怒りとは
アサーションの中で、
「怒り」
についても学びましたので少し書いておきます。
対人関係ではどうしても出てきてしまう感情ですね。その強さも様々です。
怒りとは、危険や脅威に対して持つ自然な感情で、決して悪いものではない。
しかしながら
「良くない感情」
と考えられることが多いため、うまく表現することが難しい面もあります。
怒りは、攻撃的に表現すると
お互いの怒りを増幅させたり、
相手に脅威を与えてしまう場合がある。
また、怒りを感じること自体に
罪悪感を持ったり、
自己嫌悪を感じたり、
怒りを無理に抑えることで、
心身に悪影響が出る場合もある。
そこで、自分の怒りを適切に受け止め、表現することが大切となります。
■怒りの三段階
①マイルドな怒り(いらつき)
好きでない・嫌だ・同意できない・モヤモヤなど
➡落ち着いて言葉を選ぶことができる。
②中程度の怒り(怒り)
腹立たしい・反対だ・イライラなど
➡怒りの蓄積を防ぐために言葉にする。
③強度の怒り(憤慨)
頭にくる・カッカする・ぶん殴ってやりたいなど
➡できるだけ言葉にする努力をする。
③に関しては現実的には難しいと思いますので、
衝動で行動しないように一度クールダウンするのがベスト。
■怒りへの対処
・自分の気持ちを正直に伝え、今の状況を客観的に説明し、相手と共有する。
・怒りが強すぎると感じるときは
「タイム」
を使って、距離を置く。
(クールダウン)
・相手の怒りは否定せず、怒りは怒りとして受け止める。
このワーク、何回受けても
「怒り」
のコントロールって難しいと思いました。
病院の先生には、こういう見方もあるよ。と教えていただきました。
実は、この見方が一番分かりやすかった。
「私は、○○をするために怒りの感情を使った」
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