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モブ人間日記(22) https://wavebox.me/wave/6zp4sek…

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    好きなやつ

  • タイ一人旅 小話集

    1話完結なので好きなやつだけお読みください。

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好きな食べ物って難しい

自己紹介で苦手な項目がある。『好きな食べ物』の質問だ。 なぜなら、常に○○が好きだ!と胸を張って言える程の圧倒的1番がないからである。食べたいものはその時によって違うし、どんな食べ物もその道の高級品はだいたい美味しいに決まっている。なので1番を聞かれると途端に迷ってしまう。 実際、先日めちゃくちゃ美味しいベーグルを食べて感動した時、その瞬間からその直後2日くらいまで「これから好きな食べ物はベーグルと言おう!」と思っていた。が、今はそうは思っていない。好きな食べ物なんてコロ

    • 公園に行きたいっ!

      公園の前を通る時、小学生が楽しそうに遊んでいるのを見る度に少し羨ましく思う。大人の遊びといえば専らお金のかかる遊びばかりだからだ。 もちろんそういうのもちゃんと楽しい。だけどたまには居酒屋でお酒を飲みながら近況について話すのではなく、年齢不相応に公園に行ってブランコや滑り台で純粋に遊んでみたいのだ。 ちなみに、ここで言う“公園”とは商業施設が建ち並んだり、デザイン性に優れた座りにくいベンチが置いてあったりするお洒落な名ばかり公園のことではない(そういう公園はそういう公

      • もしサーティワンアイスクリームが野球チームだったら

        日常の中で最もワクワクする瞬間、それはサーティワンのショーケースの前でアイスを選んでいる瞬間だろう(異論は認める)。どのフレーバーを選ぶかだけで15分盛り上がれる友達がいたらその友達こそ一生大事にするべき友だ!くらいには思っている。 そんなサーティワンで最近話題になったのが『よくばりフェス』である。トリプルポップを頼むと最大10個まで1つあたり100円で追加できるわんぱくすぎるキャンペーンだ。 せっかく10個選ぶならば、味、そして並べた時の見た目の可愛さを考えながらチ

        • 性(さが)

          自転車で通勤する途中の道、咲き誇るツツジの花を見て思い出すことがある。幼稚園生の頃よく吸っていた花の蜜の味だ。今では考えられないが、周りの友達もみんなやっていたしこれはきっと多くの園児が通る道、つまり園児の性(さが)なのだと思う。 18歳の時には21.22歳の人に若いね〜と言われたら「たかが3.4歳変わらんだろ!マウントだるぅ」と思っていたけど今の私は18歳に対して若いねぇと思っている。だからこれも22歳の性(さが)だ。 おじさんになれば居酒屋に行った時におしぼりで顔

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        好きな食べ物って難しい

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        • タイ一人旅 小話集
          7本

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          二択の話

          ※100%主観の話なので少々思想が強めです。 犬or猫、たけのこorきのこ、剛or光一、、、世の中にはたくさんの定番二択質問がある。ちなみに私は左から“猫、たけのこ、剛”だ。 そんな二択界で私が特に難しいと思っているのが“うどんorそば”の二択である。正直、単純に考えたらそばと即答できるのだが、現実はそう簡単ではない。というのも、細かく言うと 『店で食べる蕎麦>店で食べるうどん>家で食べるうどん>家で食べる蕎麦』 の順番で好きなのだ。もし香川県の人がこれを読んだら

          ジンギスカンダンス

          今年もプロ野球のシーズンが始まった。昨今のプロ野球はすごいぞ、攻守交代のたった数分の間にも色んな演出が用意されているのだ。中でも日本ハムファイターズのエンタメ性はずば抜けていると感じる(こんなことを書いているが別に日ハムの回し者という訳ではなく、私は楽天ファンだ)。 昨年バズった“きつねダンス”なんかは野球をよく知らない人でもなんとなく聞いたことがあるのではないだろうか。 そんな日ハムがきつねダンスに続いて昨年から流行らせようとしているジンギスカンダンスというダンスをご

          ジンギスカンダンス

          こわいよ!!社会人

          いよいよ社会人生活がはじまる。週5×8時間労働耐えれるかなとか朝ちゃんと起きれるかなとか、長期休暇ないのしんどそうとか仕事って難しそうとか、、、そういう物理的な不安ももちろんある。けど、そういうのはそのうち慣れると思うからそんなに問題ではない。 1番問題なのは、『これから先は区切りがない』という恐ろしさだ。思えばここまでの22年間は小学校、中、高、大、と数年ごとに卒業という区切りがあった。区切りが訪れる度に色んな選択肢の中から好きな進路を選んでリスタート出来る、そんな環境だ

          こわいよ!!社会人

          無駄な我慢はしない方がいい

          雪国金沢で過ごした4年間で学んだことがある。無駄な我慢はしなくていいということだ。 冬に無くてはならないアイテム、ヒートテック。私ももちろん持っているのだが、着るタイミングが難しい。そろそろ寒くなり始めたかなぁくらいの時期に着始めると1月、2月の最強寒波に耐えられない気がしてなるべく着ないように…と我慢してしまうのだ。 ドラゴンボールも最初からスーパーサイヤ人3にはならなかったし、ワンピースも100巻を過ぎてやっとギア5が誕生した。そうやってより強い敵と戦ってきたのだ。冬

          無駄な我慢はしない方がいい

          卒業、そして引越し

          大学を卒業し、もうすぐ4年暮らした街を離れる。高3の冬くらいに今の大学を受けると決めたので当初は全くこの地に思い入れがなかった。たまたま受かった大学に進学するためにここで一人暮らしをする事になった、ただそれだけだ。しかし、4年暮らしてみていざ引越すと思うと案外寂しいものだなあと感じる。 私は自分のことを薄情な人間だと思っていたし周りの人からもドライだと言われることが多いが、意外と別れは寂しいなあと感じるタイプらしい。 高校を卒業して地元を出る時は正直そんなに寂しくなかっ

          卒業、そして引越し

          タイ一人旅小話 #7 おわりに~旅行の醍醐味part2~

          旅行という非日常の中で見る日常シーンが好きだという話を以前書いたが(詳しくはコチラの記事をどうぞ→旅行の醍醐味)、今回の旅行でもそんな日常の一コマにたくさん触れることが出来た。 という訳で、今回発見した “特に長々と書くほどでもないけどなんか良かった瞬間”を写真と共に振り返ってタイ旅行記シリーズを締めくくる。 他にもなんか良いなっていう瞬間は沢山あったけど写真を撮ってたやつはこれくらい。 初日からハプニングが起きたり最終日はホテルでダウンしてたりなんか色々あった1

          タイ一人旅小話 #7 おわりに~旅行の醍醐味part2~

          タイ一人旅小話 #6最終日、体調不良でホテルごもり

          最終日、体調不良でダウンした。原因は多分食あたりである。前日の行動を振り返ると、思い当たる節があった。 最終日前日、私はタクシーを1日チャーターしてチェンマイ観光を楽しみ尽くした。ホテルに帰ってきた時には疲労困憊だったが何か食べたかったので、ホテルの近くにあった屋台でトムヤムクンを食べた。ガイドブックを見てからタイに行ったら絶対食べようと思ってたトムヤムクン、一口食べてビックリした。全然美味しくない!!!なんか思ったよりも酸っぱいのだ。でもまぁこんなもんなのかなと思いなが

          タイ一人旅小話 #6最終日、体調不良でホテルごもり

          タイ一人旅小話 #5 怠惰なタイ人たち

          MVP受賞発表の動画で、大谷翔平が愛犬デコピンと戯れている時に放った言葉である(実際の動画はこちら→MLBJapan)。 しかしまあ、大谷翔平の言う“もうちょっと”はなんだか“もうちょっと”では無い気がして少し怖い。 タイ旅行は、この「もうちょっとさぁ、頑張ろうよぉ」の連続であった。というのも、タイの店員はとにかくやる気がない。店頭であぐらをかきながらご飯を食べるのは当たり前だし、机に突っ伏して寝ている人も何度か見た。もはや羨ましい。我々日本人もこれくらい適当に接客する

          タイ一人旅小話 #5 怠惰なタイ人たち

          タイ一人旅小話 #4 誕生日とウィルと洗濯

          2/18、タイで22歳の誕生日を迎えた。ちょうど誕生日に旅行をするということで、誕生日の前日から当日にかけて泊まるホテルは少しだけいいところを予約していた。 やはりいいホテルはおもてなしが素晴らしい。部屋に入ると、風船やメッセージカードやケーキで誕生日の歓迎がされていた。とは言ってもこれは予約をする際、備考欄に『birthday』とわざわざ書いておいたからだ、自分で。 「こういうのは普通、家族や友達、恋人がするものじゃないのか。フッ、おもしれぇやつ」とホテルのスタッフは思

          タイ一人旅小話 #4 誕生日とウィルと洗濯

          タイ一人旅小話 #3 世間は狭いよ、まじで

          初日の夜、バンコクの川沿いにあるアジアティークというショッピングやらグルメやらが乱立しているエリアを訪れた。最大の目的は『カリプソキャバレーショー』というニューハーフショーである。 客席にはテーブルが置かれ、1テーブルごとに4席ずつくらい椅子が並べられている。全席指定席で、この日は体感300人くらいは入ってそうだ。 私が1人で席に座って待っていると、偶然同じテーブルに日本人女子3人組が座った。日本人が特に多いという訳でもない中、たまたま同じテーブルになったという縁で、

          タイ一人旅小話 #3 世間は狭いよ、まじで

          タイ一人旅小話 #2 初日から事件発生

          初日、三大寺院を巡る途中でお腹が空いたのでそこら辺で見つけたカフェに立ち寄った。私は一人旅では食べたいものだけ決めておき、店はリサーチしすぎず見つけたとこに入る派である。そんなふらっと立ち寄ったカフェでの記念すべきタイ旅行1食目はパッタイとマンゴースムージーとなった。 そして美味しいご飯を黙々と食べていた時に事件は起きた。店員が茶色くてドロドロとした謎のドリンクを運んでいる途中、私の後ろを通る際に椅子につまずき転んだのである。彼はバランスを崩し、お盆にのっていた謎のドリンク

          タイ一人旅小話 #2 初日から事件発生

          タイ一人旅小話 #1 はじめに

          そこそこの貯金とかなりの暇を持て余していた2024年冬、突然の思いつきでタイに行った。旅先をタイにしたのは、 ①暖かい ②それなりに物価が安い ③ご飯が美味しそう ④治安が良さそう ⑤そこまで遠くは無いけど社会人になってから1週間程度の休みで行くにはちょっとキツいし行くなら今がベストかな の5拍子が揃っていたからだ。 結構急に決めた計画だったので誰かを誘うのも無理そうだし、1人の方が計画立てるのが楽だしおひとり様で行くことにした。悲しい言い方をすると、友達があまりいな

          タイ一人旅小話 #1 はじめに