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どれを選んでも苦しい、でも1つだけ幸せなことは‥

水泳教室を辞めたい4歳の娘。

最近は、水泳教室がない日にも思い出して泣いたり、怒ったりと不安定になっていました。

話を聞いてみると「上手くできる喜び」を知っているからこそ「上手くいかない苦しさ」が我慢ならない様子。

そこで、図解しながら、
以下のような話合いをしました。

私「あなたには、3つの方法があると思う。

1つめは、
今、頑張って泳げるようになる方法。
これは、今、我慢が必要だけど、仲良しのお友達と一緒に頑張れる方法。

2つめは、
教室を一旦やめて、来年頑張る方法。これは、今は我慢しなくてよくなるけど、来年は仲良しのお友達はもう泳げるようになっていてずっと上のクラスに行ってしまっている。だから、新しい少し年下のお友達と一緒に頑張る方法だね。

そして3つめは、
水泳教室を完全にやめる方法。
これは頑張らなくてよくなるけど、小学校ではプールの時間がある。その時、お友達は泳げるけど、あなたは泳げないという結果が待っている。

あなたはどれがいい?
どれも嫌な事があるけど、1つだけ幸せなのは
自分でどの方法か選べるってことだよ。」



これは「親業」「世界標準の子育て」「自己肯定感を高める子育て」などの書籍を参考に、

①本人に決めてもらう
②親は本人の「理解の手助け」に専念する

と方針を決め、実行してみました。

話の後、4歳なりに「…うーん…」としばらく考え、今回は1つめの方法を選んだ娘。
本人なりに納得したのか、それからはちょっと嫌がりつつも、水泳教室に行くようになりました。

仕事へのモチベーションが上がらない時も、今回のように、選択の結果を選んだ自覚がない時である気がします。

方法と結果って基本セットなのですが、

・方法を選ぶ時に、方法だけをみている
 (結果を見ていない)

・どこかに「嫌な事が一切ない過程と結果」があると思っている

こんな時ですね。
(個人の能力によって、セットになる方法と結果も違いますが。) 


選ばない、頑張らない、も
1つの選択であることを忘れずに、

選択することすら
モチベーションが上がらないときは、

「どれも嫌な事があるけど、
 1つだけ幸せなのは、
 自分でどの方法か選べるってことだよ。」


という言葉を思い出して、
自分の選択の結果に覚悟をもって生きていきたいなと思います。


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