見出し画像

好きな食べ物って難しい

自己紹介で苦手な項目がある。『好きな食べ物』の質問だ。
なぜなら、常に○○が好きだ!と胸を張って言える程の圧倒的1番がないからである。食べたいものはその時によって違うし、どんな食べ物もその道の高級品はだいたい美味しいに決まっている。なので1番を聞かれると途端に迷ってしまう。
実際、先日めちゃくちゃ美味しいベーグルを食べて感動した時、その瞬間からその直後2日くらいまで「これから好きな食べ物はベーグルと言おう!」と思っていた。が、今はそうは思っていない。好きな食べ物なんてコロコロ変わるものなのだ。

まあ、あんなの話の種だし、皆そんなに真剣に好きな食べ物について考えてないのかもしれないが私は一応ちゃんと考えたい。こういう変なところで真面目な人間性がでてしまう。
とりあえず、好きな食べ物を聞かれた際にはその瞬間食べたいものを言う(書く)ようにしているがそれは好きな食べ物というより今食べたいものって感じで微妙に違う気がするのだ。そんなこんなで、ここ10年くらいは好きな食べ物が定まっていない。

そして、私みたいに迷ってしまう人は世の中に結構いると思う。そんな好きな食べ物に困っている皆さんを救うべく私から1つ提案をしたい。

「好きな食べ物はもう自己紹介から廃止しませんか??もしどうしても食べ物について聞きたいなら嫌いな食べ物を聞くのはいかがでしょうか?」

自己紹介がパーソナリティを聞くものだとするならば、好きな食べ物よりも嫌いな食べ物を聞いた方がいい。嫌いな食べ物なら多くの人は固定のやつがあるからね、たぶん。それに、好きよりも嫌いの方が意思が強いからパーソナリティが出やすいと思う。まあ私は嫌いな食べ物も特にないのだが、それはそれで迷わず答えられるし良いと思う。

ついでに、好きな食べ物について気になること(というか偏見)がある。
好きな食べ物『いちご』っていう人って結構いるけど冷静に考えてみるとあれおかしくない?
好きなフルーツとか好きな食材とかなら分かる。でも世の中のあらゆる食べ物(料理も含め)の中で1番がいちごって人がそんなにたくさんいるはずなくない??いちごのショートケーキなら分かるけど、単品は嘘だろ〜。
という訳で8割くらいはファッションで答えてるんじゃないかと私は睨んでいる。

そしてそんな“ファッションいちご好き”には2種類の人間がいると考察している。
1つが可愛い感じのキャラ作りで答えてる人だ。これはまだポジティブなタイプなので良いだろう。けれど2種類目が問題だ。それは好きな食べ物があまりなくてめんどくさいからとりあえずいちごって言ってる人である。これは結構多い気がする。その場合、そんな中途半端な気持ちで答えるのはいちごに対しても失礼なので良くない。

そう考えると、やっぱり好きな食べ物の質問は自己紹介から無くした方が良い気がする。



この記事が参加している募集

#自己紹介

229,891件

#新生活をたのしく

47,900件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?