見出し画像

塩の街リューネベルク

ベルリンからの最初の目的地はリューネベルク。塩の交易で栄えた街。北の方にはリューベックというここもまた塩で栄えた街があって紛らわしいのですが今回はリューネベルクに行きます。

9時20分ベルリンのセントラルバスステーションを出発して乗り継ぎ1回の5時間の旅。
ドイツは先週夏が戻ったかのように30度近くの陽気が続いていたが、今や冬。最低気温は10度を切るようになった。

バスの中ではうつらうつらしたり単語帳を確認したり。意外と飽きずに過ごせた。
リューネベルクに着いたのはもう15時近くだった。
曇天時々雨の降りしきるリューネベルク。

駅から歩いてほどなく可愛らしい街並みが…。テンション上がる。

ベルリンのダサかっこいい?!雰囲気に慣れてしまって「ドイツはこんなもん」といつのまにか決めつけてしまっていたけど、私にはまだまだ見たことのない景色がたくさんあるんだと気づかされる。
ミュンヘンではオクトーバーフェストが始まりドイツ各地にも屋台が出ているよう。

フルーツにチョコのかかった日本で言えばバナナチョコと思しきものが美味しそうで思わず1つパクリ。
ブドウのチョコがけを選んだんだけどチョコも甘いしブドウも極甘。私の中の血糖値の針が振り切れるのを感じた。絶対私、糖尿病になってる。

そしてこの日のリューネベルクは消防車祭りが開催されており消防車という消防車が広場に出て消防士さんで溢れかえっていた。謎の祭り…

ホテルは旧市街から離れたところ。受付の人が親切でベルリンでとことん塩対応に揉まれてきた私の心が癒される。

「鍵の開け方教えてください」「このバスは〇〇に行きますか?」いつのまにか英語で話していたことをドイツ語で言えるようになったと気づく。
今勉強してるレベルの会話には到底及ばないけど私もやればできるのでは?
先生に「あなたの発音は聞き取りづらい」「簡単な表現ばかりじゃなくて難しい言葉も使え」とかプレッシャーかけられまくってすっかり萎縮してしまったけどしゃべろうと思えばしゃべれるのか。意外と発音悪くても通じるのか。
寮でも掃除機かけたいなと思いつつ受付の人と話すのが嫌でいつまでも掃き掃除だけしかしていなかったけど、もう少しがんばってしゃべろう。
いつのまにか消え失せた積極性。いつからこんなになっちゃったのかわからないけど今自信も元気も微妙にない。

ホテルの近くのイタリアンでスパゲッティと久々のビール。ビールは働いていた頃とても好きだった。薬漬けになってからしばらく飲んでいなかった。おつまみのピスタチオが食べ放題でいろんな手があちこちから伸びてくる。

今日は早めに寝よう。明日は南下しつつハノーファーを目指したいと思います。
#脱サラ #ベルリン #移住 #語学留学 #労災 #労働問題 #精神疾患 #パワハラ #働き方 #三十路 #うつ病 #適応障害 #人生 #コラム #エッセイ #日記 #写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?