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ぼっち人事 10年の旅

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ベンチャー企業人事10年のおたかさんが、人事初心者の時に知りたかった情報、考えたことをまとめました。
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#マネジメント

時短勤務も、急な休みも取れるけど

時短勤務も、急な休みも取れるけど

ワーママ仲間と話をしていると「職場に配慮はあるんだけどね…」という声を聴くことがあります。
配慮があるのに、何が不満なのか?今日は「…」に含まれるもやもやについて考えてみました。

1.働きやすい制度=頑張ったことへのご褒美?自分が当事者になってからは、これらの言葉をありがたく感じる一方で、違和感を感じるようにもなりました。

確かに、職場には負担をかける人がいますので、私も以前はこういう言葉を言

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人事評価で機嫌をとるな

人事評価で機嫌をとるな

人事評価で大事なのは、公平性、透明性を保つことです。

メンタルヘルスマネジメント検定でも、人事評価で納得感がないとメンタルヘルス不調につながりやすいという話を学びます。

納得感を醸成するには、評価が公平であり、透明(誰から見てもその評価が妥当)である必要があります。

今日は人事評価について。

1.人事評価は何のため企業ごとに重視する軸にそって、人材を評価し、不足する能力やスタンスを企業研修

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リフレーミング力は就・転職、目標設定を制す

リフレーミング力は就・転職、目標設定を制す

ここ数年、年30名程の就活生の自己PRを添削しているのですが、ガクチカ、自己PRを「思いつかない」と悩む方が多くいらっしゃいます。

また、就社後の目標設定でも同じように「思いつかない」と悩む方がいます。

「自分の中にある希望や強みが思いつかない。」

また、そう悩む部下に「納得感のあるアドバイスができない。」

そういう方は多いのではないでしょうか?

しかしその一方で、自己PR、目標設定をい

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教育は、行間を悪意で埋めない

教育は、行間を悪意で埋めない

他人の行動が不快なとき、「その行動には悪意がある」と受け取ってしまうことは、少なくないのではないでしょうか。

サリバン先生 未経験でも成果を出す仕事の姿勢で、ヘレン・ケラーの家庭教師であるサリバン先生について書いてから、もう少し知りたくなって手に取った「ヘレン・ケラーはどう教育されたのか」という本。

この本には、部下や新人の育成、そして子育てでも応用したい学びがありました。

1.サリバン先生

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Will Can Must面談が上手くいかない理由

Will Can Must面談が上手くいかない理由

Will Can Must(略:WCM)は、キャリアを考える際に思考を整理する考え方の1つで、「自分にとってのWill(したいこと) Can(できること) Must(しなければならないこと(業務))を整理して、3つの輪が重なりができるだけ広くなるようにキャリアを考えていくといいよね」というような考え方です。

最近では、キャリア研修だけでなく、1on1面談、目標設定などでもこの考え方を使ってコミュ

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どれを選んでも苦しい、でも1つだけ幸せなことは‥

どれを選んでも苦しい、でも1つだけ幸せなことは‥

水泳教室を辞めたい4歳の娘。

最近は、水泳教室がない日にも思い出して泣いたり、怒ったりと不安定になっていました。

話を聞いてみると「上手くできる喜び」を知っているからこそ「上手くいかない苦しさ」が我慢ならない様子。

そこで、図解しながら、
以下のような話合いをしました。

私「あなたには、3つの方法があると思う。

1つめは、
今、頑張って泳げるようになる方法。
これは、今、我慢が必要だけど

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評価をしない、事実をうけとめる。

評価をしない、事実をうけとめる。

「リベラル・アーツ 人事の思うこと」に書いた内容にもつながるのですが、
最近、私が気を付けているのは話を聞くときに、評価をしないこと。

例えば、子供が「友達に意地悪をされた」と帰ってきて話すときも、

「そうだったのね、あなたはそう思ったのね」と事実のみを受け止める。

仕事でメンバーが大きなミスをした時も、
「そうですか、ではどうしましょうか?」とだけ伝える。

この考え方は、2つの別々の本か

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