二週間体験してみて
結局こちらの事業所には二週間体験で通所させていただきました。
結果は…
丁重にお断りすることになりました。私には合わなかったのです。
この時は毎日鬱気味だったのもありますが、(早く就職せねば、早くこの無職の状態から脱出せねば)
焦りから行動してしまい、まあ〜焦りは良い結果を期待できませんね。
当時の私を見つめ直してみると状態が良くないのに暴走状態と同じだったな〜と感じました。
事業所の所長さんも通所を断る旨を伝えると、丁寧に対応してくれました。
私の精神状態が落ち着いた状態だったらもう少し違っていたかもしれません。
断る旨を伝えに行った後、車のシートに座るとドッと疲れとため息と涙が溢れてきました。
どこか
「ホッとした」
「開放された」
という気持ちと
「情けない」
「この程度もできないのか」
という情けない気持ちが入り混じってしばらく車のシートで泣いていました。
双極性障害を発病して以来、気持ちは沈んでいるのに気持ちばかり焦り、自分に鞭打って行動していたように感じました。
今でこそ自分を客観的に見る目を養ってきていますが、この頃は何をやっても上手くいかないもどかしさと
「~ねばならない」
思考が強く、毎日イライラ、モヤモヤして過ごしていたのが思い出されます。
就労移行支援事業所の方もうまく行かず、
「焦ってもしょうがない。しばらくなにも考えずにゆっくりしてみよう」
と、自分をいじめる…ではなく、自分をいたわる気持ちがはじめて出た時でした。
この頃から、
「病気は急に治らない」
「焦ってもしょうがない」
「なにも考えないのもまたよし」
等少しずつ自分を無意識に見つめていました。
それ以降は、またウォーキングとスイミングざんまいの日々を過ごす事になります。
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