マガジンのカバー画像

肩関節運動機能障害の基礎知識と臨床応用

13
<セラピスト向け> 肩関節周囲炎、凍結肩、肩腱板損傷などに代表される肩関節疾患から、一般的に使われる四十肩、五十肩、肩こりに関することまで、肩に関する基礎知識、状態のチェック方法…
全部の記事を読みたい場合は、マガジン購入がお得です。不定期ではありますが、記事を追加していきます。…
¥10,000
運営しているクリエイター

#肩関節

【vol.12】肩甲骨の位置や動きをアプローチに活かすポイント

【vol.12】肩甲骨の位置や動きをアプローチに活かすポイント

noteをご覧いただきましてありがとうございます。

このノートでは、

肩甲骨の骨指標を基にした位置や動きを捉える上で必要なポイントについてまとめました。

これまでnoteを用いて肩の介入に関するノートを作成し、1つのグループ(マガジン)にまとめました。

下記にその一覧を示します。

1つずつ気になるノートを購入も可能ですが、マガジンとしてご購入いただくと、これまで作成してきた11ノートと今

もっとみる
【Vol. 9】 肩関節の異常運動(全身状態のチェック)

【Vol. 9】 肩関節の異常運動(全身状態のチェック)

Vol. 9では、これまで取り上げてきた肩関節の機能解剖、正常運動、異常運動の知識を基に、肩関節運動機能障害を評価する上で必要な全身のチェック方法をお伝えします。

肩関節疾患をみる上で、肩関節以外の部位に、問題があるケースがあります。

そんな時に、肩関節以外の評価は有用ですが、すべての対象者の全身機能を評価している時間はありません。

そんな時に、簡単なスクリーニングテストを行うことで、評価・

もっとみる
【Vol. 7】 肩関節の異常運動(肩甲骨の運動異常・小胸筋短縮)

【Vol. 7】 肩関節の異常運動(肩甲骨の運動異常・小胸筋短縮)

Vol. 7では、まず肩関節の正常運動の基本的なところを学んだあと、異常運動について解説していきます。

とくに、ここ最近、海外でも注目を集めている「肩甲骨の運動異常」についてメインで取り上げられたらと思います。

そして肩関節疾患で高頻度で発生する「小胸筋短縮」についても解説していきたいと思います。

< 目 次 >正常運動
1. 肩甲骨位置と触診方法
 1-1. 肩甲骨位置と触診方法
 1-2

もっとみる
【Vol. 4】 肩挙上に必要な身体機能(下半身)

【Vol. 4】 肩挙上に必要な身体機能(下半身)

このノートでは、私が現場で対象者の上肢挙上を観察した際、基本とする挙げ方の解説です。

もちろんケースバイケースで、炎症状態や痛みの状態などの評価の過程で、下記で紹介するものを使わないこともあります。

その振り分けをするためにも「自分が理想とする挙げ方」を明確にしておきましょう。

私の中での「理想的な挙げ方」とは、単にキレイに挙がっているということではなく、「機能的な挙げ方をしている」、「目的

もっとみる
【Vol. 2】 肩関節の正常運動(屈曲と外転)

【Vol. 2】 肩関節の正常運動(屈曲と外転)

このノートでは、正常運動のパートとして、肩関節屈曲と外転の正常運動について学んでいただきます。

正常な動きを知っていることで、異常な動きを察知することが可能となります。

日頃の臨床現場では異常な運動をみることが多く、なかなか正常を学ぶ機会が少ないと考えます。

患側の反対側は、健側なのだから正常な運動も知っている!と思うかもしれませんが、人間は片側だけに異常が出るのではなく、全身を使って(左右

もっとみる
【Vol. 1】 肩関節の基礎(肩関節障害と臨床展開、肩関節の機能解剖)

【Vol. 1】 肩関節の基礎(肩関節障害と臨床展開、肩関節の機能解剖)

肩関節疾患に対応する理学療法士や作業療法士、その他のセラピストに向けた

「肩関節運動機能障害の基礎知識と臨床応用」というタイトルで全9回に渡って、徹底的に肩についてまとめたいと思います。養成校に通う学生さんにも読んでいただけるようスライドや動画を多くし、分かりやすく構成されています。

9回を読み終える頃には、肩へのアプローチの変化に気づいたり、評価するときの視点の変化に気づくのではないでしょう

もっとみる