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2024年4月6日 23:50
これはわたしと恋人との話。付き合う前日の夜、わたしたちはデートをしていた。付き合う前の、甘すぎるけど、ちょっとだけ苦い時間。今しかできない会話、今だからこそ意味をなす表現、そういったものが、確実にしっかりと存在していた。「結婚して子どもができたら、深夜のコンビニに手を繋いでいくことが2人の特別な時間になる」デートの帰りにコンビニに寄ったとき、ホットカフェラテを作る待ち時間に、彼
2021年5月4日 19:13
私が「ただの映画好き」から「映画監督未満」になったのは、今から約1年ほど前の話。普段は一晩のうちに2つ以上必ず夢を見る私が一切夢を見なくなったのも、ちょうどその頃の話。映画を作ってみたいという漠然とした願望に脳内が支配された私は、お風呂に入っているとき、歯を磨いているとき、寝支度を済ませ布団に入ったとき、そんな、日常にありふれた何も考えなくてよい瞬間でさえも、答えの出ない問いを永遠に巡らせていた。
2020年7月30日 02:58
単刀直入に報告。私、最終面接に落ちました。泣いたよ、珍しく。本を読んで映画を観てきれいなものを見たときに自然と流れる涙とは、また違う涙を流したよ。私は、大抵のことは一晩経つと忘れる、というか浄化できる便利な能力を持ったタイプなんだけど、さすがに今回の一件はなかなか消化できないだろうな。て、思ってたのね。でも色々な人からアドバイスをいただいたり、話を聞いたりして、自分なりに考えて、あれだけ