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銀河フェニックス物語Ⅵ 【出会い編】

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銀河フェニックス物語 【出会い編】をお読みいただけます。
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銀河フェニックス物語 総目次

イラスト付き縦スク小説『銀河フェニックス物語』の内容が一目でわかる目次を作ってみました。…

厄病神の宇宙船には負けられない   銀河フェニックス物語 原作大賞応募作品 

厄病神の宇宙船って、本当にあるんです。 先輩たちから聞かされました。その船『フェニックス…

『銀河フェニックス物語』について

 新入社員のティリー・マイルドは大手宇宙船メーカー、クロノス社の営業部に勤めています。 …

銀河フェニックス物語【出会い編】第一話 永世中立星の叛乱①  (1)~(10)まとめ読み…

「『厄病神』の宇宙船・・・」  はぁああ。わたしは肩を落としてため息をついた。  新入社…

銀河フェニックス物語【出会い編】  第一話 永世中立星の叛乱② (11)~ (20)

 翌日、エアカーの助手席でティリーは緊張していた。  運転席にレイター、後部座席にフレッ…

銀河フェニックス物語【出会い編】  第一話 永世中立星の叛乱③ (21)~ (30)

第一話 永世中立星の叛乱①  ②  「レイターだわ」  わたしは入り口へと走った。 「は…

銀河フェニックス物語【出会い編】  第一話 永世中立星の叛乱④ (31)~ (40)

・第一話のまとめ読み①(1)~(10)  ②(11)~(20)   ③(21)~(30)  トライムス少佐が話を切り出した。 「オルダイ隊長、銀河連邦軍は反王室グループと手を組ませていただきたい」  俺の目をまっすぐに見て申し入れてきた。  連邦軍のトライムス将軍家と言えば名家だ。銀河連邦に所属していない我々でも知っている。  その一人息子、すなわち次期将軍のアーサー・トライムス少佐。絶滅民族のインタレスの血を引く天才策士というのは、彼が少年の頃から有名な話だ。

銀河フェニックス物語【出会い編】  第一話 永世中立星の叛乱⑤ (41)~ (50)

・第一話のまとめ読み①(1)~(10)  ②(11)~(20)   ③(21)~(30) ④(31)~(40) 神殿の…

銀河フェニックス物語【出会い編】  第一話 永世中立星の叛乱⑥ (51)~ 最終回

・第一話のまとめ読み①(1)~(10)  ②(11)~(20)   ③(21)~(30) ④(31)~(40)  ⑤(41)…

銀河フェニックス物語【出会い編】 第二話 緑の森の闇の向こうに (一気…

一・厄病神とダメ営業部員  「三十九度の高熱が出て、自宅で寝込んでいる」  と、オフィ…

銀河フェニックス物語【出会い編】 第三話 レースを観るならココ!と言われて …

第一話 永世中立星の叛乱 第二話  緑の森の闇の向こうで 会議が始まる前、配られた社内報を…

銀河フェニックス物語【出会い編】 第四話 朱に交わって赤くなって (上…

<これまでのお話> 第一話  第二話  第三話 「君のことを信頼して買ったのに、ひじょう…

銀河フェニックス物語【出会い編】 第四話 朱に交わって赤くなって (下…

 <これまでのお話> 第一話  第二話  第三話  第四話(上巻)  翌日の昼間にムルダ…

銀河フェニックス物語【出会い編】第五話 今度はハイジャックですって?!①

 第一話のスタート版 第四話 「朱に交わって赤くなって」上巻  下巻  アラ星系に入ったところで操縦席の『厄病神』がつぶやいた。 「一般船はアラツーの着陸許可が下りにくくなってんな」 「え?」  焦ることを平然とした顔でこの人は言う。  惑星アラツーで先方との打ち合わせが入っているのはきょうの午後二時。今、着陸許可が出ないと間に合わない。  やっぱりこの宇宙船、フェニックス号で来たからだ。ティリーは頭を抱えた。 『厄病神』の船で出かけると契約が失敗すると言うジン