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いよいよ『ビー玉遊びの紹介』開始 その1

《5月20日(月)》 目かっちん』の紹介

 今日から、いよいよ「ビー玉遊び」を5つ紹介する。

まず、ロングシュート、ロングドライブ、バックの3つの持ち方・飛ばし方を紹介した。それから、今日は『目かっちん』を教えてあげた。

 新しいことを教えるときの、いつもの台詞で開始した。

「初めから、すぐ『分からん』とか『面白くない』と言わないでね。少し頑張ってある程度回数をしてから『面白い』とか『面白くない」とか『好き』とか『やりたくない』とか決めてくださいね。」

 わーきゃーいいながら、自由に個人戦を楽しんだ後、5個持ちの班対抗ミニ試合をやって紹介を終わった。

 今日やって、もううまくなっていたのは、浅田君、畑田君、三島君、伏見君、林田君、草間君たちだった。予想通り、男の子ばかりだった。
 「女の子も、練習次第で強くなれるぞ!」「ビー玉でも、男女同権を目指せ」と言っておいた。 

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『ロングシュート、バック、ロングドライブ、3つの持ち方・飛ばし方』   

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ロングシュート・・・「目かっちん」「なき」に使う
1.右手親指と、人差し指・中指の一本あるいは二本でビー玉をつまむ。
2.右手を体の真ん前に、手首を上になるように構えます。
3.ねらいを定め、ダーツの矢を投げる要領でビー玉を投げます。

バック・・・「ポリボックス」に使う
1.左手(右利きの場合、以下同様)の平を下に向け、親指を始点(元ビー玉が
  あった所など)に置く。
2.その左手と、手のひらを上に向けた右手で「指切りげんまん」の形を作
  る。(ここまでは、すべてのはじき方に共通)
3.右手のひらを上に向け、親指と中指でビー玉をつまみます。
4.右手人差し指の背(爪側)を、ビー玉の下に入れます。
5.右手人差し指で、ビー玉をはじきます。

ロングドライブ・・・「丸ビー」「穴一」で使う
1.利き手の手のひらをやや凹ませるようにして、ビー玉を乗せる。
2.手のひらで転がしてコントロールして、目標とするところに投げる。
3.投げる代わりに、転がしてもいい。

『初めてのときの台詞』
 
初めて遊びを紹介するときは、この台詞から初めます。少し、遊びを強制するためです。
 子どもの中には、やるかやらないかを本人に任せると
   ・手を出そうとしない「一押しタイプ」 
   ・すぐにあきらめてしまう「発達の凸凹」
の子どもたちがいて、新しい遊びがなかなか定着しないからです。だから、ある程度の回数は強制して(その間に、手をかけて丁寧に教える)それから、本人の意思を尊重するようにしていました。
 大抵の場合、2つのタイプの子も、紹介した遊びを好きになっていました。
   注)この2つのタイプの子どもを、導入のときに他の子どもより先に
     指導すると、好きになる確率はあがりました。

『目かっちん』
 
下の記事に、遊び方を書きました。

『班対抗ミニ試合』
 
《あそぼうクラブ》では、ビー玉の個人戦はやりませんでした。ビー玉の場合、けん玉とかと違ってビー玉の取り合いになるからです。つまり、個人でやっていると破産する子が出てきています。だから、班対抗にしておくと破産しても班の他の子からから新たにビー玉がもらえるというわけです。
 実際は、班のビー玉は同じ缶に全部入れて保存していまいた。

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『損得』 清 まさ

『目かっちん』というゲームは「気をつけ」したっ姿勢で、目からビー玉を落として、足元の相手のビー玉に当てる遊びだ。
 浅田君が今1番うまくて、相手のビー玉をカッチン、カッチンと当てて、続けさまに何個もビー玉を巻き上げていく。それを見た、清君が羨ましそうに独り言。

清「浅田は、背が低いから得やな。ビー玉にあたるまでの距離が短いもん。  
 今度生れてくるときは、背が低く生れたいわ。」

ちなみに、浅田君は《あそぼうクラブ》で1番背が低い子どもです。

《5月21日(火)》 穴一紹介

 給食参観があったので、休む子が割といた。今日は『穴一』を紹介したのに…。親が仕事を休むと子どもが《あそぼクラブ》を休むのは、残念だ。《あそぼクラブ》では「親が休みでも、出席してもいいですよ」と言っている。

 ルールを教えて、これからという時に雨が降ってきた。練習はできたが、ミニ大会ができなった。仕方がないので、部屋の中で『目かっちん』の大会を一人5個持ちの班対抗で行った。
 べったは、バケツ班だった。バケツ班は、先週の「ハンカチ・名札調べ」でもダントツでべったになった。草間君のバケツ班の行方が心配だ。潰れつぶれなければいいが。

 今日、閉所してから1年生の親を全員集めて、懇談会を行った。2年生以上は、自由参加だったが、2年生以上も、結構、参加してくれた。

 家での様子を中心に話を伺った。疲れて、8時には寝てしまうという子が多かった。今のところ「《あそぼうクラブ》に行きたくない」と言っている子はいないようで安心した。その他、宿題のこととケガのことが話題に上った。
 宿題は時間を取るが教えないこと。ケガは「いいケガ」と「悪いケガ」あることを説明した上で、今年は、「悪いケガ」2件あり謝罪した。

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『穴一』
 
下の記事に、遊び方を書いています。

『ハンカチ調べ』
 下の記事を参照してください。

『いいケガ』と『悪いケガ』
  ・「いいケガ」とは、人間が本来ケガから守るために固くなったところ
    や守るための機能を持ったところにするケガ。肘、膝頭、掌、おで
    こ、目蓋、お尻など。これは、上手に自分の身を守ったとになる。

  ・「悪いケガ」とは、人間としてケガすることを想定していない、柔ら
    かい場所や危険なところ。太ももの内側、脇の下、のど、急所、眼
    球など。

  《あそぼうクラブ》では、「いいけが」を積み重ねて、ケガしない子に
  なろうという目標を持っていました。

    注)ケガを全くしない子は、大きなけがをするリスクがあります。
   

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