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2626|ふむふむ
2024年5月9日 00:53
今この記事をスタバで思いのまま書いている。旦那から仕事終わりにプチひとり時間をもらって久しぶりに自由の身になった。日本から取り寄せた本をじっくり読もうと心を弾ませながら家から持ってきたが、いざその時になったら『今日読めたところでどうせ読み切れない。今後続きを読める余裕もない』となって結局今のところ一度もバッグから出していない。①どうせ思考本のこともしかり子どもが産まれてから『どうせ〜』
2024年3月18日 18:43
海外で暮らした経験がない日本人が持つ価値観の一つに“その土地に長く住んでいる=現地の言葉ペラペラ”という思い込みがある。これは、現地に長年身を置くことで言語も自然に身につくものだろうという思考回路から来ていると思うんだけど、実際にはそう単純ではない。実体験込みで言えば、環境の影響よりも結局はどれだけ現地語に向き合えているのかが大きい。言語習得には様々な要因が絡み合うので、一概に在住期間だけ
2024年3月3日 17:34
ブルガリア出身の同僚が出勤すると、前日までなかった、手首に赤と白の糸を絡ませた細いミサンガのようなものをつけていた。オシャレをするような性格の人ではないので「何それ?」と聞くと、ブルガリアの行事の一つだと教えてくれた。その名前はMartenizaと言い、ブルガリア語で3月を意味する。彼女によれば、3月になると健康と長寿のお守りとして心臓のある方、つまり左側の手首に身につけるそうで、4月にな
2024年2月21日 18:45
オーストラリアにいた頃の話。語学学校に向かう道中の電車内、突然の鼻詰まりが起きた。何回鼻を啜っても垂れてくる。鼻水が止まらないことに煩わしく思っていると隣に座っているお姉さんも煩わしそうな顔。しかも大きなため息までついてる。それ私に向けられてない?何か良くないことしてる?とその場で検索する。するとオーストラリアでしてはいけない10のことに『鼻を啜る』が入っていた。どうやら鼻を啜る
2024年1月29日 01:18
渡豪した最初は語学学校に通っていた。そこでは語学力を伸ばす工程の一環に、ディスカッションも行われた。今でも覚えているテーマは環境問題とストリートアートについて(迷惑行為かはたまたアートか)。私の頭に浮かんだ意見は「知らない」「興味ない」「どうでもいい」⋯⋯⋯。ここで私の人生普段から空っぽに生きてきたんだなと痛感した。さすがにそんなの発表出来ないよな、と自分なりの考えがなく焦りを感じてい