふりをしていた少女は、落ち着いた大人の女性に成長していた”
当時ヘレンとレイターは同い年の十七歳。ネル星系は十六で免許が取れるので、ヘレンは免許を持っているけれどレイターは無免状態。という状況のところへギャラクシーフェニックスを解散したら免許をやる、とクリス警部が交渉にやってきたというお話。
21年4月24日のつぶやき →最終回を迎えて
さて、第三十三話が最終回を迎えました。
2020年1月1日から480日連続投稿です。物語は70万文字を超えました。
次の目標は
・500日連続投稿
大型連休、お出かけできないから、いけそうな気がします。
本にしたら7巻ぐらいまできたんでしょうかね。
<出会い編>第三十二話「キャスト交代でお食事を」
21年3月16日のつぶやき →物語のスタートにあたって
あすからの連載、<少年編>のヌイの話にしようか、どうしようか悩んだ結果。<出会い編>に戻ることにしました。第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」の続きです。
立てこもり事件に巻き込まれたティリーをレイターが救出。
”レイターの胸の鼓動が聞こえる。手に力を入れて戦闘服を抱きしめる。ここから離れたくない。
やべぇ。かわいすぎる。”
ってその瞬間は、お互い思ったんですけどね
”自分の知らない心を、妬みが映し出す。怖い。わたしはぎゅっと目をつむった。”
ってフローラに嫉妬する自分を受け入れられないところで第三十一話が終わりました。そして第三十二話「キャスト交代でお食事を(仮題)」へ。見出し画像を先行公開です
21年3月17日のつぶやき →語り手について
ちょっと珍しいパターン。ティリーの友人ベルの語りから始まります。
21年3月17日のつぶやき →第三十一話からの時間経過
“ ヨマ星系で立てこもり事件にあってから、ティリーの様子がおかしい。レイターのことを意識してる。”
第三十一話からそんなに時間が経っていないことがわかる発言です。
21年3月18日のつぶやき →第一話との関係
“「俺は、ティリーさんの目の前で、人を撃ち殺したことがある」
ティリーさんの初めての出張。俺は、狙撃犯を射殺した。”
という、きょう更新したやりとりが第一話「永世中立星の叛乱」とつながってます
21年3月18日のつぶやき →特命諜報部員になったきっかけ
“「お前、父上のために働かないか?」
特命諜報部の隠密班を受け持つことになったアーサーの申し出を、俺は悩むことなく受け入れた。”
コネで入ったクロノスを辞めた後の話ですね
コネで入社したのに1年でクロノスを辞めてしまったので、レイターは将軍に負い目があり、そこをアーサーが利用したとも言えましょう。<会社員編>か<フリーランス編>で出てくるお話。
21年3月18日のつぶやき →深い仲の女友だち
“俺は特定の女性とはつきあわねぇ。そのことを了解した上での、深い仲の女友だちはいる。いつ死んでもいい楽しい毎日。それ以上、俺が人生に求めるものは何もねぇ。
深い仲の女友だちって、誰?どういう関係なのよ?
いや、まだこのキャラ登場してませんから・・・。
21年3月18日のつぶやき →ハイスクール編・少年編との関係
“リアルな感触が、俺の幸せな記憶を上書きしそうになる。”
フローラとの幸せを感じながら、今の物語を読んでほしくて、<ハイスクール編>を並行して公開しているわけですが、時制がいったりきたりしてわかりにくいかな
“これまでに俺は、何人殺しただろう。
もともと褒められた育ちじゃねぇし、戦地でも随分と活躍して、暗殺協定にも躊躇しなかった。”って言うレイターの過去に触れてもらいたいと思って<少年編>をこの前に持ってきたんですけどね
21年3月18日のつぶやき →見出し画像と本編イラスト
見出し画像は長髪フェルナンドです。
髪の毛縛ったフェルナンドとよそいきレイターが似てて紛らわしいので、長髪のイラストに差し替えたという経緯がありまして、間違い探しみたいになってます
普通にお店で食事をする世界。マスクしないで会話をするのが当たり前の世界。物語の日常と、現実世界が乖離していく。
21年3月18日のつぶやき →このところの連載回数について
さて、第三十二話「キャスト交代でお食事を」もあと2回で終わります。二組のカップルが、相手を変えて夕飯を食べてるだけの話、と言ってしまうと身も蓋もないのだけれど
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」は一か月を超える連載でした。
その次に<ハイスクール編>「早い者勝ちの世界」が連載5回
続く<少年編>「一に練習、二に訓練」が連載3回
現在連載中の第三十二話「キャスト交代でお食事を」が連載5回の予定と、短編が続いたので、次はまた一か月連載を目指そうかと
21年3月20日のつぶやき →最終回について
“反射的に答えが浮かんだ。
好き。レイターのことが好き。
なのに、「好き」と言語化すると違和感が背中を走った。好きか嫌いかで、簡単に切り分けることはできないのだ。”
”立てこもり事件に巻き込まれたわたしを、助けに来てくれた時のレイターの腕の感触が蘇る。あれは、どこへ分類すればいいのだろう。”
という第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」の出来事と裏で結びついているのが第一話だというのがきょうのお話
”五感のすべてに、くっきりと焼き付いている記憶。わたしを守ってくれるレイターが、他の人を傷つけ命を奪う。”
第一話「永世中立星の叛乱」でのトラウマ。
そのことをレイターもわかっていることがベルとの会話から明らかになる今回の第三十二話。
21年3月20日のつぶやき →フェルナンドについて
“嘘ではない。今、愛する人はいない。
警護対象者と恋に落ち、皇宮警備を追い出されてから三年。彼女も今では結婚して、王妃となっている。”
フェルナンドの不祥事は隠蔽されてますが、隠し事だって許せると宣言するベルの一途な恋の行方はどうなる? それはまた、別の物語をお楽しみに。
21年3月20日のつぶやき →最終回について
第三十二話はあしたで最終回。
レイターとティリーの間に横たわる問題をあらためて整理するための物語、という感じですね。
21年3月21日のつぶやき →最終回について②
あっという間に最終回迎えちゃいました。第三十二話「キャスト交代でお食事を」斜めの関係だから本音がちらりと覗けます。
21年3月21日のつぶやき →第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」の予告
“「自分の心に正直に生きないと、あとで後悔することになっても知りませんからね」
「あんたは後悔してねぇってことかよ」
痛いところをきれいに突いてくる”
明日からは第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」がスタートします。
「あとで後悔することになっても知りませんからね」というフェルナンドの台詞がフラグになっていることは誰も知りません
明日から連載の第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」の見出し画像を先行公開します。さて、第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でちょっと近づき、第三十二話「キャスト交代でお食事を」で論点整理をした二人の関係が、思わぬ方向へ進み始めます
“人生は、いつ何が起こるかわからない。
きょうと同じ明日がくる保証はないのに、大切なことを先送りしてしまう。
人は今を生きることしかできない、というのに。”
少年編 「一に練習、二に訓練」
21年3月14日のつぶやき →物語のスタートにあたり
さあ、新連載。<少年編>「一に練習、二に訓練」がスタートしました。レイターとアーサー、二人は12歳。まだ、出会ってそんなに経ってはいません。短いので、あさってには最終回の予定です。どうぞお楽しみください
本日から始まった「一に練習、二に訓練」は、これまで銀河フェニックス物語に触れたことが無い方でも、問題なくお読みいただけますので、この機会に、ぜひどうぞ。
21年3月14日のつぶやき →バルダンについて
<出会い編>第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」で大人になったレイターが言ってます。
”ガキの頃にはアーサーと乗ってた戦艦アレクサンドリア号で、格闘技の基礎をバルダンに習った。「一に練習、二に訓練」が口癖だ”
”俺は、慌てて手を引っ込めた。危ねぇ。バルダンの奴、俺の指をつかもうとした。
「ふむ、訓練は怠っていないようだな」
バルダンは鼻で笑った。指をつかむだけで人を殺せる男。今の一瞬で俺は脇の下に汗をかいた。”
“バルダンは管理職になった今でも全く衰えてねぇ。昔と変わらず訓練を積んでるな
「じゃあ、俺が教えた通りしっかり働けよ」
「アイアイサー。あんたも張り切り過ぎて、腰痛めるなよ」”
第三十一話で大人になったレイターとバルダンの会話がありますが、
少年編での二人のやりとりと似た雰囲気で再現されていた、ってことはお宅でなければ気付かないですね
「あとで訓練場へ来い」
「アイアイサー!」
レイターは大げさに敬礼をした
21年3月14日のつぶやき →物語の時期について
「一に練習、二に訓練」のお話は、レイターとアーサーが買い出しに出かけて、ひったくりに遭う<少年編>「流通の星の空の下」より後の物語です。
「銀河フェニックス物語 こぼれ話」によると「流通の星の空の下」が少年編の第三話で、第四話が戦闘機訓練の話だから「一に練習、二に訓練」は第五話か六話。自分で考えた設定を忘れた時には「こぼれ話」を検索。私には役立つ記事なんですけどね
「流通の星の空の下」がレイターとアーサーの二人が出会って、一カ月後なので、「一に練習、二に訓練」はそのすぐ後というイメージ。
”レイターと初めて遭遇した時、僕が彼に蹴りを入れたことを、彼は今も根に持っている。”
21年3月14日のつぶやき →二人の部屋について
“今朝も、起き掛けに二段ベッドの上から飛びかかってきた。
「うぉりゃあ」将軍家の僕は、子供の頃から戦闘格闘技を続けている。軽く読み切ってかわした。”
レイターとアーサーは同室で暮らしています
21年3月14日のつぶやき →二人の年について
レイターとアーサーは同い年ですが、誕生日はアーサーの方が早いです。
<少年編>第二話「花咲く理論武装」で
”私がアレクサンドリア号に乗って月を離れた四年前。
わたしが十二歳、フローラが十歳だった。”とアーサーが言ってるからこの兄妹は二つ違い
フローラがレイターと結婚式を挙げたのが16歳の誕生日。レイターは17歳でまだ免許がなかった。アーサーは18歳になっていたのかな。
21年3月14日のつぶやき →レイターの免許
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でレイターが妬む話が出てきます。
”あいつには限定解除免許が与えられて、俺には免許が無かった。あいつは毎日船で出勤し、俺は宇宙に行くことすらできなかった”
アーサーには12歳から免許が与えられてました。
第四話「朱に交わって赤くなって」で「あの頃、無免だったから」という飛ばし屋の裏将軍時代の話がでてきます。22歳のレイターが5年前の話、と言ってるから17歳。フローラの死後、将軍家を出て免許が解禁される18歳まで裏将軍をやっていたわけです
いや違う。”飛ばし屋をやめたら俺の仮免を本免にする、って取引を警察に持ちかけられたのさ”ってことは、18歳より前に免許を取得してるな。で、チビだった裏将軍の背が一気に伸びて、18歳で将軍家のコネでクロノスに入社する。
21年3月15日のつぶやき →マフィアのお話
“「ダグんとこにいたら、銃ぐらい撃てねぇと」
老舗マフィアで『裏社会の帝王』ダグ・グレゴリー。”
きょうの連載ででてきたダグの名前。これまでにもちらほら登場してます
<少年編>「流通の星の空の下」
『銀河一の操縦士』になりたい、というレイターの技術は思った以上に高い。
マフィアのダグ・グレゴリーを乗せて船を操縦していた、と言うのは本当だな。
「悔しいが、俺は師匠のカーペンターの飛ばしに追いつけてねぇ」
と第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でチラリと出てきたレイターの師匠カーペンターはダグ・グレゴリーのお抱え操縦士、という話はここで初出
<出会い編>第二十六話「将軍家の鷹狩り」でのフェルナンドとの会話。
「レイターさんは、ご両親を早くに亡くして苦労されたはずで、それなのに美食家というのは・・・」
「近所に一流好きの金持ちがいてさ、そいつの家でよく飯を喰わしてもらってたんだ」
「その家というは、ダグぐっ・・・」
「フェルナンド、ここのパンはうめぇぞ」
カウンターから身を乗り出したレイターは、フェルナンドさんの口にパンを突っ込んだ。
再読するとダグ・グレゴリーのことだとわかるんです。読み返してみてください。
<ハイスクール編>第一話「転校生は将軍家?!」
「お前って、本物のマフィアみたいだな」
「えっ」
オレの言葉にあいつがギクッと動揺したのがわかった。
マフィアとの関係を隠しているのにロッキーに見抜かれてレイターはあせっていたのですよね
<出会い編>第十七話 懺悔と贖罪、そして寛容
裏社会では、グレゴリーファミリーという巨大マフィアが牛耳っていて、そこに所属しない独立系がどれほど大変か、ということと、それでも自分はやり遂げた。って話ばかりだ。
マフィア情勢がここに・・
21年3月16日のつぶやき →最終回にあたって
こちらの<少年編>マガジンで「一に練習、二に訓練」をまとめて一気にお読みいただけます。レイターが戦艦アレクサンドリア号に乗る前の過去について少々触れているのがこのお話の役割でして
また、悩んでいる。明日の最終回の後、<出会い編>へ戻るか<少年編>の次の話へ行くか。
<少年編>の次の話は、バルダンと同室のイケメン暗号通信士が出てきてレイターにギターを教えるというお話。
<出会い編>第十三話「人生にトラブルはつきものだけど」で、レイターがプロ並みな弾き語りを披露で来たわけがわかります
第二十三話「気まぐれな音楽の女神」でアーサーが言っていた
「レイターの耳は、混線した通信も聞き分けることができたからね。音階暗号譜が解読できて、重宝したよ」
というお話につながる話ですが、ちょっと長い予定なのよね。
この見出し画像を作ったから、早く使ってみたい、っていう思いもあります
イケメン暗号通信士ヌイ軍曹。バルダン軍曹とはハイスクールの同級生で軽音楽部のプリンスでした。格闘技部で連覇していたバルダンとは当時お互い顔は知っているという関係。二人の部屋へレイターがやってきて、というお話は本題からはずれていくのよね
ハイスクール編 第九話「早い者勝ちの世界」
21年3月9日のつぶやき →第八話から第九話に変更
ということで<ハイスクール編>です。きのうは第八話と予告したのに今日になったら第九話に変更です。行き当たりばったりですね。
第八話に別のお話を入れたくなったのでした。
物語が生き物なので、と言い訳。
突如わたしの中で浮上した<ハイスクール編>第八話は短編。第九話のあとに時系列を無視して公開する? 楽しくなってきた
語り手はこの人、ジョン・プーさんです。
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」を読んだ方は、どういうシーンの話なのか想像がつくと思います。そうです、あの話です。お付き合いくださいませ。
21年3月9日のつぶやき →第七話から時間経過の話
<ハイスクール編>第九話「早い者勝ちの世界」は第七話「愛しき妹のために・・・」からそんなに時間は経っていません。題名も決まっていない第八話はあっという間のお話なので
21年3月10日のつぶやき →まとめ読み版の話
<ハイスクール編>は当分まとめ読み版を作らないので、初回から読むにはマガジンのご利用がお薦め
21年3月10日のつぶやき →以心伝心の話
“時々レイターは、隣に座る彼女と目を見合わせてにっこりと笑った。おそらく二人の間で、過去に同じ話題をしたことがあるのだろう。視線だけで二人が通じあっているのがわかる。”
“「おいおい、何なんだよ」
レイターとフローラは目を見合わせてにっこり笑った。
指示語で以心伝心、って長年連れ添った夫婦かよ。”
と前にロッキーも思ってた
21年3月11日のつぶやき →あれから10年の話
非日常の衝撃を、日常はゆっくりと飲み込んでならしていく。非日常な毎日を送るレイターだから、ティリーの日常性の強靭さが見えている。
「だから、真っ当で強い」と。
そんなことを思う今日。#あれから10年
21年3月11日のつぶやき →マルガニ係数の話
“「マルガニ係数の中の虚数について、この数式では破綻しています」
がしっと脳みそをつかまれて、投げ飛ばされた。”
「恋の始まりに理由はないって。それはきっと、マルガニ係数の指数並にわからないことなんだ」と三十一話『恋の嫉妬と仕事の妬み』でジョンがマルガニ係数を難解なことに例えた背景には、バローネ理論とフローラをめぐる物語があったからなのです
21年3月12日のつぶやき →サパライアン教授の話
サパライアン教授、ってあの人ですか?
そうです、あの人です。
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でジョン・プーの代わりに記者会見したクロノス社研究所所長です。
「ジョン・プライアントと私は、彼が学生時代からのつきあいでしてぇ」
特徴的なダミ声で、所長が語り始めた。
サッパちゃんは実はえらい人。今ではクロノスの副社長です。宇宙船お宅のレイターが情報量で負けて悔しがるほどの宇宙船通。
21年3月13日のつぶやき →レイターとフローラの話
“大人になったら、俺は銀河一の操縦士、フローラは花屋になるんだ。そんで、俺たち、銀河中で花を売りまくる予定なのさ。そのために、燃費のいい船が欲しいんだ。”
二人の未来がわかっているから、切ない。
「たった一週間だったが、フローラは俺の家族だった」
居場所を失くしたレイターは、まだ、彷徨っている
”そうすると俺がしばらく忘れてた幸福感、って奴が忍び寄ってくる。この満たされた感じ。フローラと過ごした日々と同じような・・・。”
年末に公開した第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」の中で、実はこの膝枕のイラストを使ってるんですよね。
21年3月13日のつぶやき →アーサーとフローラの話
“「私も感謝している」
妹の生きた証が、彼の手によって社会に還元された。
レイターはベランダの外を見た。庭園から花の香りが漂ってきた。”
“「学問は机上だけではなく、人々の生活を豊かにするためにあることを、あなたなら体現できます。これはわたしの希望です」
凛とした強い覚悟のようなものが伝わってくる。”
この天才である、兄と妹の関係も辛いの。
“この広い宇宙で、高知能民族インタレスの記憶を継いでいるのは、お兄さまとわたしの二人だけ。お兄さまを悲しませることはできない。”
二人しか見えない世界にレイターが踏み込んできちゃったというわけです
そして、早すぎる結婚式の意味をレイターだけが知らない。
アーサーはレイターに知らせるべきだと進言したけれどフローラの意向で伝えられなかった。ってことを今もレイターは引きずっていることが第二十八話「放蕩息子と孝行息子」からわかる
フローラの方がかわいいと思ってしまうだけだ。自分にシスターコンプレックスの傾向があることは否定しない。母が亡くなって高知能民族インタレス人の血を引くものは私とフローラしかいなくなった。妹と最新の論文を読み込む時間は至福の時だった。
番外編でアーサーはシスコンを自認してます。
で、突如浮かんだ<ハイスクール編>第八話というのはレイターに嫉妬する自分に苛立つ16歳の天才少年。というストーリー。
21年3月13日のつぶやき →あす公開する物語のお話
<ハイスクール編>第九話「早い者勝ちの世界」が最終回となり、次はどこへいくか。
見出し画像がVOL.8になっていることに今気がついた。突如思いついた第八話は、くすりと笑える短編。
ティリーがフローラに嫉妬する自分に気付く<出会い編>第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」の続き、<出会い編>」第三十二話「キャスト交代でお食事を(仮題)」に戻るというのが当初の予定
もっと自由に飛んじゃおうかな<少年編>へ。第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」で出てきた、バルダン隊長が登場するお話へ
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」
21年2月6日のつぶやき →第三十話からの時間経過
第三十話「修理のお礼は料理です」でティリーが二日酔いになってから第三十一話でフェニックス号に乗るまでの間はそんなに時間は経ってません。
21年2月5日のつぶやき →ジョンとサブリナ
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」は後輩サブリナとジョン・プーの恋物語でもあります
”「僕にも好きな女性がいるんだ」
破壊力を持った一言だった。
ぬいぐるみの様なジョン先輩は性別を超越したところがある。”
第十二話「恋バナが咲き乱れる頃」まで話はさかのぼります。この発言の「好きな女性」というのがサブリナです。
そして、サブリナとジョンの仲の良さは、第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」に記されているわけですが・・・
第十二話と第二十五話という二つの『静』のお話に共通の物語が隠れているのです。
それを第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」の次に連載したいと考えてます。という一か月先の予告
21年2月5日のつぶやき →クロノス社営業部のおさらい
ティリーとベルは営業企画課。上にフレッド先輩。
後輩のサブリナは法人営業課。同じ課にアディブ先輩がいて、フレッドとアディブとレイターは同期。
レイターは高卒入社なのでフレッドより年齢は4つ若い
21年2月8日のつぶやき →第三十一話の語り手
キービジュアル、という程のものではありませんが、この3人(左からレイター、ティリー、サブリナ)の視点で第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」は物語が進んでいきます。
21年2月11日のつぶやき →アーサーとカルロス
“カルロスは頭の回転は悪くねぇ。何と言っても天才軍師アーサーの影武者だからな。”
二人似てる? カルロスの方が目が大きい。変装時にはかつらをかぶるの?
ちなみに第二十八話「放蕩息子と孝行息子」に出てきたアレック少将は将軍ジャックの元秘書官で影武者やってました。そんな縁で、生まれた時から知っている少年アーサーを戦艦アレクサンドリア号で面倒を見るよう押し付けられたという経緯があります
21年2月12日のつぶやき →バルダン隊長について
きょう登場したバルダン隊長は重要人物。なので色塗ってます。
バルダン軍曹は少年編でこのあと出てくる主要キャラ。
”ガキの頃にはアーサーと乗ってた戦艦アレクサンドリア号で、格闘技の基礎をバルダンに習った。「一に練習、二に訓練」が口癖だ。”
レイター曰く「指をつかむだけで人を殺せる男」
設定ではレイターとアーサーが12歳の時にバルダンは28歳。アーサーが少尉でバルダンが軍曹。階級を気にせず、二人の面倒をよく見る兄貴でした。
少年編で二人と一緒に戦艦アレクサンドリアに乗っていたのが白兵戦部隊所属のバルダン隊長。当時のレイターはいつもボコボコにされていました。ところが、バルダンの弱点をつかんだレイターがある日・・・、という少年編のお話、楽しそうです。
21年2月12日のつぶやき →アーサーの登場
大人のアーサーが回想シーンではなく登場したのは、今日がことし初。ネゴシエーターのアーサー・ブラウンに変装してます。
アーサー・ブラウンが最初に登場したのは第五話「今度はハイジャックですって?!」
銀河航空のアーサー・ブラウン一等航海士。ハイジャックされた豪華宇宙客船の交代操縦士として出てきました。
第七話「真っ赤な魔法使いはパズルもお得意」ではクロノス社の冴えない調査部員、アーサー・ブラウン。
21年2月13日のつぶやき →アディブ先輩について
“よくこんな時に契約のことを笑顔で話す余裕がある。いつも思っていたけれど、アディブ先輩は普通じゃない。”
サブリナの想像通り、この人は普通じゃありません
第二十話「バレンタインとフェアトレード」を読めばわかります。ART Streetの公式トレス素材使って描いてます。
21年2月17日のつぶやき →ティリーの地元アンタレスの太陽信仰
“わたしにはバチが当たったんだ。
厄病神の船で出かけて、サブリナの契約がうまくいかなければいい、なんてことを願ったからだ。”
ティリーの出身アンタレスでは太陽神を信仰しています。
「行いの書」が悪いと太陽の炎で焼かれるとされ、真面目な気質が醸成されているのです。
殺人は一番罪が重いとされていて、独自の軍隊も持たず、銃の所持も禁止されています。対局にあるのがレイターの存在なのでした。
21年2月17日のつぶやき →ティリーの両親
“故郷の両親の顔が浮かんだ。パパ、ママ、ごめんなさい。”
「ティリーさんの親父さんとお袋さんは?」
「アンタレスにいるわよ。父は普通の公務員。母は昔学校の先生で、今はボランティアで近所の子どもたちに勉強を教えたりしているわ。わたしは一人娘だから、二人で暮らしてる」
という会話が第十三話にある
ティリーのママとパパ。こんな感じで、初お目見え。ティリーと同じぐらい、いやそれ以上に真面目な両親。娘がアンタレス星系から出ていくことはあり得ないと思っていた
第十一話「S1を制す者は星空を制す」
父親は猛反対した。アンタレスから遠く離れたソラ系に一人娘をやれるか、と。そんな父親とのやりとりの中でわたしは気がついた。クロノスで働きたい。母は「やりたいことなら頑張りなさい」と背中を押してくれた。
第六話「アステロイドと美味しいご飯」
わたしの故郷アンタレスは、独自の軍を持たない代わりに連邦軍が駐留している。
父は軍隊があるから戦争するんだ、と、幼いわたしを連れてよく「駐留反対」のデモへでかけた
第二十八話「放蕩息子と孝行息子」
わたしの故郷アンタレスに軍はない。
父は連邦軍の駐留に反対する運動をしていた。将軍に恨みがあるわけではないけれど、父だったらどうしただろうか。
21年2月19日のつぶやき →サパライアン所長について
またまたおじさん登場。
ティリーと一緒に人質になっているバッハさん。
立てこもり犯のワトキンス。
そして、クロノス研究所のサパライアン所長です。
サパライアン所長は主要キャラなので、色を塗ってみました。まとめ読み版だけ差し替え
サパライアン所長は、レイターも驚く宇宙船お宅。レイターはサッパちゃんと呼んでいて<少年編>からのつきあいです。ちょっと若いサッパちゃん
21年2月19日のつぶやき →キンドレール賞について
“世界的権威のキンドレール賞だって、狙えるかも知れない。ジョンにとっては、この先の人生がかかった大事な日だ、というのに。”
”「お前が超難問と言うから作ってみたんだ。これが解ければキンドレール数学賞が取れるレベルだな」キンドレール賞って世界最高峰の数学賞だ。 ”
キンドレール賞の話は時々出てきます。第七話「真っ赤な魔法使いはパズルもお得意」では数学賞が
第十二話「恋バナが咲き乱れる頃」では
”チャムールって権威あるキンドレール物理学賞を取ったスレンドバーグ教授の孫だったんだ。”と物理学賞が。
チャムールの祖父の物理学賞受賞時の記者会見については番外編で出てきます。
キンドレール賞には文学賞や平和賞もあります。銀河フェニックス物語の世界のノーベル賞、ということですね
”セントクーリエは超難関有名私立校。ジョン先輩のような研究者のほか、政治家、高級官僚、企業トップといったエリートを生み出す学校で、権威あるキンドレール賞の受賞者を一番多く輩出している。”
第二十五話にはこんな記述もありましたね
21年2月20日のつぶやき →60万文字を超えた話
「銀河フェニックス物語」2020年1月1日からnoteで毎日更新。第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」を連載中。現在60万字を超えました。源氏物語の100万文字目指してます
21年2月21日 →ライネッツ・スチュワートについて
ちょっと面白い人がサブリナの回想シーンで登場しました。ベンチャー企業の若き経営者、ライネッツ・スチュワート氏。この物語の重要キャラですが、ここまであまり出てきませんね
第八話「唇よ熱く営業トークを語れ」でティリーが新型船をスチュワートに売り込みに行きます。レイターがクロノスの社員だったころからの知り合い、ということは<会社員編>で出てくるキャラクターなのです。
第十話「愛しい人が待つ場所で」ではレイターがスチュワートの整備工場でS1機を整備したという話が出てきます。チーム・スチュワートの中にはレイターのことをスチュワートと仲のいいフリーの整備士、と勘違いしている人もいるのです
第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」で、サブリナがS1レースを観ながら、自社のクロノスではなく、スチュワートを応援している場面がでてきます。その理由がきょうの連載で明かされました。
スチュワート社は若者の人気企業。入社試験は一風変わっていて難しいのですが、サブリナは優秀なので内定をもらいました。が、そこを蹴って時価総額の高い安定メーカーに就職したというわけですね。
わたしの好きなシーン。第八話で秘書でアンドロイドのメリーアンがフェニックス号の側面を思いっきり蹴って帰っていくところ。
レイターが驚いてメリーアンが蹴った船のボディをなでていた。
「メリーアンの野郎、船に傷がついたらどうすんだよ!」
21年2月24日 →連載とまとめ読み版の話
この第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」には三人の話し手がいます。話し手が変わると、時間も遡り同じシーンを繰り返しているので、連載だとわかりにくいかも知れません。そんな時は、まとめ読み版を読んでもらえたらと思います
一方で、今日の連載をどこで切るか。結構、楽しんで考えています
例えば、18回の最後、『とどめを刺すため、力を入れる。その時、』で終わっていますが、
19回の冒頭『「レイター、殺すな」アーサーの声が耳の無線機から聞こえた。』までいれようか、どうしようか悩みました。
ネタばらしをしないほうが楽しめるんじゃないかと、今の形に収まった訳です
とはいえ、ツイッターでこうしたこぼれ話的な感想を書いているとネタバレしてますよね。週末の方がアクセスが多いから、まとめて読んでいるが人いると思うのですが、ごめんなさい
毎日の連載って、どのくらいが読みやすいのでしょうか? 文字数がばらつきすぎないように1000字~2000字の間で調整していますが、一年を超えて、毎日1000文字書くのも結構大変なんですけどね
21年2月26日 →目を閉じたティリーと開いたティリー
きょうの連載ではティリーは目を閉じてます。大晦日に投稿した予告イラストでは目を開けてる。我に返ったティリー。やっとここまで来ました。
21年2月26日 →まとめ読み版③について
きょうもティリー、レイター、サブリナと三人の視点で話が進みます。時間も空間もいったりきたりですけど、ご容赦ください
物語はもうクライマックス! なのになぜ、きょうになって、まとめ読み版③をわたしが作ったのか
まとめ読み版②が 1万7,000文字を超えたのは理由の一つ。
まとめ読み版は1万字を超えたあたりで、分冊してきました。そのぐらいが読みやすいのでは、と勝手に思って
立てこもり犯は捕まりましたが、このお話はまだ続きます。犯人が捕まった後に、名探偵がなぞ解きをするイメージなのです。え? ミステリーでもないのに
21年2月27日 →逃避行動
物語の執筆に行き詰ってイラストを手直ししてる。逃避行動。いや、ここから二人の会話が生まれてくるはずだ。「話が進まなくてごめんね」「バーカ、人生に無駄何てねぇだろが」「でも、毎日更新できなくなっちゃう」「嫌ならやるしかねぇだろ」って
レイターはお姫様抱っこをしたかったから、残念だったに違いない
ちょっと楽しそうなお姫様抱っこイラスト
21年2月28日 →雰囲気が違うティリー
向きと雰囲気がちょっと違うティリーを描いてみた。さっそく本編で使おうっと
21年3月2日 →3月になりました
3月になりましたね。
2020年1月1日からの毎日更新が、1年2か月まできました。公開中の記事数は495。あと5日で500記事になる計算。
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」が終わったら、<ハイスクール編>の第八話へいきたいな
21年3月3日 →バルダンについて
“「あいつのことはガキの頃から知ってますが、いい奴です。面倒なところはありますが、目をつむって、つきあってやってください」
これは恋愛ではなく一般的につきあうと言う意味だ。”
いや、普通に二人のこの様子を見て、彼氏として付き合うのに面倒なところはあるがいい奴です、ってバルダンはアピールしたんですけどね。レイターにとって年の離れた兄貴みたいなもんでして、いろいろ心配しているのですよ
後ろでアーサーが笑っているのもポイントです。バルダンが、この年になってもレイターの世話を焼いている、と苦笑しているのです。12歳から15歳まで、レイターと同じ船で暮らしたので、家族みたいなところがあります
21年3月4日 →連載から1か月
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」は2月4日の連載開始からきょうで1か月。29回まで来ました。終わりそうで終わらないこの物語。20回で特殊部隊が突入して、22回には犯人が逮捕。それから一週間経ってもまだ続いてます・・・
妬ましいお話がたんまり出てきました。ティリーが有能なサブリナに嫉妬。ワトキンスが優秀なロットリンダに嫉妬。ジョンが天才なフローラに嫉妬。レイターが恵まれたアーサーに嫉妬。実はまだ、続くのです。だって、タイトルは「恋の嫉妬」ですから
それからもう一つ、サブリナがティリーを妬むシーン、というのも隠れてます。
「ティリー先輩を見ていて思う。あの人は、人から妬まれたことなどないのだろうな。」とサブリナがティリーを妬んでるってことに、気がついた人、手を挙げて
21年3月5日 →レイターの師匠カーペンター
“悔しいが、俺は師匠のカーペンターの飛ばしに追いつけてねぇ」
珍しい発言だった。
「あなた、銀河一の操縦士なんでしょ?」
「師匠は死んだから、今は、俺が銀河一でいいんだ」”
レイターの師匠、カーペンターってこれまで出てきてないよね。「銀河フェニックス物語 登場人物」を見直したけれど載ってなかったし
カーペンターはとっても重要なキャラだけど、少年編より前の人だから基本的に回想で出てくる人。レイターに操縦を教えた元S1レーサー。第十一話でレイターが「俺は九つの頃から操縦してたぜ」と言ってます。どうしてかは、おいおいお伝えできればと
第十三話では「お袋は俺がガキん頃、親父は俺が生まれる前に死んだ」と言ってますが母親が亡くなったのが9歳の時のこと。<少年編>で戦艦アレクサンドリア号に乗る前のレイターの過去が、この後の展開に関わってくる、というのが一応予告ですね。
21年3月6日 →わきまえない女
“会議室が静まり返ってしまった。
頭の固い人間だと思われているのだろうな。
でも、やっぱり、おかしいことはおかしい、と言わないわけにはいかない。”
去年の第二十話「バレンタインとフェアトレード」を読んでも、今回の第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」を見ても、会議室を静まり返させるティリーはわきまえない女
「会社はあんたを必要としてるのさ。それは部長もわかってる」
「どういう意味?」
「あんたが声を上げることで、みんないったん立ち止まる。それが大事なんだろ」
とレイターがフォローを入れて時代を先取りしてた。クロノスは理解のある会社だなぁ
「ま、俺は、ティリーさんのその突っ走ってるところを尊敬してるんだけどさ」
とレイターはティリーのわきまえず空気の読めないところが好き
21年3月6日 →クロノスの優秀な女性社員と男性社員
宇宙船メーカーのクロノスは女性が優秀。営業部のアディブとサブリナ。広報のコーデリア課長、有名設計士のチャムール。
創業家が力を持つ上場企業で、女性の登用に力を入れてるんですね。
一方の男性陣。それぞれに優秀なんですけどね。ここにティリーの同期で営業のカノオ君がプラスされると・・・。
21年3月7日 →祝! 連載500本
おめでとうございます!
500本目の投稿でバッジを獲得しました。
750本目の投稿で次のバッジを獲得できます。
とnoteでバッジをいただきました。
ちなみに、2020年1月1日の1本目の投稿がこちら。
午後10時ごろに投稿してたことに驚いてます。
次の二本目は午前七時半ごろ、今と同じ時間にアップしてました。お正月も早起きだったのね。
イラストを描くのも慣れてない感じ
投稿500回記念イラスト。歌を歌う少年レイター。そのうち少年編の見出し画像で使おうっと。
21年3月8日 →最終回の最後のシーン
最終回はいつもの場所です。まとめ読み版だと気がつかないかもしれませんが、エピローグ的に似たシーンが最終回に来るのは意図的にやってます
第二十話「バレンタインとフェアトレード」の最後も同じ場所で終わってます
21年3月8日 →次回予告
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」が最終回となりましたが、第三十二話へは行かず、年初から連載していた<ハイスクール編>へ戻ることにしました。
第七話「愛しき妹のために・・・」の続きです。
好き勝手に書いているのでご容赦くださいませ。
zとは言え、第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」からの流れは意識してます。語り手は思わぬあの人
第三十話「修理のお礼は料理です」
21年1月28日のつぶやき →三十話を変更した件
あすから<出会い編>へ戻ります
“ティリーとレイターの物語が忘れ去られる前に、第三十話「恋の嫉妬と仕事の妬み」にいきたいんですよねぇ”
と、お正月につぶやいていたのだけれど・・・
「恋の嫉妬と仕事の妬み」は第三十一話にして、その前に、第三十話は「修理のお礼は料理です」という短編にすることに変更します。
21年1月29日のつぶやき →三十話の時間流れについて
新連載の第三十話「修理のお礼は料理です」
ティリーとレイターの日常物語から出会い編を復活させました。リハビリをかねてます。料理が苦手なティリーのお礼は、はてさてどうなる?
この第三十話、ティリーの時間としては、第二十八話「放蕩息子と孝行息子」から続いています。
第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」は、ロッキーの視点で見たレイターを描いたもので、<ハイスクール編>へのつなぎだったので・・・
きょうから始まった第三十話「修理のお礼は料理です」は
<ハイスクール編>第七話「愛しき妹のために・・・」から7年が経っています。(その後8年と判明)#学園モノ から #お仕事小説 に変更しました。
レイターとフローラがつきあいだしたのが7年前で、フローラと結婚したのが6年前。交際1年の結婚に、当時高校生のロッキーは若いし早すぎるだろ、と。驚いたっていう背景が、第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」にはあります
第二十七話「ガールズトークは止まらない」を読み返したら、「七年前、十六歳の時に亡くなったんですって」ってチャムールが発言してた。ってことは、二人がつきあい始めたのは8年前で、現在のレイターの年齢は24歳になっている計算か
21年1月31日のつぶやき →デバッグについて
レイターがティリーとのやりとりで思い出たのは、ハイスクール編でフローラと一緒に新型ゲームモニターのバイトでバグを探していた時のこと。
ロッキー →モニターに意味不明の数字が羅列し始めた
ティリー →ソースコードの文字列が映し出された
二人はほぼ同じものを見ている・・・
21年2月1日のつぶやき →お菓子作りについて
料理男子は、お菓子を作るのもうまい。
第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」ではイチゴのミルフィーユを作っていた。
スイーツ作りが好きな女マフィアと、実は深い仲だったりする、という情報はまだどこにも出ていない
21年2月3日のつぶやき →お酒について
“アルコールは魔法の水だ。
心に羽を生やし、浮き上がらせる。”
これは昨日の連載
そしてきょうの最終回
”アルコールは魔法の水だ。
幸せな時間で誘っておきながら、摂りすぎた分は毒となって身体を蝕む。”
21年2月3日のつぶやき →連載400回
「銀河フェニックス物語」記念すべき連載400回で第三十話「修理のお礼は料理です」が最終回を迎えました。物語全体で58万文字を超えました。#毎日更新 に意味があるのかわからなくなっていますが、ま、いけるところまでいってみようと
21年2月3日のつぶやき →ティリーの寝顔
このイラスト、きのう思い付きで描いたので第三十話「修理のお礼は料理です」のまとめ読み版にだけ入ってます。おととい描いていれば連載版にも入れられたのに・・・行き当たりばったり
ハイスクール編 第七話「愛しき妹のために・・・」
21年1月26日のつぶやき →語り手と時系列
第五話「掃き溜めに姫君」はロッキー。
第六話「不可思議な等価交換」はレイターとフローラ。
第七話「愛しき妹のために・・・」はアーサー。
と視点が変わりながら、物語は時系列で進んできました
21年1月26日のつぶやき →激情するアーサー
きょうの連載では自分を律したアーサーですが、フローラへの対応をめぐって激情を押さえられず、アーサーがレイターを思いっきり殴る、という話も今後のハイスクール編で出てきます。いつか、お伝えできるのが楽しみです。
21年1月27日のつぶやき →ハイスクール編のイラストについて
<ハイスクール編>はレイターとフローラが仲良しだからイラストがかわいいの。<出会い編>は二人の関係が微妙なまま進んでいるから、ハッピー感が少ない気がする
“アーサーは、フローラが見慣れない緑色のペンダントをつけていることに気がついた。胸元で輝いているあれは、アマ星の石だ。”
このイラストの胸元をよく見てみてね。
21年1月28日のつぶやき →ハイスクール編の本連載で伝えたい物語たち
“お兄さまのために、わたしにできることは少ない。
でも、この御恩はお返ししたい。”
フローラが亡くなった後、アーサーが恩返しに気付いて涙するという話とか、フローラとレイターの涙のお別れとか、この流れで公開する、ということも考えたのだけれど、本連載まで取っておくことにしました。
ハイスクール編の本連載で楽しみなのは、フローラの付き添いでサッカー部の試合観戦に来たアーサーが、やったことがないのにレイターに呼ばれて出場させられる。というお話。
それが縁で<出会い編>第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」で将軍家のアーサーが、サッカー部のサンデーの結婚式に祝電を送り、会場が異様に盛り上がる、という話とつながるのです。誰も知らない伏線。
21年1月31日のつぶやき →友人ロッキーとアーサー
ハイスクール編への橋渡しとなる『静』の物語。
レイターにとってロッキーは大切な友人なのです。
アーサーは友人ではありません。その関係性を言語化するという話をいつかお届けしたいです。
ハイスクール編 第六話「不可思議な等価交換」
21年1月25日のつぶやき →恋の進展度合い
第六話が終わり、レイターとフローラ二人の恋はみるみる進展してしました。一方<出会い編>のティリーとの関係は第二十九話まできても、ほとんど進展なし
21年1月24日のつぶやき →レイターの初恋について
“「恋の始まりに理由はない」
俺が昔、大好きだったジュリエッタが教えてくれた言葉だ。”これはレイターの初恋の話です。<少年編>でいつかお伝えします
ハイスクール編 第五話「掃き溜めに姫君」
21年1月20日のつぶやき →バブさんとレイターの会話
“「汚い手でさわらないでおくれ!」
「くそばばあ、手は洗ったよ」
「また、つまみ食いかい」
「客が来てんだよ」”
というバブさんとのやりとり
<出会い編>第二十八話「放蕩息子と孝行息子」でレイターが「あんたときたらつまみ食いかい?」とバブさんにたしなめられるシーンとつながってます
21年1月21日のつぶやき →バブさんとロッキーの会話
<ハイスクール編>第五話「掃き溜めに姫君」最終回です。ロッキーが見たレイターとフローラのお話
これが<出会い編>第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」とつながってます。大人になったロッキーとバブさんの会話の背景はこういうことだったんだと・・・
ハイスクール編 第四話「家出してから帰ります」
21年1月25日のつぶやき →ロッキーがアーサーを呼び捨てにするワケ
ハイスクール編第一話でアーサーのことを天才少年と呼んでいたロッキーが、第五話「掃き溜めに姫君」では呼び捨てにしているのは、未公開の第四話「家出してから帰ります」で仲良くなったから、というこぼれ話を書いておこう。
ハイスクール編 第三話「秘密の音楽室」
ハイスクール編 第二話「花咲く理論武装」
21年1月15日のつぶやき →ティリーとフローラ
ティリーの物語と比べると、フローラとレイターの展開は速いです。
見出し画像と本編で、フローラの表情が違うことに気付きました? 間違い探しみたい。
どっちがいいか悩んで、二つとも使うことにしました。
ハイスクール編 第一話「転校生は将軍家?!」
21年1月1日のつぶやき →ハイスクール編スタートにあたり
年明けのきょうから『銀河フェニックス物語』ハイスクール編がスタートしました。<出会い編>の七年前の物語です。これを読めば、出会い編がより面白く感じること、請け合いです
21年1月1日のつぶやき →ハッシュタグについて
「将軍家だか知らねぇが、でかい顔はさせねぇぜ」
公立ハイスクールの裏山に、スクールギャングの番長が姿を見せる
noteできょうから連載スタートしたハイスクール編。ハッシュタグに #学園モノ をいれて #お仕事小説 を外しました。
21年1月1日のつぶやき →ハイスクール編の語り手について
<ハイスクール編>の語り手はロッキーがメインです。
年明けからきれいにハイスクール編が始まるのって、すごくないですか。ここまでの道のりは、簡単じゃなかったんですけどね
第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」って微妙に一話ずつの長さが長いんです。当初、全5回の想定だったので・・・。
ロッキーが語りの話を持ってくることで、ハイスクール編へうまくつなぎたい。さらに何とか、大晦日までに入れちゃいたいゾっと
第二十八話「放蕩息子と孝行息子」は結構一回ずつが長くて回数を減らすことは無理~ぃ
第二十七話「ガールズトークは止まらない」は全4回でこれを3回にするといびつな感じになっちゃうよって、12月中旬ごろから検討していたのでした。
この物語、結構先まで、計算して作ってるんです。という苦労話を聞いてほしかったというつぶやきです
今も計算しています、ハイスクール編から出会い編へ戻すタイミングを。ティリーとレイターの物語が忘れ去られる前に、第三十話「恋の嫉妬と仕事の妬み」にいきたいんですよねぇ
21年1月2日のつぶやき →初夢について
皆さま、初夢はご覧になりましたか? わたしはまだです。一富士二鷹三茄子。健やかな一年を祈念して
21年1月2日のつぶやき →レイターが喧嘩が強い理由について
レイターは14歳の最年少で皇宮警備予備官になって、警護武術も完璧に仕込まれてるからね。スクールギャングごときじゃ、余興にもならない、ってことが、第二十六話「将軍家の鷹狩り」読めばわかります
21年1月3日のつぶやき →将軍家女中頭のバブさんについて
“昼飯は弁当を持ってきていた。
「金は節約しねぇとな」
将軍家のお手伝いさんが作ってくれるそうだ”
レイターの天敵 バブさんを描いてみた
21年1月5日のつぶやき →為替レートとゲーセンについて
銀河フェニックス物語の為替レートは1リル=1円です。
宇宙船のレーシングゲームは一回200リル。200円ってことですね。100リルの安いゲームもあるのですが、レイターにとっては難易度が低過ぎちゃうのです
21年1月5日のつぶやき →「見えない戦争」について
銀河フェニックス物語の「見えない戦争」とか世界観は第五話を読むとつかめます
21年1月6日のつぶやき →レイターの操縦免許について
“すごいな、こいつの操縦は。
ゲーム実況あげたら、とんでもないことになるぞ”
戦闘機を飛ばしていたレイターですが、任務にしか使えない免許なので本物は操縦できません
”これは、遊びじゃない。
訓練、って言葉が頭に浮かんだ。”
レイターはゲーセンで銀河一の操縦士を目指し、訓練を続けているというわけです
21年1月8日のつぶやき →レイターとロッキーの関係について
“「もう、ゲーセンで金貸さないぞ」
「やります」”
自分のお金を一切減らさないレイターと、貸したコインが倍になって返ってくるロッキーは、一応ウィンウィンな関係です
21年1月9日のつぶやき →体育の専門学校のようなものについて
“「将軍家の坊ちゃんの身代わりさ」”
という会話から、体育学校のようなもの、というのは皇宮警備の研修で、レイターが行くことになった経緯がチラリと読み取れます
皇宮警備では散々、警護武術をやらさせられていたので、体育の専門学校のようなところで、格闘技をやらさせられていた、という発言になるわけです
21年1月9日のつぶやき →サンデーの結婚式について
ちなみに<出会い編>第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」の冒頭に出てくる結婚式の新郎、サンデーはロッキーが率いるサッカー部のメンバーで、レイターともチームメイトになるわけです
21年1月10日のつぶやき →教師の対応について
レイターが名門校のセントクーリエから転校してきたことを教師は知ってるんだよね。だから、教科を理解していることはわかっているので、授業の邪魔にならない限り目をつぶっている。
21年1月12日のつぶやき →白豹会について①
”白豹会、この辺りを牛耳っているマフィアだ。オレは頭が真っ白になった。”
とロッキーがきょうの連載で話していた『白豹会』って覚えていますか?<出会い編>で出てきてました
21年1月13日のつぶやき →白豹会について②
マフィアの白豹会の話は、第十七話「懺悔と贖罪、そして寛容」に出てきます。
レイターと会長のアドナス親父との出会いはこんな感じだったと
白豹会のアドナス親父が、ティリーを見て
「お前、再婚したのか?」とレイターに聞くシーンがあります。あれは、もうろくや冗談ではなく、真面目に言っていました。昔からのつきあいなので、過去に将軍家のお嬢と結婚したことを知っていたわけです。
“「お前って、本物のマフィアみたいだな」
「えっ」
オレの言葉にあいつがギクッと動揺したのがわかった。
珍しく青い顔をしている”
自分がやったことの大きさにようやく気づいたんだろうか。
とレイターが動揺した理由がわかるのは、もうちょっと先のお話。それまで覚えておいてくださいね
21年1月12日のつぶやき →第二十六話 鷹狩りのイラストについて
ハイスクール編の連載から10日が経った、三連休。
出会い編のイラストが描きたくなりました。将軍家の服をお色直しして、本編に追加してみました
第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」
20年12月28日のつぶやき → 第二十九話スタートに寄せて
きょうから新連載。第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」がスタートしました。物語の重要キャラ、レイターの友人ロッキーがワトスンのように語り部で登場します
銀河フェニックス物語は、ティリーの視線からお伝えしてきましたが、ここから、レイターの側から見たお話へと急旋回していきます
20年12月28日のつぶやき → レイターの結婚式(第二十八話から引用)
“デジタルフォトフレームが、結婚式のスナップ写真を映し出す。ハイスクールの同級生だろうか、少年たちが祝福している。なんて楽しそうなのだろう。”
この少年がロッキーです
レイターの結婚式にはサンデーも呼ばれていました。そんなつながりで、将軍家のアーサーがサンデーに結婚の祝電を送っています
20年12月28日のつぶやき → 第二十九話の時期について
お気づきも知れませんが、第二十九話は、第二十八話「放蕩息子と孝行息子」よりかなり前の時間から始まっています。
ロッキーがアーサーと地元の会合で話した頃は、アーサーがチャムールと付き合いだしたかそのぐらいです
今日の第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」 は時期としては、
第十三話「人生にトラブルはつきものだけど」 の頃のお話です
20年12月30日のつぶやき → ヘレンについて
今日の連載でチラリと出てきた裏将軍時代の重要キャラ ヘレン。裏将軍の正室。ティリーの恋敵? そのうち本編にも登場します
20年12月30日のつぶやき → 一人称について
お気づきかも知れませんが、レイターの一人称は「俺」、ロッキーの一人称は「オレ」
20年12月31日のつぶやき → 物語の時間経過について
ティリーさんの話を初めて聞いてから二年が経つが、レイターは一向に会わせてくれない。
というロッキーのつぶやきからわかることは、一年間連続更新している間に、物語の中の世界では二年以上が経っていたということです
20年12月31日のつぶやき → 第十六話 地球の言い伝えの背景
”壊れたこいつを何とかしたいと、オレは地球の言い伝えを教えた。”
第十六話でレイターがティリーに話す言い伝えはロッキーが教えたものでした。
「神さまってのはマイヤだけを不幸にしたわけじゃねぇんだぜ」
というレイターの言葉につながってます
第二十八話までのあらすじ
20年12月21日のつぶやき →第二十八話までのあらすじ
新連載を機に、ここまでのあらすじをお伝えします。
これさえ読めば、第二十八話から読んでも大丈夫。
大手宇宙船メーカーに勤めるティリーは『銀河一の操縦士』を名乗るレイターの船で仕事にでかけるたびに、テロに巻き込まれたり大変な目に遭う→
社内でレイターは『厄病神』と呼ばれていた。実はレイターは連邦軍の特命諜報部員で極秘任務を担っているのだ。お調子者のレイターが「俺のティリーさん」と呼んでティリーをからかうため、社内では二人がつきあっていると誤解される→
ティリーは「やめてください」と文句を言いながらも、少しずつレイターに惹かれていく。そんなティリーに、レイターは「特定の女性とは付き合わない主義」と伝えた。レイターには『愛しの君』がいるという。それが誰なのか、ティリーはやきもきする→
ティリーに情報をもたらしたのは、将軍家の御曹司アーサーとつきあっている同期のチャムール。『愛しの君』はアーサーの妹で、レイターと婚約していたが若くして亡くなったという。というのが前回までのお話です。さあ、今日からの新連載をどうぞ
第二十八話「放蕩息子と孝行息子」
20年12月21日のつぶやき →第二十八話スタートに寄せて
今日から新連載。第二十八話「放蕩息子と孝行息子」がスタートしました。将軍家とレイターと愛しの君のお話で、第二十七話「ガールズトークは止まらない」の続きです
20年12月21日のつぶやき →アーサーとジャック親子の会話
将軍とアーサーのやりとりは、第五話「今度はハイジャックですって?!」でも出てきてます。
”こいつはいつもこういう業務的な表現をする。”という将軍の感想からも、不愛想な息子の様子がうかがえます。
20年12月22日のつぶやき →第二十六話「将軍家の鷹狩り」とのつながり
覚えていますか。第二十六話「将軍家の鷹狩り」の最後でアーサーがレイターに将軍就任パーティへの出席をうながしていたこと。
今日の話につながってきましたよ。
20年12月23日のつぶやき →月の御屋敷について
『月の御屋敷』は中世ヨーロッパのお城というイメージ。城壁の代わりに透明なバリアで守られ、森に囲まれています。
なぜ月にそんなものが、と言えば「疑似地球化」という技術で重力や大気成分を制御しているからです。
20年12月24日のつぶやき →ティリーの紹介に隠された心情について
「こちらがチャムールさんの同期のティリー・マイルドさん」
レイターは、父代わりのジャック将軍には「俺のティリーさん」という紹介は冗談でもできません。→
というのも将軍がフローラの父だからです。ジャックはレイターに次の恋に進んでほしいと思っていますが、親の心子知らずといった状況ですね→
「こちらはティリー・マイルドさん。チャムールさんの同期。で、この人はバブさん。うちのこと取り仕切ってる人」
将軍家女中頭のバブさんは、この物語の重要人物です。レイターはこの人にも「俺のティリーさん」という紹介はできません→
「レイター、かわいいお嬢さん連れてるじゃないか」
「かわいいだろ。俺のティリーさんさ」
一方で、アレック少将にはいつも通りの紹介。微妙に使い分けています。この人は少年編の重要キャラ。皇宮警備のマクドレン隊長とは同期でライバルです。
アレック少将は元は将軍家秘書官でした。今のカルロスみたいにジャック将軍に仕えるのが仕事で、インタレス救出作戦に関わり、将軍の大ロマンスの結婚に振り回され、アーサーのことは生まれた時から知っています。→
アーサーの母親は高知能の絶滅民族。将軍は若き頃、周囲の猛反対を押し切って結婚に踏み切りました。というエピソードが番外編「歪む時間と揺れる恋」にでてきます。
20年12月24日のつぶやき →シェフ ザブリートさんとの関係
きょうの連載に、第二十六話「将軍家の鷹狩り」に出てきた、五つ星シェフのザブリートさんの七年前の写真が出てきます。
ザブさんが店でレイターと交わした会話ときょうの連載はつながっています
「手前の髪の長い子が、おまえの連れか?」
「よくわかったな。かわいいだろ」
レイターが笑った。
「わかるさ、前の彼女に雰囲気が似てる」
レイターの表情が一変した。
「似てねぇよ。それ以上言ったら帰るぞ」
という会話
ティリーと雰囲気が似ていると言われるフローラ。
一体どんな少女なのかは、番外編「歪む時間と揺れる恋」を読むとアーサーとの会話からわかります。
20年12月24日のつぶやき →ティリーの故郷アンタレスの話
“わたしの故郷アンタレスに軍はない。
父は連邦軍の駐留に反対する運動をしていた。将軍に恨みがあるわけではないけれど、父だったらどうしただろうか。”
この物語の大事な設定が、さらりと出てきたことにお気づきでしょうか。恋の行方を左右するので、覚えておいてください
20年12月25日のつぶやき →ティリーの食事の話
ティリーは、
第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」で手羽先
第二十六話「将軍家の鷹狩り」でお肉のソテー
第二十七話「ガールズトークは止まらない」でピザ
第二十八話「放蕩息子と孝行息子」のきょう連載分でパーティ料理、と食べてばっか
20年12月25日のつぶやき →年末年始のお話
さて、第二十八話「放蕩息子と孝行息子」の連載もあと二回です。
次の第二十九話は、少々趣向が変わったものを4回連載予定。
そうすると、来年からは新しいお話になるということですね。来年の事を言うと鬼が笑うので、楽しみにお待ちください。
21年1月30日のつぶやき →フローラの七回忌
“俺はあの時、真剣に宇宙の神様に誓ったんだ。『一生、フローラを愛します』ってな”
七回忌も終わりましたが、将軍家では毎年フローラの命日にお食事会を家族で開いています
第二十七話「ガールズトークは止まらない」
20年12月17日のつぶやき →二十六話からの時間経過
新連載の第二十七話「ガールズトークは止まらない」は
第二十六話「将軍家の鷹狩り」
で、ダブルデートをした直後の金曜日のお話でつながってます
金曜日の仕事帰り。同期の女子三人が集まり、ケータリングのピザパーティを始めました。ソーシャルディスタンスを気にしない時代の物語。
第二十七話「ガールズトークは止まらない」今日からスタートです。
20年12月18日のつぶやき →二十六話からのつながり
第二十六話「将軍家の鷹狩り」の最後のレイターとアーサーの会話が、
きょうのチャムールの「わたしを連れて行けなくて申し訳なかった」発言とつながってます。気付きました?
20年12月19日のつぶやき →二十七話の特徴
レイターもアーサーもフェルナンドも、実物は誰も出てこない
20年12月19日のつぶやき →ティリーの元カレの話
「才能にあぐらをかかず真面目で努力家、っていうストイックな性格が、エースと似ててわたしの好みってこと」
「ティリーは真面目だからね。男性の好みが、お調子者のレイターの真逆だ」
いつかティリーの元カレが、物語に登場してくる予感
20年12月19日のつぶやき →番外編との関係
番外編「歪む時間と揺れる恋」に現在連載中の本編、第二十七話「ガールズトークは止まらない」最終回への伏線が張られています。
第二十六話「将軍家の鷹狩り」
20年12月5日のつぶやき →二十五話からの時間経過
現在連載中の第二十六話「将軍家の鷹狩り」 は 第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」 の二、三日後のお話なのです
20年12月4日のつぶやき →フェルナンドの紹介とレイターの仕事
新連載、第二十六話「料理人の鷹狩り」がスタートしました。新キャラクターのフェルナンド・ネフィルが登場。この物語で重要な役割を果たします
フェルナンドはベルの従兄弟でクロノス社社長のボディーガード。社長はティリーが憧れる『無敗の貴公子』エース・ギリアム専務の父親です
同じ業界なので、レイターとフェルナンドは知り合いです。仲良しではなさそうですね
レイターはフリーランスなので、クロノス以外の仕事もしていますが、フェルナンドは専属契約なのでクロノス社の仕事しかしていません
元々レイターはクロノスの社員で、人も仕事もわかっているのでクロノスの仕事をメインに入れています。定期の業務や株主総会の警備とか
クロノス以外では、特命諜報部の任務に合わせたり、警備会社のクリスに頼まれた短期の仕事を入れたりしています。VIP会談など報酬単価が高いものを狙っています
20年12月6日のつぶやき →ボディーガード協会の更新試験について
訓練中のレイターはART Streetの公式トレス素材を利用してます。ボディーガード協会の更新試験結果は公開されています。協会が定めているのはランク3Aの最低価格で
あとは交渉です。その参考となるのが試験結果なのです
『銀河一のボディガード』を目指すフェルナンドは更新試験の一位を狙っていますが、順位で金額が決まるわけでないので、レイターは気にしていません。
更新試験は実技のほかに判定委員会による検討会議にかけられます。レイターは素行が悪いので3Aにふさわしくないと紛糾するのですが、顧客からのクレームがないので降格にはできず、一部の委員は苦々しく思っています
フェルナンドとレイターの出会いは<フリーランス編>で描きます。なぜ、フェルナンドがレイターにライバル心を燃やすのか、というお話ですが、その前に、少年編→ハイスクール編→会社員編があってのフリーランス編、なので先は長いです
20年12月9日のつぶやき →レイターの子供時代について
フェルナンドがレイターの過去について、何かを語ろうとして口をふさがれました。それが何か、というヒントが、
少年編「流通の星の空の下」 と
第十七話「懺悔と贖罪、そして寛容」に隠されています
「レイターさんは、ご両親を早くに亡くして苦労されたはずで、それなのに美食家というのは・・・」
「近所に一流好きの金持ちがいてさ、そいつの家でよく飯を喰わしてもらってたんだ」
「その家というは、ダグぐっ・・・」
20年12月10日のつぶやき →レイターとフェルナンドの年について
レイターの一つ年下がフェルナンドで、そのもう一つ年下がベルです。幼いころは、ベルの方がフェルナンドより背が高く強かった、という設定
第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」
20年11月28日のつぶやき →新キャラ サブリナの話
ジョン先輩のガールフレンド、サブリナ。新キャラクターの登場です。ティリーはもう新人ではなく先輩なのです
20年11月29日のつぶやき →新キャラ サブリナの話②
後輩のサブリナの方がティリーより営業成績が圧倒的に良いのです。メンターのわたしが育てたから、と開き直ることもできず、ティリーの心中は実は穏やかではありません
20年11月30日のつぶやき →二位のオクダの話
きょう更新の第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」(3)に出てきた、エースを追いかける二位のオクダは、クロノスのライバル社ギーラルのエースパイロット。
第十一話「S1レースを制する者は星空を制す」でもレイターに抜かれて二位です
レーシングスーツのレイター、塗り絵してみた。銀河一の操縦士とレースの物語もいつかお伝えしたいな
20年12月1日のつぶやき →有名エリート校 セントクーリエと少年編の話
セントクーリエは学校の自治を強くうたっていて、警察や軍が簡単に干渉できません。ある事件で潜入捜査をすることになるのですが、天才アーサーは有名人で顔が割れているため代わりにレイターに受験勉強をさせる、というのが<少年編>でのお話です。
晴れてセントクーリエに入学したレイターは、アーサーの目の届かないところで任務を忘れて学生生活を満喫。バスケ部に所属し、宇宙船研究室に入り浸りジョン・プーと出会います。仕事が終わると同時にレイターは戦艦に呼び戻されましたとさ。
というセントクーリエの話は、まだ全然できていないのですけどね。その後、レイターは月の御屋敷で暮らすことになり公立ハイスクールに通います。<ハイスクール編>第一話は「転校生は将軍家(仮)」と妄想は勝手に広がります。
第二十四話「展覧会へようこそ」
20年11月18日のつぶやき →レイターとアリオロンの話
レイターがアリオロンへ行ったという話は、これまでにもでてきています。
第五話「今度はハイジャックですって?!」
では敵の帝都で暮らしたことがある、とティリーに話しています。
第一話「永世中立星の叛乱」
ではアリオロン料理のお店で食材について、うんちくを垂れています
20年11月20日のつぶやき →レイターとライロットの関係
レイターがアリオロンの捕虜になり、亡命しようとする話は<少年編>の終盤に出てきます。そこで、ライロットと一瞬だけ接触します。
その後、少年編→ハイスクール編→裏将軍編→会社員編を経て、フリーランス編でライロットと再会し、暗殺協定が結ばれると言う流れ。長いなぁ
20年11月22日のつぶやき →レイターとクリスの関係
クリスとレイターの出会いは被災地の救出活動。
そのお話はいつか<少年編>で。当時、クリスは警察官でした。その後、<裏将軍編>では飛ばし屋のレイターを追いかける側に・・・
クリスとレイターが十年以上のつきあい。という話は
第十一話「S1レースを制する者は星空を制す」
第十八話「オールスター狂騒曲」
に出てきます
20年11月22日のつぶやき →レッドフォード財閥の宇宙船部門について
レイターは昔からレッドフォード財閥の宇宙船が嫌い。「船への愛が感じられねぇんだよ」
性能は悪くないので部品取り用だと思っている
20年11月23日のつぶやき →カルロスとレイターの関係
アーサーの秘書官のカルロスは、レイターと初めて出会った時に、将軍家にたかるチンピラと勘違いしました。今でもレイターのことをよくは思っていませんが、任務はきっちり仕上げてくるので腕は認めています
20年11月22日のつぶやき →銀河連邦の組織について
連邦評議会議長は純正地球人、将軍家は世襲。というシステムへの不満からハイジャックが起きたというのが第五話「今度はハイジャックですって?!」です
連邦評議会の三分の二の賛成で、この統治システムの変更は可能。アーサーに言わせれば「不自由な上に淘汰されない努力が求められている」と
20年11月23日のつぶやき →銀河フェニックス物語の背景
銀河連邦の最高決議機関である評議会の議長は、事実上、銀河連邦のトップ。基本は世襲。レッドフォード議長の一人息子は事故で死んだため、息子のクローンが後継者として育てられている。議長の弟は自分が後継者に選ばれなかったことを不満に思っている。
評議会議長に対し解任動議が出され可決した場合、次の議長は純正地球人で構成される理事の中から互選される。議長の弟はひそかにクーデターの機会を狙っている。一方、アーサーの親戚トライムス本家は評議会理事に入っている。
分家のトライムス将軍家の方が知名度が高いことを本家は快く思っていない。将軍と議長はアリオロンとの戦争を終わらせたいと考えているが、評議会理事たちは重い腰を上げない。という陰謀渦巻く中、銀河フェニックス物語が進んでいることはわたししか知らない
20年11月27日のつぶやき →ライロットとレイターの関係
敵のライロットは、熟練したスパイ。基本的には個人的恨みと任務は分けています。が、こと暗殺協定に関してはレイターへの復讐、というモチベーションで動いています
レイターがライロットの親友で同志のハゲタカ大尉を撃墜する、という話は<少年編>で出てきます。このお話は<出会い編>にも関わってくるので、どこかで先出ししたい。「流通の星の空の下」みたいに
そして、<少年編>の最後の物語がこちら。捕虜になったレイターがアリオロンへの亡命を希望するが、アーサーが銀河連邦へと連れ帰る、というお話。皆さまに、いつお伝えできるのかしら・・・
20年11月30日のつぶやき →「動」と「静」のお話
「動と静」銀河フェニックス物語は、敵と戦う『動』のお話と、日常を描く『静』のお話が入り乱れてます。
第二十四話「展覧会へようこそ」は『動』
第二十五話「正しい出張帰りの過ごし方」は『静』ですね
第二十三話「気まぐれな音楽の女神」
20年11月9日のつぶやき →レイターとハノン
60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニストの速弾きが好きな男。ストップウォッチを横に日々タイムアタックに挑戦している
レイターはハノン教本の全巻を一時間以内で弾けるんです。どやっ
20年11月11日のつぶやき →カルロスとアーサーの関係
将軍家の秘書官カルロスはプライベートにもこっそり同行。ボディガードも兼ねてます。時には影武者もやらなくてはならないので、背格好がアーサーと似ています。
20年11月13日のつぶやき →カルロスとアーサーの関係②
将軍家秘書官カルロスの仕事はアーサーに命じられたこと全部。普段は公私混同しないアーサーですが、チャムールのこととなるとこき使ってしまうというブラックな職場です。カルロスは主人に心酔しているので気にしていませんけどね
20年11月15日のつぶやき →少年時代のアーサーとレイター
アーサーは<少年編>ではレイターに振り回されて、しょっちゅうイライラしています
レイターは<少年編>で、アーサーに歌を歌わせようとして失敗したことがあるので、今日のアーサーの発言に飛び上がるほど驚きました
20年11月16日のつぶやき →レイターが好きなピアノ曲
リストの曲でレイターが好きなのは「マゼッパ」苦手なのは「愛の夢」。基本的に練習曲が好き
演奏のタイムを計り、ミスタッチ1回ごとに1秒ずつ加算し速度を比較する。速さしか追い求めないレイターのピアノを、音楽の女神ムーサが嫌っている、ということに母親のマリアは気づいていました、とさ
ってことに、マザコンのレイター本人が気づいているかどうかは、また後日のお楽しみ
音階暗号譜のお話は<少年編>で出てきます。天才少年のアーサーは見たものすべてを記憶できますが、音は思うように再現できません。フェニックス号に置いてある、ギターにまつわる物語。いつ、お披露目できるかなぁ
第十四話「雨の後には虹が出る」でレイターが「ほら、雨が上がる。虹ができる。僕の前に」とギターで弾き語った曲は、少年のレイターにギターを教えた暗号通信士のオリジナル曲。<少年編>ムーサのお話で出てきます
20年11月16日のつぶやき →チャムールの笑顔の訳
どうして今日の最終回でチャムールがこんなに笑っているのかと言えば、常日頃、アーサーからレイターに手を焼いている話を聞かされているからです。服務違反の情報漏洩ですが、将軍家なのでお咎めはありません
恋愛経験のほとんどないアーサーとチャムール。二人がどんな葛藤を乗り越えて結ばれたのか、アーサーは何と言って告白したのか、は番外編「「歪む時間と揺れる恋」でお楽しみください。
20年11月17日のつぶやき →レイターが音楽を得意な訳
レイターは音楽的才能があるというより、自分の身体を思うように動かすという能力が高いのです。母親はそのことに気付き、幼いころから上手に音楽へのモチベーションを高めさせた結果、絶対音感やら身に着いちゃったと
船の操縦が得意なのも、喧嘩が強いのも、自分の身体を操る能力に長けているからなんです。あとはやりたいことへの貪欲さと集中力。音楽的才能は後天的なもの、という自覚はレイターの中にあります。
音楽の話は尽きませんが、きょうからは美術です。
少年編「流通の星の空の下」
20年10月22日のつぶやき →マガジンの展開について
「流通の星の空の下」のまとめ読み版は今は作らないで、<少年編>マガジンで対応。<少年編>の連載が始まったら第二話「家庭教師は天才少年」の後に、第三話「流通の星の空の下」のまとめ読み版をアップするっていうのはどうだろう
<少年編>の物語を一つアップしたことで、ようやく<出会い編>マガジンの意味がでてきた。<ハイスクール編>や<会社員編>のお話も少しずつ織り交ぜて多層展開をもくろむ
20年10月24日のつぶやき →少年時代のアーサーとレイターの性格
さて、「流通の星の空の下」も明日で最終回です。
<少年編>のアーサーは<出会い編>よりかなり堅物です。レイターに引っ張り回されて、変わっていくところが読みどころ。レイターの性格は子どもの頃からあまり変わっていません
20年10月25日のつぶやき →銀河フェニックス物語の構成
二人が戦艦アレクサンドリア号に乗っているお話が【少年編】
ソラ系へ戻って、月の御屋敷で暮らす話が【ハイスクール編】
将軍のコネでクロノス社に入社するのが【会社員編】
会社を辞めてフェニックス号を探しに行く話が【フリーランス編】
そして、ティリーが登場する【出会い編】へと話は続くのでした。
あすからは【出会い編】に戻ります
(追記 20年11月23日:ハイスクール編と会社員編の間に裏将軍編がある)
20年10月25日のつぶやき →アーサーの艦の名前
アーサーとテレビから聞こえてきた。仮面ライダーだった。ちなみにアーサーの船はキャメロット号と言うらしい
20年10月25日のつぶやき →「流通の星の空の下」の続き
【少年編】いかがでしたでしょうか? 少年アーサーは、レイターの腕前を確かめようと、訓練場で戦闘機に乗せることを上官に進言する、という物語に続きます。いつか公開するまで、楽しみにお待ちくださいませ
ティリー「サポートしていただけたらうれしいです」 レイター「船を維持するにゃ、カネがかかるんだよな」 ティリー「フェニックス号のためじゃないです。この世界を維持するためです」 レイター「なんか、すげぇな……」