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もしも変化を起こしたいと思ったら…

「職場のコミュニケーション環境を変えたい!」そんな想いから学びを始めたコーチング。実際に学んでみるとその活用方法は私の生き方そのもの、全てのベースとなる考え方でした。
「コーチングとは?」
に関して様々な定義がありますが、私がコーチングを学んだおかげで変えられた事、よかったと思うことを今日はお伝えしたいと思います。



相手の心を開く


フリーランスと言う立場で、とある中小企業のプロジェクトに業務委託で関わらせていただいたのですが、チームメンバーがなかなか心を開いてくれない、何か提案をするたびに「どうせそんなことしても上手くいかないでしょ」という返答がメンバーから帰ってくる。
困った私はメンバー一人一人と定期的な1on1ミーティングを開くことにしたのです。始めは「何を話すの?」「話すことなんてないんですけど?」と否定的だったメンバーでしたが、コーチングで学んだやり方でひたすら相手から話を引き出し、耳を傾け続けることで「この人は自分の味方なのかもしれない」という信頼関係を構築することができ、何かあればすぐに相談にきてもらえる関係が築けるようなったのはコーチングの考え方やスキルを学んだからでした。


人を分析する力

色々な人の話を聴く経験を積むうちに、人には考え方や行動の傾向やパターンがあり、それも大きくいくつかに分類することができると分かるようになりました。相手のタイプを理解することができるようになったことで、相手が好むコミュニケーションのスタイルのも知ることができるようになり、結果的には、その相手が心地よいと感じられる相手に合わせたコミュニケーションを取ることができるようになりました。相手を分析する力がついたことで、周囲の人とのコミュニケーションがとてもやり易くなり、また自分とは違う相手への理解も深められることで、自分と違う人とのコミュニケーションにストレスを感じることも少なくなりました。


チーム育成

相手の心を開き、相手のタイプを分析する力が身に着いたことで、チームとして組織をまとめ上げる時の要領を得ることができるようになりました。具体的には、チームメンバーが活発に発言できるようにするための心理的安全性をチーム内で作り上げてみたり、メンバーそれぞれの強みを生かした役割配置を検討することができたり、チームメンバーから本音を引き出すことでチームの裏に潜む問題に取り組むことができるようになりました。


営業で成果を出す


人の心を開くのは、社内の人間だけではありません。相手の心を開きつつ、さらに相手により気持ちよくたくさん話をしてもらう方法を知ったことで、クライアントから本音を引き出すことや、クライアントが本当に抱えている課題が何かを特定することが上手になりました。企業のなかでコーチングを活用するというと、とかく人材開発や人材育成のイメージを持たれがちですが、実は営業に携わる人にこそ、コーチングの学びが必要ではないかと私は思っています。

子育てへの活用


コーチングの基本的な考え方「教えない、考えてもらう」をより深く理解したことで、子どもへの接し方も大いに変わったと思っています。もしもコーチングを学んでいなければ、私はきっと、もっとガンガンに勉強をさせる教育ママとなっていたかもしれないし、子どもたちを信じることや目の前のことに一喜一憂せず長い目で見守ることも出来なかったのではないかと思っています(想像しただけで恐ろしくなる…)。



そして何より…

私はコーチングを学んだおかげで自分と向き合う機会をたくさん得ることができました。コーチングを学ぶまでは自分に内省する力など全くなかったし、自分のことを客観視してみたり、分析してみたり、自分が何者かについて考えることなどほとんどなかった。だから自分の評価は外部環境に左右されることばかりで、人からどう見られるか、人からどう評価されるか、が自分の何よりの関心事だったように思います。
今でも承認欲求は強いけれど、それでも自分の思考の癖や自分の良い所悪い所も知ったうえで、少しづつ、自分が変化していることを実感する日々を送れるようになりました。


本当は「教える」よりも実際にコーチングをやっている方が好きだし楽しい。でも私はできるだけ多くの人にコーチングを学んでもらいたい。
そうすることでなりたい自分になれたり、ポジティブな考え方を持つようになれたり、自分をより飛躍させることができるから…。





最後まで読んでいただきありがとうございます。
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