あのとき死ねてたら、って今でも思う。
去年の7月、はじめて自殺したんだよね。
当たり前に失敗したんだけど。
ベルトで首吊って。
そのまま簡単に死ぬ予定だった。
でもうまく絞まんなくてね。
意識飛ぶよりも前に苦しいんだよね。
で、あーだこーだしてる間にお母さんが仕事から帰ってきちゃって。
なにしてんねん!!って泣きながらほどかれて、終わり。
そのあとまたすぐ同じことして、今度はうまくいったんよ。
ちゃんと意識飛んだと思う。
でも目が覚めたら床に寝転がってて、あたまいたーって触ったら、たんこぶできてた。
首には絞めるために使ったショルダーバッグのちぎれたひもが巻きついてて、また失敗したんやなぁ…って。
死ねない。
なんで。
こんなに死にたいのに。
なんでなん。
って泣いたよー、さすがに。
首に痕がついちゃって消えなくて。
それでバレて、今度は措置入院。
はじめての入院。
内科にさえも入院したことなかったよ。
…まぁ5日で限界来て、無理やり帰ってきたんだけど。
5日で5kg痩せた、まじでストレス過ぎて病院が。
2度も死に損なったんだから、これは生きろってことだよ。
生かせてくれたんだよ。
って病院の人たちにもお母さんにも言われたけど、あのときほんとに死んでたかった。
死ねなかったの、悲しくて仕方ない。
もう今首吊る勇気なんかない。
でも飛び降り飛び込み焼身…
確実に死ねる方法を選ばなかったんだから、怖かったんだよね、当時のおれも。
死にたいくせに、死ぬのは怖かったんだよ。
今も怖い、もっと怖い。
中途半端だね。
めんびちゃん。
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