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けん玉検定は続く その1

《10月17日(木)》けん玉検定4日目

 私が休んだので、応援指導員の牛田先生が来てくれた。

 牛田先生もけん玉が得意なので、丁寧に子どもたちに教えて回ってくれていたそうだ。今日は、検定4日目。西北先生のところに「牛田先生に、教えてもらってできた」と言う子が、たくさん並んだそうです。
 
 牛田先生は、久保田君たちが使っている、養護学級在籍児用のペットボトルで作ったけん玉を褒めてくれそうだ。「けん玉を始める前の子に使ってもいいね」とも言ってくれたとか。
 そうだと思った。保育所とかで使っってもらってもいいかも。今度の保育所交流のときに教えてあげよう。

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《10月18日(金》けん玉検定5日目

 検定5日目。そろそろ壁にぶつ当たって悩む子が増えてきてた。このときが、子どもの分岐点になる。
  ・それでも合格まで頑張って、自信を手に入れる子
  ・できる技を何度でも楽しんだり、友達どうし見せ合いしたり、
   友達検定ばかりするなど、多様な価値観に目覚める子
  ・できない技は諦めて、検定は受けられないがとばして、好きな技
   の練習始める柔軟な価値観を持つ子
     注)10日間の検定期間が終わったら、とばしても
       検定が受けれられる
  ・面白くないとか、飽きたとか理由をつけてけん玉を止めてしまう
   支援の必要な子

 最後の子は、「面白くない」とか「飽きた」というのは本音ではなく「やりたい」気持ちの裏返しのことが多い。
 だから、最後のタイプには無理強いはしないようにしながらも、コツを教えたり、昨日が「技完成まで3点」なら今日は「完成 まで4点」だと分かるような細かな励ましをして、だんだんできるようになっている自分を感じてもらいたいと思う。最終、技ができなくても自尊感情は上がるはず。 

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