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食欲無い日のタコきゅうり

タコキューこと、タコとキュウリ酢の物。

夏に美味しくなるタコときゅうりを、サッパリしたお酢で食べさせる夏の定番ですね。

タコはビタミンE、亜鉛など様々な栄養が含まれているが、中でもタウリンが豊富で
肝臓や心臓などの臓器の機能を高めたり、視力や疲労の回復にも効果がある。
高たんぱく低脂肪で、消化も良い。

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きゅうりは水分とカリウムが豊富で、塩分や水分の排出を助け、むくみや夏バテの解消に役立つ。
お酢はクエン酸や酢酸などの効果で疲労回復、胃を刺激して食欲増進、腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やす、などの効果があります。


夏バテで食欲が無くても食べやすく、それでいて身体への効果がしっかりある良い料理です。

でも、酢の物は人気が無かったり、苦手な方が多いので、今回は食べやすく、そして更に身体へ効果的なレシピを紹介しますね。


・材料

たこ:100g
きゅうり:1本
生姜:20g
塩:小さじ1
酢:大さじ1
醤油:小さじ1/2
粉末出汁:小さじ1/2
みりん:小さじ1

粉末出汁が無ければ、白だしや顆粒だし、鰹粉などでもOK
酢は米酢や穀物酢が望ましいが、指定は無し。
醤油はあれば薄口醤油が好ましい。

・作り方


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①塩以外の調味料を合わせてレンジで加熱。

粉系の出汁の場合は一緒に加熱すると味が出やすい。

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②きゅうりは小口切り、生姜は皮付きで薄切りして、合わせて塩揉みする。

③タコはキュウリより少し大きいくらいにぶつ切り。

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④野菜をよく絞り、すべて合わせる。

白だしを使う時は強めに絞る。

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・料理の理屈

・調味料を加熱する事でアルコールが飛び、お酢の酸味がまろやかになる。
・出汁と醤油の旨味で酢の酸味が抑えられる
・生姜をスライスで入れる事で、味に波ができる。
苦手な人は千切りやすりおろしでも良い。
・キュウリと生姜に塩して絞る事で歯応えがポリポリする。
・絞る事で、合わせ酢が入りやすくなり一体感が出る。


・アレンジ

出汁、酢、みりん、醤油があれば美味いので、これを踏まえて食材を変更するのはあり。

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タコの代わりにワカメでも
海鮮系が相性良い。
アサリ、青魚、白身魚、などがオススメ。

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もっとシンプルに、生姜とキュウリでも十分美味い。
新ショウガの時期は爽やかな辛さがあって美味い。

・医食同源の事。

夏場はキュウリなど身体を冷やす性質の物や、冷たい物を食べる事が多いので内臓を冷やしやすい。
でも、冷たくてサッパリしたものが食べたい。

分かります。
だから、生姜を合わせましょう。

皮付きで合わせましょう。
生姜は皮付近が1番美味いし温める効果強い!
使い切ろう。

それだけでかなり温めてくれます。

そんで、サッパリしたい時は酢を使いましょう。
レモンなどは身体を冷やしますが、酢は発酵の力もあり身体を温める性質があります。

何より、酢を使うと塩味を強く感じるので、減塩の作用もあるのです。

良い事尽くめですね。


読んでくれたあなたの食卓にこの料理が並ぶことを願って。

おしまい。




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