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  • すべての答えはバーにある

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Sabor a mi なひと

ホドホドの距離な間柄はそこら中に転がっており 私自身は 本当の人とは お互いに晒してぶつけて 受け止めあって… そのすべてを飲み込んだうえで接していくことで それぞれ…

maki:m
4年前
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「すべての男は消耗品」(R18)

すべての答えはバーにある。 決してモラルは押し付けず 正解も求めない礼儀作法ゆえ見えてくる答え。。 そんな博愛ウェルカム感が洩れ出しているせいか ひとり飲みの際 …

maki:m
5年前
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本を売らない本屋さん

琴線符号を互いに符合させながら語れる嬉しい出逢い、晴耕雨読 雨茶雨読とな。笑 西戸崎の以前 時計屋だった民家に本屋の理想郷をで ナツメ書店…漱石センセイですな。 …

maki:m
6年前
1

bone to be blue

先日 ブルーに生まれついて (原題『BORN TO BE BLUE』)…観てきました。 My funny Valentine と 殊 『I've Never Been in Love Before』の聴き方が完全に変わってしまっ…

maki:m
7年前
1

ありがとうの日

その昔 バブル と言って 女の子がお財布を持たなくて過ごせていた 素晴らしい悪魔のような時代がありました。 当然 頂きもの感覚もやはり狂っておったワケですが そんな中 …

maki:m
7年前
2

Samba と Zamba

知らないことがまだまだ多過ぎて 理解していないうえ いつまで経っても下手っぴぃな アルゼンチンタンゴ に纏わることを書くのは とても こっ恥ずかしい。 なので 普段は…

maki:m
8年前
5

小倉で

衣食住にダイレクトに関わらない生業、 例えばワタシの愛するアート業だったり、、 多くの人が生きていく上で 最低限必要なもの…「ではない」ジャンルのもの、 無くても…

maki:m
8年前
3

へき/癖すなわち

集散常相願販同好 (集散は常規なり 願わくば 同好に頒たん) 近代数寄者の嚆矢 文化人 平瀬露香(主に茶道具のコレクターだった翁)のことば。 連ねて そもそも 数寄者…

maki:m
8年前
1

monochrome

写真を撮ること実に難しく どの角度で何処を切り取るかで 自分のセンスから心理状況までも全て晒され 明度やピント シャッタースピードなんかでは技術レベルがバレる。…で…

maki:m
8年前
2

たまごな椅子

ライティングで文章ばかりやっていると ずっと俯き加減で アウトプットも続くため 言葉に整理するための感情の引き出しの中身も尽きてきて カランカランとしてくる… ちょ…

maki:m
8年前
3

美しい装幀のせかい

フランクロイドの醸す飴いろのあかりの下、今まで出逢った装丁に思いを馳せてみる… 本が紙であることの醍醐味のひとつ 装丁。 ムスメ時代に初めて装丁で買った、吉本ばな…

maki:m
8年前
4

カミーユクローデル-Camille Claudel-

noteデビューに相応しい哉 彼女に無性に惹かれることかれこれ。。 こんなにまで女性としても魅かれるのはいつも自分の中に どこか破滅願望、…破綻思考があるんじゃないの…

maki:m
8年前
5

Sabor a mi なひと

ホドホドの距離な間柄はそこら中に転がっており
私自身は 本当の人とは お互いに晒してぶつけて 受け止めあって…
そのすべてを飲み込んだうえで接していくことで それぞれの世界観が深まり、一層アーティスティックに、、クリエイティブに、、
そうやって 各々を高め合って生きていくことが理想形だったりするのですが、、、

相手にとっては その過程が重かったり 近過ぎたり 遠すぎたり 嫌いではないが辛くなる。
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「すべての男は消耗品」(R18)

「すべての男は消耗品」(R18)

すべての答えはバーにある。
決してモラルは押し付けず 正解も求めない礼儀作法ゆえ見えてくる答え。。

そんな博愛ウェルカム感が洩れ出しているせいか
ひとり飲みの際 必ずと言っていいほど 面白いキャラクターと出逢う。

今宵も「すべての男は消耗品である」を地でいくようなH嬢と。
椎名林檎のような黒髪ショートボブに
短いAラインの黒いダウンジャケットを脱ぎつつ発した アンニュイな第一声が 一瞬にし

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本を売らない本屋さん

琴線符号を互いに符合させながら語れる嬉しい出逢い、晴耕雨読 雨茶雨読とな。笑

西戸崎の以前 時計屋だった民家に本屋の理想郷をで ナツメ書店…漱石センセイですな。

店内手前ではご主人がドリップされるコーヒースタンド、
ここ最近で一番美味しかったブラジルの深煎り珈琲。
W杯で辛勝したブラジル代表への想いも乗っかってか格別だった。
パンもちまちま自身で焼いておりますと 愛らしく 小麦の香りがたっ

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bone to be blue

bone to be blue

先日 ブルーに生まれついて (原題『BORN TO BE BLUE』)…観てきました。

My funny Valentine と 殊
『I've Never Been in Love Before』の聴き方が完全に変わってしまった…

こんなに痛くて苦しい歌になるとは

ブルーに物憂げに囁くような 呟くような
儚く切ないため息にも似た中性的な歌声
ワタシのJAZZ入門は このチェット ベ

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ありがとうの日

ありがとうの日

その昔 バブル と言って 女の子がお財布を持たなくて過ごせていた 素晴らしい悪魔のような時代がありました。
当然 頂きもの感覚もやはり狂っておったワケですが そんな中
「何故にワタシの誕生石はオパールなんだろうか」と。
4月のダイヤ、7月のルビー、せめて9月のサファイアと、、いかにも貴石!でない此のオパールというネームバリューのショボさ加減に少し残念がっておりましたものですが…
歳を重ね 色んなコ

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Samba と Zamba

Samba と Zamba

知らないことがまだまだ多過ぎて 理解していないうえ
いつまで経っても下手っぴぃな アルゼンチンタンゴ に纏わることを書くのは とても こっ恥ずかしい。
なので 普段は書くことを控えているが まだ好きになりきれていないものの 好きになってみたい という気持ちは何よりもとても大きい…そこで 少しでも辿るべく 今回はレポート的に記してみる。

以前 参加したタンゴのワークショップで ん十年選手でタ

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小倉で

小倉で

衣食住にダイレクトに関わらない生業、
例えばワタシの愛するアート業だったり、、

多くの人が生きていく上で 最低限必要なもの…「ではない」ジャンルのもの、
無くても生命体としては生きていけるもの、、
コレに携わり 提供する側は 常に発信し続けて 身近に居続けることが大事だと 俯瞰で見ても常々ひしひしと感じている。

せっかくの同じ一生…ただ寝起きし食べるだけの生活でなく 潤いある 活き活きとした瑞

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へき/癖すなわち

へき/癖すなわち

集散常相願販同好
(集散は常規なり 願わくば 同好に頒たん)

近代数寄者の嚆矢 文化人 平瀬露香(主に茶道具のコレクターだった翁)のことば。

連ねて そもそも 数寄者とは…
同氏のことばを借りると 「数寄とは僻愛の心なり」
僻愛、偏愛、、執着…なるほど。
収集家、コレクターの基軸となるトコだったりするのかもしれない。
そこに感動を伴う 友達づくりと、半端ない情報収集のチカラが不可欠なの

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monochrome

monochrome

写真を撮ること実に難しく どの角度で何処を切り取るかで 自分のセンスから心理状況までも全て晒され 明度やピント シャッタースピードなんかでは技術レベルがバレる。…でも時々起こる陶芸の様な偶然の産物もアリで やっぱりなかなか面白い。

一度だけ写真講座なるものを受けたことがある。
織作峰子氏の特別講座だった。
彼女の写すモノクロームの植物写真が 羽衣の様に本当にエレガントで 何処か艶めかしくココ

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たまごな椅子

たまごな椅子

ライティングで文章ばかりやっていると ずっと俯き加減で アウトプットも続くため 言葉に整理するための感情の引き出しの中身も尽きてきて カランカランとしてくる…
ちょっとお休みして 反対側の五感に響く上を向いたモノが欲しくなり インプット作業したくなる。
そんな一旦の小休止のとき ワタシの『胎内回帰願望』がまたむくむくと顔をだす。

“困ったちゃん”な父親に 母親も“天然ちゃん” な所為もあっ

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美しい装幀のせかい

美しい装幀のせかい

フランクロイドの醸す飴いろのあかりの下、今まで出逢った装丁に思いを馳せてみる…
本が紙であることの醍醐味のひとつ 装丁。
ムスメ時代に初めて装丁で買った、吉本ばななのキッチン。
いわゆるジャケ買いというやつ…
その後の“ばななブーム”で他作品も
当時では斬新な“お洒落装丁”だった。

装丁はデザイン的にも難しい類かと。
エゴや商用の強いデザインは作品を殺してしまう。。作品の邪魔をせず、固定概念を植

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カミーユクローデル-Camille Claudel-

カミーユクローデル-Camille Claudel-

noteデビューに相応しい哉

彼女に無性に惹かれることかれこれ。。
こんなにまで女性としても魅かれるのはいつも自分の中に どこか破滅願望、…破綻思考があるんじゃないのかと つい思ってしまう
もう随分と昔のカミーユクローデル展で、彼女の作品を前に ココロ震えながらも なんの術もなく ただ呆然と立ち尽くしてしまった…
という記憶も 今もの凄い勢いで 蘇ってきています。
一緒に展示してあった ロダンの

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