エヴァンゲリオンが教えてくれたこと。
こんばんは。
二日連続になりますが、シンエヴァンゲリオンを見てしまったので感想・考察を書かずにはいられないためご了承ください。
シンエヴァを見た感想
一昨日、新劇の序を見て、昨日破Q、そして中田敦彦のYoutubeのエヴァンゲリオンの解説動画を見ました。
そしてそして今日、シンエヴァのネタバレ、解説動画を見て映画館へいきシンエヴァを見ました。
ここまで約20時間いかないくらいの時間で全て見ることができました。
実際見た感想としては、わかったようで分からない感じでした。
予習しても理解不可能ということは、とんでもない映画だなと思いました。
また、映画やアニメ、漫画には、必ず作者の伝えたいことが少なくても1つはあるものだと考えていてエヴァは何を伝えたいのかを考えてました。
そしてエヴァンゲリオンは、絡まっていましたが、3つほど伝えたことがあったのではないかと考えました。
ストーリーの考察は、僕には不可能すぎるためなんとなくでいきたいです。
①大人とは
1つ目のキーは、ゲンドウが言っていた「シンジ、大人になったな」です。
ここでいう「大人」とは、なんなのかと考えました。
それは、死を受け入れることなのではないかと思いました。
その理由としてゲンドウは、奥さんのユイを亡くしてそれを求める計画がエヴァンゲリオンの根幹だと思います。
その道中でシンジは、親友から恋人になるであろう人を失って、精神崩壊する場面が何度もありました。
しかし、最後の電車の中での言動との会話の時には、立ち直り、死を受け入れることができる状態になりました。
これは、ゲンドウのあとのカヲルくんも抽象的に言っています。
それこそがエヴァの中の「大人になる」ことだと考えました。
②親の愛
次のキーとなるのが親の存在だと思います。
エヴァの登場人物の多くは、親がいません。
そしてその多くの人が認められたいなどと親の愛を求めることが見ていてなんとなく伝わってくると思います。
これは、比較的どのアニメ、漫画にもあるようなことなのでこのくらいにしておきます。
③人としての成長
そして最後のキーが成長です。
一番わかりやすいのは、レイです。
レイは、第3村であいさつから仕事、お風呂や名前まで全てのことについて学んでいきます。
そして感受性が豊になっていきます。
これは、レイだけでなくエヴァンゲリオンの搭乗者の皆が(マリ以外)が様々感情を覚え、感じ、成長していっていると思いました。
そこから導かれるもの
以上の3つが見事に絡み合っていると僕は感じました。
なぜならば、この3つは、それぞれがそれぞれを補間するはずの関係だからです。
「親の愛」が「人としての成長」を育み、そして様々感情があるが故に人の死が受け入れ難くなるが「大人」としてしっかりと受け止める流れがあるはずです。
しかしながらエヴァンゲリヲンの主要主人公たちは、「親の愛」がないがために「人としての成長」が不十分なため死受け入れられず。「大人」となれない話だと思います。
うまく絡めあっているからこそ良い味を出し、わかりにくくなっていると考えます。
まとめ
内容の考察に関しては、手の出しようがありません。というか手が出せません。
1つ言えるのは、最後の「補間完了」というのは、シンジが一人一人死を受け入れることなのではないかと考えています。
そしてその先には、青い海、そしてエヴァの呪縛から解き放たれた元の歳の搭乗者たちがいるのではないかと考えています。
にしても庵野さんは恐るべき人物ですね。
言葉に表せないほど「ヤバイ」です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?