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Favorites : 音楽レビュー

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意外ではなかったSEIKO

こういう店が意外と美味しかったりするんだよなー、と思わせる店構のラーメン屋(というよりは中華料理店?)が職場の近くにあって、以前ランチを食べに行ってみたのだけど、残念ながら「意外と“意外と”おいしくなかった」んです。

さて、今日はひとつ酷評というものに挑戦してみよう。

半年ほど前に僕もついにApple Musicを導入した。本音をいえば僕はCDという形あるモノを蒐集して、アルバムの一枚一枚をの

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アルバムレビュー:"The Art Of Tea" - Michael Franks



 去年の夏のryotaroの投稿で「yoshiroは最近かなりマイケル・フランクスに入れ込んでいる」というコメントがあったのですが、yoshiroは今でも相変わらず彼に入れ込んでいます。しつこい男で悪いか。(去年の淡路島旅行、懐かしいなあ。)

 夜に食後のお茶でも飲みつつ「何を聴こうかなあ」とiTunesを見渡している時、毎晩のようについつい選んでしまうアルバムをご紹介。

・"The Ar

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アルバムレビュー:Judee Sill 『Judee Sill』



 絶賛不定期更新のアルバムレビューコーナー。今年はもうちょい精力的に書き綴ろうかなと思いつつ(紹介したい音楽は山ほどあるのです)、つい色々書きたくなる→長くなる→だんだんメンドくさくなる、という性癖(?)がなかなか治りません。

 もうただサックリとコメントつけるだけのミニコーナーにしようかな……とか言いつつ、今回も全然サックリとはいかなかった。それでは新年一発目のオススメアルバムはこちら

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アルバムレビュー:『PEOPLE』 清竜人

 このところryotaroにばかり更新を任せてしまっていたので、たまには僕(yoshiro)からも。久方ぶりのアルバムレビューです(不定期更新という公約を順調に遵守しておりますね)。

 今回は僕がデビューの頃から注目し続けているアーティストの一枚をご紹介したいと思います。

・『PEOPLE』 清竜人 (2011)

 このアルバムについて話し始める前に、まずは清竜人(きよし りゅうじん)と

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アルバムレビュー:『Morph the Cat』 Donald Fagen

 最近、TSUTAYAが『旧作アルバムレンタル10枚で1000円』キャンペーンをあちこちの店舗で実施してるんですよね。どうせ借りるんなら10枚以上借りろと。なかなか挑発的です。

 僕はその挑発にまんまと乗せられて、この2ヶ月でたぶん100枚くらいアルバムを借りてしまい、iTunesの中身がいよいよ30,000曲を突破しました。我ながらバカですねえ。でも一応ぜんぶ聴いてるんですよ(←ヒマ人)。

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アルバムレビュー:『Q』 - Mr.Children

 ryotaroがなかなかマニアックな講義を繰り広げているところですが(よもや前後編に分けてくるとは。後編が待ち望まれます)、そこへ対抗して僕は超メジャーなバンドのアルバムについて語りたいと思います。そんなん今さら紹介するまでもなかろう、という声は置いといて。

 さて今回はこちら↓。

・『Q』 - Mr.Children  (2000)

 はい、ミスチルです。説明不要のビッグネーム。カラ

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アルバムレビュー:『Sing-A-Longs and Lullabies for the Film Curious George』 - Jack Johnson

 今日も今日とて暑い。なんだかすっかり夏ですねえ。

ライブを挟んでこちらの更新が途絶えておりましたが、ほんのりと気が向いたので再開。夏っぽい「サーフミュージック」からオススメを一枚。

 今回はこちら↓

・『Sing-A-Longs and Lullabies for the Film Curious George』 - Jack Johnson (2006)

 ちょいと長いタイトルですが、

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Today's music, 16/06/28

(文:yoshiro)

 ブログって、「ふと気が向いた」、というくらいの気構えで書くものですよね。ということで、ふと気が向きました。

 今週末7/3(日)にはライブが控えているというのに、ブログを書くヒマがあるならライブの練習(歌詞を覚えるとかなんとか)に勤しめばいいのだけど、バンドの曲を一人で練習するのは寂しくてなかなか身が入らないギターボーカルです。(一応バンド名義のブログなのに、登場する

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アルバムレビュー:『時のないホテル』 - 松任谷由実

(文:yoshiro)

 前回、ryotaroがまさかのゴリラコンボを発動してゴリラを畳みかけてきたので、このマガジンのタイトルを「アルバムレビュー」から「ゴリラ大好きバンド3pageのゴリラ観察日記」に変更することも検討しましたが、残念ながらゴリラネタはこれ以上続きませんでした。今回ご紹介するのはこちら。

『時のないホテル』 - 松任谷由美 (1980)

 はい、言わずと知れた天下のユーミ

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日本のゴリラ

(文:ryotaro)

先にyoshiroがJames Taylor『Gorilla』について投稿していたのを受けて、僕はこのアルバムを紹介することにしましょう。

夏木マリのアルバム『gorilla』です。
渋谷系の代名詞とも言えるPIZZICATO FIVEでお馴染みの小西康陽さんとコラボレイトした二枚めのアルバム。全8曲、約30分。
7曲は小西さんの作詞・作曲・編曲による楽曲が収録されてい

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アルバムレビュー:『Gorilla』 - James Taylor

アルバムレビュー:『Gorilla』 - James Taylor

(文:yoshiro)

 ブログを始めてみたのはいいものの、書くネタや報告することがホイホイ転がっているわけではないので、のんきに構えているとほどなく更新が途絶えて閑古鳥が鳴き始めてしまうと思った僕は、当座しのぎがてら音楽の話をすることにしたのだった。(小説風の書き出し)

 というわけで新コーナーを作ってみました。題して【Favorites:アルバムレビュー】。好きな音楽アルバムの話でもして、

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