おたかさん

工学部→人材営業→ベンチャー人事/(複業)都内大学で就活アドバイザー 【資格】メンタル…

おたかさん

工学部→人材営業→ベンチャー人事/(複業)都内大学で就活アドバイザー 【資格】メンタルヘルスマネジメント1種、第一種衛生管理者 【特徴】 ・ワーママ ・読書(雑食) ・アニメ 未経験、ぼっち人事、立ち上げから10年以上。 日々考えたこと、学んだことを、アップしていきます。

マガジン

  • ぼっち人事 10年の旅

    ベンチャー企業人事10年のおたかさんが、人事初心者の時に知りたかった情報、考えたことをまとめました。

  • 母が知りたい人事の視点

    10年以上の人事経験から記事を書いています。 このマガジンでは、お子さまや、配偶者の方の就活、転職で参考にしていただけそうな記事をまとめました。 もしよければ、ご参考ください。

最近の記事

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自己紹介

はじめまして、おたかです。 私は、大学で建築を学ぶも、就職活動では、「やりたいことと働きたい環境が違うこと」に気がつき、大手人材会社に就職しました。 3年目にベンチャー企業に人事として転職。 それ以降10年、ベンチャー企業で人事を続けています。 私が入社した頃の今の会社は、採用教育に特化した人事はおらず、上司である役員の力を借りながら、ぼっち人事で、採用や教育の道筋を作ってきました。 人事にとって自社のノウハウは門外不出。 どうやって人事を学ぶか、書籍、他社人事の方

    • 私は必要とされますか?

      久しぶりに転職活動をしています。 きっかけは「ちょっと考えてみようかな」くらいでしたが、思うより考え方が変わりました。 今日は30代までハードに仕事してきた私への転職市場での評価について。 1.打ち砕かれた自信転職活動前、正直自信がありました。なぜならば、 結構、頑張ってきたつもりです。 ずっと採用の仕事に関わってきたので、求人票から相手の意図が読み取れると思っていましたし、面接で伝えるべき点も理解できていると過信していました。 しかし、実際に始めてみると、採用人事

      • 時短勤務も、急な休みも取れるけど

        ワーママ仲間と話をしていると「職場に配慮はあるんだけどね…」という声を聴くことがあります。 配慮があるのに、何が不満なのか?今日は「…」に含まれるもやもやについて考えてみました。 1.働きやすい制度=頑張ったことへのご褒美?自分が当事者になってからは、これらの言葉をありがたく感じる一方で、違和感を感じるようにもなりました。 確かに、職場には負担をかける人がいますので、私も以前はこういう言葉を言っていたような気もします。 しかし、これらの言葉を受ける側になると「それぞれの

        • 社会では、どう個性を発揮するか

          社会において、個性の発揮は難しいと感じる方も少なくないかと思います。 私も新入社員の時、自分らしい創意工夫をしていこうと仕事をアレンジしたところ、「まずは基本通りにやりなさい」と大目玉を喰った事があります。 仕事において、どう個性を発揮していくのか。 それとも個性は押し殺すべきなのか。 たまたま読んでいた本から、よい視点を拾ったので、今日はそのお話を。 1.思考の整理学思考の整理学 / 筑摩書房 著者:外山 滋比古 30年間で200万部以上売れたロングセラー、それが

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        自己紹介

        マガジン

        • 母が知りたい人事の視点
          36本
        • ぼっち人事 10年の旅
          70本

        記事

          流行歌を聴かなくなった私がYOASOBI

          年始に家族で集まり「J-popを聴かなくなった」という話をしていた際、祖父母、夫が「でも、YOASOBIは別だな。あの人はいいよね」といっていました。 よく読むnoterさんも好きだとおっしゃっていたので、興味を持った私。 聴いてみると、色々と感じたことがありましたので、今日はそのお話を。 1.20代までは「No Music, No Life」だった学生時代はずーっとイヤフォンをして過ごしていたくらい、流行りの歌が好きでした。洋楽はあまり聞かず、基本J-pop、一番ハマった

          流行歌を聴かなくなった私がYOASOBI

          日記の効能

          今年の5月から、手書きの日記をつけ始めて半年。 当初想像もしていなかったメリットを感じています。 今日は、日記について思うこと。 1.負の感情の原点をたどれる意外と大したことないことで怒ってたりとか、小さなことが不満の原点であることに日記をふりかえって気が付くことがありました。 負の感情って、基本的にあまりよくないイメージがあるので、 「こんな小さなことで怒ってはいけない」 「こんな些末なこと受け流さなければいけない」 と自分の気持ちに蓋をしていたり、 「ここまでさ

          日記の効能

          黄金時代のその後で

          私の髪を切ってくれてる美容師さんは、過去にテレビにも出てた方だそうで、今でもお店にはVIPそうな方が来てるし、技術も素晴らしいです。 どこに行っても「くせ毛ですねー(スタイリング剤でなんとかしてね)」と言われたハネが、この美容師さんに切ってもらったら、嘘みたいにストンと納まりました。 エンタメから政治経済まで話題の幅は広く、最新美容にもすごく詳しい。 そんな美容師さんが、世間話のなかでサラッと「俺たちがカリスマ美容師だった時はさー」と言ったのに、ドキッとしました。 今

          黄金時代のその後で

          出産をきっかけに管理職を降りた話

          産前は人事マネージャーとして5人の部下をマネジメントしながら、バリバリ仕事をしてきました。 仕事が好きで好きで、休日も深夜もサービス残業三昧。0→1の仕事をこだわりを持って作り上げるのは、もはや趣味でした。 しかし、育休復帰のタイミングで管理職を降り、メンバーとして復帰。 そんな私の心の内と、今見えている景色について。 1.どうして管理職を降りたのかありがちですが、夫の前職は長時間労働で兼業夫婦に理解のない会社だったため、ワンオペ育児で管理職として復帰するのに不安があった

          出産をきっかけに管理職を降りた話

          インプットで、アウトプットできますか?

          自己成長のためのインプット、最近、速度と量がものすごい方が増えたなと思いますし、ビジネスマンだけでなく、多くの人が当たり前のように自己啓発のためのインプットをするようになったと感じています。 インプットはしなくちゃいけないのか、そんなプレッシャーを感じる方もいるかもしれません。 今日はそんなインプットについて。 1.おたかさんのインプット 産後、時短勤務になってちょっと自信を失っていたこともあり、この4年間は割とストイックにインプットをしました。※ずっとやっていたわけで

          インプットで、アウトプットできますか?

          採用担当は人事初級なのか?

          人事といってもその範囲は広く 労務…給与計算、社会保険手続き、賞与査定 採用…新卒・中途・パート採用 教育…研修、評価 人事企画…人事制度導入、人事戦略の立案 こんな感じで分かれています。(会社によって少し違うこともあります) 未経験から入りやすいのは、採用人事。 営業力(人を惹きつけ、数字にコミットする力)があって、若くて、最近ではSNSに強い女性が採用されやすいポジションです。 逆に、労務は正確な事務処理能力や労働基準法の知識も求められるので専門性をもった労務経験者

          採用担当は人事初級なのか?

          対話と報告

          voicyで以下の話を聴いていて気が付いた、対話と報告の違いについて。 対話の力とはその人の魅力を知る力 志村季世恵さん③ by芳麗さん https://voicy.jp/channel/1419/207122 志村季世恵さんは、バースセラピストでありダイアログ・イン・ザ・ダークの総合プロデューサーを務める方。 幼少期、家族との対話をたくさん経験し、対話の重要さを実感している志村さんがプロデュースされるダイアログ・イン・ザ・ダークでは、純度100%の暗闇の中、複数名で対

          対話と報告

          目線はどこを捉えているか

          先日は、年中の娘の運動会でした。 初めてのバトンリレー、なんとか走りきり、親としてはホッとしつつ、成長を感じてジーンとした気持ちにもなりました。 リレー中の子供たちは様々で、応援に一生懸命な子、早く走りたくてぴょんぴょん飛んでいる子、走りながらパパママたちに手を振りながら応援されている瞬間を楽しむ子… ふと、それぞれのキャリアへの向かい方と似ているなと感じました。 誰かの力になりたい人、一生懸命仕事の責任を果たそうとする人、野心を実現したい人… リレー中に、私が一番印象

          目線はどこを捉えているか

          形を成さないスキルの価値

          「皆から信頼されます」「気持ちの良い対応ができます」、いわゆるスタンスとか、人柄とか、 こういうものって、仕事において意味がないのでしょうか。 今日は、本から得た視点をもとに、形を成さない(成せない)スキルの価値についての考察です。 日本の美意識で世界初に挑む 著者:細尾真孝さん この30年間でマーケットが10分の1に縮小してしまった西陣織。そんな衰退業界にあって、現代人の生活スタイルにも溶け込む伝統文化の変革に成功した細尾氏。ハーバードのケーススタディーとしても取り上

          形を成さないスキルの価値

          最終的には給与額で決める、彼女の言い分

          私には、10年来の友人がいます。 彼女とは新卒で同じ会社に入り、同じような仕事をして、今は別の会社にいます。 私は20代後半の一番自由な時期を、ほとんど彼女と過ごしましたが、そんな彼女と私の仕事観は真逆です。 今日は条件で仕事を選ぶ友人からから学んだこと。 1.条件重視と仕事内容重視私の仕事観/仕事内容重視 ①ビジョンに共感する組織で仕事がしたい ②創り出す仕事(0→1、組織づくり、採用など)が好き ③必要最低限の年収と土日休み 仕事の選び方「科学的な適職」より 彼

          最終的には給与額で決める、彼女の言い分

          ガクチカ聞いてていいんでしょうか?

          毎年2,30名の学生さんのガクチカのアドバイスを続ける中で、最近、徐々に疑問が大きくなってきたのが「ガクチカ(学生時代に一番力を入れたこと)って本当に人事が聞きたいことなのか」ということ。 今日は人事目線から見たガクチカについて。 1.人事が面接で見極めたいことは何か?新卒採用に限らず、面接で見極めることは、「入社後に活躍できるかどうか?」そのために、以下のような観点を確認しています。 【入社後に活躍できるかどうか?】  →価値観が会社と合っているか?(ビジョンとのマッ

          ガクチカ聞いてていいんでしょうか?

          コミュニケーション力を強みとして話す前に。

          現在、ある大学の就活アドバイザーとしてもお仕事をしています。 多くの学生さんが自己PRの強みとして挙げられるのが「コミュニケーション力」。私自身も就活、転職の時には、「コミュニケーション力」を強みとしてきました。 100人以上の学生さんの話を聞くなかで、気が付いたのは、「コミュニケーション力」って人によっていろんな定義があるなということ。 ・たくさんの人と仲良くなる ・人から相談される ・話し合いで進行ができる など、全て「コミュニケーション力」としてまとめられているな

          コミュニケーション力を強みとして話す前に。