KAGURA

十数年前に双極性障害、八年後に発達障害(ADHD)が分かり、紆余曲折しながらも自分が障…

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十数年前に双極性障害、八年後に発達障害(ADHD)が分かり、紆余曲折しながらも自分が障害とどう向き合い共存共生してきたかを手記形式で綴っていきたいと思います。 今は、自らの力で生きる道を模索中です。 ご一読くだされば幸いです。

最近の記事

就労移行支援事業所に行き出しての最初の変化

事業所に行き出して最初は「慣れる」事に集中していました。 一般の会社と同じように朝掃除もあれば朝礼もあります。時間にしたら正味3時間ぐらいなんですが、その僅か3時間が私には緊張の連続でした。 そんな日々をプログラムを受けながら過ごしていると私の中に一つの疑問が出てくるようになってきました。 「私はここに来ていてよいのだろうか?」 「ここに来ている意味はなんだろうか?」 などと考えるようになりました。 そもそも雇われて働く事にトラウマと抵抗感のあるまま行きだしたので

    • 就労移行支援事業所に通所する

      少々時間はかかりましたが、就労移行支援事業所に通所することになりました。 ただし障害福祉サービス受給者証ができるまでは事業所の好意で体験利用という形で利用させてもらうことになりました。 私の行く就労移行支援事業所は午前と午後の2部制になっており、私は午前の部に行くことにしました。どうしても午後は自分の時間に使いたかったので(笑) 半日とは言えプログラムは心の内面に問いかけるものが多く、精神的に弱い私にはキツいところがあるけど、これを越えないと先に進めないような気がして敢

      • 相談員さんと面談そして・・・

        後日ハロワの相談員さんと2軒の就労移行支援事業所を見学してみての感想を話しました。 一軒目はより実践的な個人ワークが多く即実践で活躍できそうな感じ、二軒目は座学やグループワークが多く内面に問いかけるようなワークが多かった感じでした。 で、相談員さんにどちらかに行くか、はたまたどちらにも行かないかどうしますか? と尋ねられました。 この問いを投げかけられた時、非常に悩みました。 見学まで行ったからどちらかを選ばなければいけないと思っていたけど、 「どちらも選ばない」

        • 就労移行支援事業所を見学に行く

          一軒目は少々離れた場所にあって、現地集合になりました。 理由は、私が公共交通機関に乗れない状態だからです (病気の後遺症やらその他もろもろの理由) なので、私が車で、相談員さんはバスで向かうことになりました。 場所は大きなビルの6階にありました。 6階フロアをほぼ事業所として使っていました。 印象としては手広くやっているなといった感じでした。 数日おいて2軒目の就労移行支援事業所を見学に行きました。 2軒目はハローワークから近いので歩いて行きました。 ビルの3階にあ

        就労移行支援事業所に行き出しての最初の変化

          就労移行支援への提案

          ハローワークの相談員と何回か面談を続けていく中である時相談員から1つの提案を受けました。 「就労移行支援事業所の体験利用を受けてみませんか?」 と言われました。 私は数年前少しだけ体験したことがありましたが(三日間)、どうしても馴染めず辞めた経緯がありました。 まあ~その時は気持ちの焦り(早く働かなければならない・何かしなければならない)もありましたのでよくわからないまま終わっていました。 なので改めてどんな所か訪ねました。そして二件の就労移行支援事業所を紹介してもらい

          就労移行支援への提案

          障害者就職相談へ行く

          予約をした日に私はハローワーク内の障害者雇用の窓口に行きました。 数年振りのハローワーク、中は仕事を探す人達でいっぱいでした。 私は中を覗いてすぐには入れませんでした。 病気の副作用か人の多い所が苦手でこのときも軽い動悸が出ていました。私は常備していた頓服を服用してから中に入りました。 障害者雇用の窓口に用件を伝え少し待ちました。待っていると一人の女性がやって来て面談室に案内されました。 私より若い女性でした。 この方が相談員の方でした。 先ずは挨拶から始まり、就職相談

          障害者就職相談へ行く

          ハローワークの活用

          私は、プロフィールでも書いていますが 「フリーランスでの道を模索中」 と書きましたが、ここで単純な壁に当たりました。 それは「資金」です。 今、私は実家に住んでいます。ので住む所と食べる所は何とかなっています。問題は基本的な収入源です。 今私は 「障害年金」 を2ヶ月に一度頂いています。 私は三級なのでそんなに多く頂いておりません。 頂いている年金の半分は家に渡しているので私が使える年金は1ヶ月わずかなものです。 正直最低限の生活費で消えていきます。 この状

          ハローワークの活用

          リワークの卒業

          リワークに通いだして2年が近づこうとした頃に担当の先生から面談の以来がありました。 なんだろうと思いながら面談室に行くと 「かぐらさんもそろそろ卒業を視野に入れてリワークを受けていきましょう」 と言われました。 「え!僕はもう卒業なんですか⁉️」 「はい、もうリワークで学ぶことはほぼ学んだと見ていて思いました。」 いきなり卒業の事を切り出されてので少し動揺はしました。でも、回りからみたら卒業する域にきているのだろうなとも感じました。この時はまだ実感がありませんでし

          リワークの卒業

          仏教とマインドフルネス

          今回は、リワーク時代に学んでいて 「へえーそうだったんだ」 と思ったことを書きます。 タイトルほど宗教的ではないので気楽に読んでください。 リワークの中で院長先生に 「マインドフルネスは仏教をベースに作られたもの」 と説明を受けました。 その時はただ漠然と聞いていました。 でも、時間が経つにつれて 「仏教のどこをベースに作ったんだろう」 と疑問が出てきました。先生に質問すると、リワークの時に説明してくれました。 かなり大雑把かもしれませんが、ワークで聞い

          仏教とマインドフルネス

          障害者職業訓練校の説明を聞きに行く

          私は、前回の遺跡発掘作業員の件と同時に障害者職業訓練校の説明を聞きにハローワークにも行っていました。 個人的にITのスキルを身に付けたくて興味がありハローワークの障害者雇用の窓口に行ってきました。 でも実際は思っていたよりも簡単ではありませんでした。 私は、病院のリワーク・社会復帰プログラムを約二年間受けましたが、卒業して既に一年以上経過しているので、コミニュケーションの視点からみたらすぐの受付はできないとの事でした。 訓練校には数種類のコースがあって、その中に 「

          障害者職業訓練校の説明を聞きに行く

          求人の面接を受ける

          私は、最近フリーランス活動もなかなかうまく行かず、 「このままではいけない」 と思い。久々に就職活動してみました。 とはいっても精神疾患の壁は厚く、興味・関心を引かれる求人はなかなか見つかりませんでした。 そんなとき、タバコ買いに寄ったコンビニに 「市政だより」 があり一部もらって帰りました。 市政だよりはたまに行政関連の求人が載っているからです。 何かあるかなと見ていたら、 「遺跡発掘作業員募集」 てのが載っていました。 私はなんか興味をひかれ電話して

          求人の面接を受ける

          自分軸と他人軸

          私は、今までいろんな人や仕事と関わってきました。 営業、教育関係、工場勤務、介護職、タクシードライバー、住宅キッチンの設置、 等々ジャンルバラバラですね。 これまで生きてきたことを自分なりに分析し仕事に特化してみたら 「ほんとにしたい仕事」 ではなかった様に思いました。 最初の営業職は、大学の時で 「とりあえず就職した」 と言うのが正直な所です。 この時は両親から 「自宅から通えるところ」 と条件付けられていたのでそれを満たすところだったらどこでもいいや

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          卒業 即一回目のコロナ自粛へ

          私がリワークプログラムを卒業してから、世間は1回目の 「コロナ自粛」 に入りました。 色んな商業施設が休業に入り、当時の総理大臣から国民に一律10万円やマスクの支給がありました。 卒業してからコロナウイルスに振り回されるとは何とも想定外の事でした。 フリーランス活動にも制限をかけざるおえませんでした。 気持ち良く卒業したのに一気にテンション下がりました。唯一継続できていたのは毎朝の 「瞑想」 でした。 しかし、何とも複雑な気持ちでした。本当なら自分で動き回っ

          卒業 即一回目のコロナ自粛へ

          リワークプログラム卒業

          私は、リワークプログラムを約2年間受けました。 2年受けたからといって完治したわけではありません。 私の場合は休職中の参加ではなかったので特に期限はなかったのですが、リワークの先生方から見たらきっと今後の生き方の方向性が見えてきているんじゃないかと判断されたんだろうと思っています。 私の中では少し「ほたり出された」感は否めなかったのですが、半分は流されたように卒業した感じでした。 私の悪い癖というか、乗せられやすいというか、なかなかに「NO」と言えなかったのです。

          リワークプログラム卒業

          退行催眠治療を受ける

          私は、リワークの中で一度催眠療法を受けたことがあります。 催眠療法き関しては他にもあるようですが、ここでは私が体験したことに特化して書きます。 退行催眠療法について簡単に説明しときます。 退行催眠療法は、トラウマ(心的外傷)やブロックとなっている過去を癒し、今を生きやすくするために役立っています。 これは、過去の出来事へ遡り現在抱える問題の改善を図ろうとするものです。 暗示療法は、表面に出ている痛み・症状を抑えようとする“対症療法”であるのに対し、退行催眠療法は、その

          退行催眠治療を受ける

          怒りとは

          アサーションの中で、 「怒り」 についても学びましたので少し書いておきます。 対人関係ではどうしても出てきてしまう感情ですね。その強さも様々です。 怒りとは、危険や脅威に対して持つ自然な感情で、決して悪いものではない。 しかしながら 「良くない感情」 と考えられることが多いため、うまく表現することが難しい面もあります。 怒りは、攻撃的に表現すると お互いの怒りを増幅させたり、 相手に脅威を与えてしまう場合がある。 また、怒りを感じること自体に 罪悪感を

          怒りとは