Today's music, 16/06/28

(文:yoshiro)

 ブログって、「ふと気が向いた」、というくらいの気構えで書くものですよね。ということで、ふと気が向きました。

 今週末7/3(日)にはライブが控えているというのに、ブログを書くヒマがあるならライブの練習(歌詞を覚えるとかなんとか)に勤しめばいいのだけど、バンドの曲を一人で練習するのは寂しくてなかなか身が入らないギターボーカルです。(一応バンド名義のブログなのに、登場するのがぼくばかりでスイマセン。)

(ちなみにライブの詳細はこちら→https://www.facebook.com/3page.music/posts/842545749210682)


 さて、気が向いたはいいものの特に書くことがあるわけでもないので、今日聴いていた音楽を並び立ててみます。

 通勤中やら昼休みやら晩御飯を作りながらなど、ぼくは隙あらばいつも音楽をかけているので、毎日だいたいアルバム数枚分は聴いていたりします。(まあBGM感覚のことが多いのですが。お、これは、と思った曲は集中して聴いたり、という気ままなスタイル。)

ジュディ・シル(Judee Sill) 『ジュディ・シル』

 贖罪のように美しいアルバム。ギターの音色を包み込むようなオーケストレーションに惚れ惚れするとともに、ジュディ・シル本人のあまり恵まれなかった人生への悲哀がこみ上げてくるような澄んだ歌声。それにしても、ぼくはつくづくアコースティックギターの弾き語りが好きだなあと思う。


小坂忠 『ほうろう』

 参加アーティストの細野晴臣、山下達郎、矢野顕子、大貫妙子、松任谷正隆などなどのそうそうたる顔ぶれだけで名盤だと分かる。はっぴいえんどの風来坊のカヴァーとか、40年以上前のアルバムとは思えないくらいカッコよさが色褪せてない。


マルコス・ヴァーリ(Marcos Valle) 『Previsao Do Tempo』

 マルコス・ヴァーリは『Samba '68』が名盤すぎるのでそれだけで満足してたけど、聴いてみたらこちらも負けじと名盤だった。ボサノヴァとポップの合いの子という感じの、最高のブラジリアンミュージック。今日みたいな梅雨空じゃなく、晴れた夏の日にまた聴きたい。


チェット・ベイカー(Chet Baker) 『It Could Happen To You』

 チェット・ベイカーは『Sings』がとにかく好きで、一時期は毎晩それしか聴かないくらいだったけど、チェットの歌声を堪能できる一枚ということでこっちも好き。今まさにこのアルバムをかけながらこれを書いてます。夜の自室でのBGMに、これ以上に良い心地になれる音楽があるだろうか。


 さてさて。こういう感じの投稿をすると、ブログを書いたって気がしますね。ちょうど聴いてるアルバムもラストナンバーが流れ始めた↓。また気が向いたら書きます。



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