【打倒残業】やらないことを「やらな通す」勇気
こんばんは。皆さん、今日もお疲れ様でした。
緊急事態宣言が解除され、営業目標に追われる忙しい日々が私のもとに戻ってまいりました。しかし、どれだけ仕事が増えても時間は有限です。
制限時間内にいかに多くの仕事を処理するか。この点について関心の強いサラリーマンの方は多いと思います。
***
To Doリストは外せない。
この記事をのぞきに来た皆さんは、少しでも自分の生産性を高め、仕事にうまく対処したいという向上心を持った方々だと思います。
そんな皆さんなら、一日の始めに今日やることをリスト化し、仕事時間の間肌身離さず持っているでしょう。
ええ。To Doリストは絶対に作りましょう。
理由は主に2つです。
①仕事を探すムダな時間をなくせるから・・リストなどに仕事を順序だてて書いておかないと、一つの仕事が終わるたびに「次は何しようか、、」と頭の中をかき回す必要が生まれてしまいます。そうなると、次の動作に移る速さは鈍くなります。また、やることに迷うことで、脳を必要以上に疲れさせてしまうのです。
②タスク1つ1つを忘れずに済むから・・人間の脳はあなたが思う以上にポンコツです。上司に任された仕事をド忘れしてしまう時さえあるのですから。脳の記憶容量なんてたかが知れています。1つ1つのタスクは紙に書いて、脳の外に出しておきましょう。そうすれば、脳に無駄な労力をかけずに仕事を遂行させることができます。
もし、To Doリスト習慣のない方がいらっしゃるのなら、明日からでも作ってみてください。作り方に縛りはありません。明日の仕事の帰り道、普段よりも脳の疲れが抑えられていることに気づくはずです。
***
To Doリストの弱点
To Doリストは「やること」を書き出すツールです。書き出すことで業務を見える化させることができ、省エネかつ高い生産性を維持することができます。
ただ、そんなTo Doリストにも、弁慶の泣きどころがあります。
それは、「つい書きすぎてしまうこと」です。
日中に上司からの指示などが急に入ると、人々は自分のTo Doリストに追加してしまい、挙句の果てにはリストがパンパンになってしまい結局仕事が裁けなくなります。
上司の依頼は早く片付けたいという思いが強いほど、一日のTo Doをぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうのです。こうなると本末転倒。不要不急の仕事と緊急重大な仕事の区別がつかなくなり、結果残業祭りとなるわけです。
***
「やらないこと」もちゃんと決めよう
どうやら、やることだけを決めていても、残業時間は減らせないようです。ではどうしたらいいか。そこで視点を変えて、やらないことも決めておきましょう。
やらないことの基準は以下のようなものです。
不要不急なもの
明日に回しても大して影響がないもの
別の時間帯にした方がはかどるもの etc..
なぜやらないことも決めておく必要があるかというと、理由は簡単。やるべきことに100%集中するためです。やるべきことが終わっていないのに横入りしてきた別の仕事に手をかけてしまうと、効率性も集中力も一気に落ちてしまいます。
***
そして、「やらな通そう」
世間でも最近、『やらないことリスト』などという文句が躍る本が売れているようです。やはりやらないことを決めることは大切なようです。
ただ私の体験上、そこで思考をとめては中途半端になってしまいます。
皆さんには、やらないことを決めるだけでなく、それを徹底的にやらない、つまり「やらな通して」欲しいと思います。
朝から晩まで脳をフル稼働していると、どうしても集中力にムラが出てしまいます。疲労を感じるようになると、皆さんの意志の力や注意力は散漫になります。そして、「今の状況なら、より手を付けやすい”やらないと決めたこと”の方をやったほうがいいかもな。」という錯覚を起こしてしまうのです。
確かに、やらないと決めたことも、いつかはやるべきことです。しかし、目の前の課題を後回しにしてしまい、結局何もかもが中途半端になってしまうと本末転倒もいいところです。
「今日はやらない!」と決めたことは、ぐっと歯を食いしばってやらな通しましょう。
***
やらな通す勇気を持とう
やらな通すことは、実は勇気のいることです。先ほども書いたように、いつかはやらなければいけないことだからです。プレッシャーが大きくなる前に早く片付けてしまいたいと思うこともあるでしょう。
しかし、ぐっとこらえてください。
そして、やるべきことをやりきることに集中しましょう。そうすれば、必要以上に残業時間をつけることはなく、潔くさっと帰ることができます。
あなたの身の回りにいる「仕事をサクっと終えて早く帰る人」は、その日やるべき仕事にある程度見切りをつけているのかもしれませんね。
***
本日もお読みいただきありがとうございます。
最後に今日の一曲を。
やらな通して家路についたら、この曲に癒されてみてください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?