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「寒い時の遊び」の準備を始める

《11月25日(月)》やまと先生、缶けりで缶を蹴られてしまう

 長嶋君がお昼の「もしかめ大会」で500回を超える記録を出し、念願の上級編に進んだ。喜んだのもつかの間「上級は、むずかしいわ」と叫んでいた。

 風邪(インフルエンザ?)で学校を休んでいた子が、今日からやってきた。青森さんと中川姉妹など。外に出て、負けない体を作っていこうと思っきり遊んだ。

 社会教育課に申請して、養護学級在籍児童のための中型ブロックを買ってもらった。普通のブロックでは、小さすぎて扱いにくいからだ。久保田君や西島君は、さっそく遊んでいた。

 とんでもないことに、缶けりに参加した「缶けりの鬼の王者」の私が、田上君に開始1,2分で缶を蹴られてしまった。とても悔しいだでなく「やまと先生は、たいしたことないな」と言ってる子がいてショックだった。
 それにしても、みんな缶けりがうまくなったものだ。

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「缶を蹴られてしまった」
 この時期、段々上手に子どもたちに先生が負けていく必要があります。3年生や4年生は、保護されていたものを打ち破って自立していく時期だからです。つまり、上手に本当にやられたようにして負けるのです。
 しかし、田上君は2年生なので負ける必要はありませんでした。本気でやっていて、つい油断して負けたのです。

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《11月26日(火)》「紙すもう」の導入を始める

 畑田君が、上級編で頑張っている。今日も、みごと「木の葉返し」(一回転飛行機)を合格した。4年生たちがドッチに夢中になっているので、今、一番「真の名人」に近い子だ。

 火曜日は、帰ってきてからおやつまでが短い。だから、早く帰ってきた子たちだけ集めて、久しぶりに「ことろことろ」で遊んだ。面白くて動運動量が大ニノで、寒いのに汗をかくほどだった。

 更に寒くなって、外で遊びにくくなったとき用に「紙すもう」の準備をしている。土俵を作ったり、見本を作ったりしているときに「それ、なに」と寄ってきた子には、少しやらせてあげて導入にしている。

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『木の葉返し』(1回転ひこうき)
 
わざのやり方は、ーチューブを、下記にコピーしておきます。便利な時代になりました。当時は本しかなく、全部自分でイメージして工夫してました。 

『子とろ子とろ』 
 5月頃、数回した遊びでした。ちょうど良い人数しか来ていなかったので全員でやりました。

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ことろことろ

  遊び方
  ❶子4人が肩に手を置き、列をつくる。
  ❷オニは子の列と向かい合い、一番後ろの子にタッチできたら勝ち。
  ❸子の手が離れ、列が維持できなくてもオニの勝ち。
  ❹制限時間(20秒程度)以内にタッチされなければ子の勝ち。
   工夫してみよう
  ▶子の人数を増やしてみよう。
  ▶オニが疲れてしまわないように、制限時間を調整しよう。
  ▶先頭の子が手を広げて守るとオニはタッチすることが難しくなるの  
          で、その場合は、胸の前で両腕を組んでもいい。

「紙すもう」の導入
 わざと子どもの前で作り、好奇心を煽りあおり「ちょっとやってみる?」と声をかけてやらせていきます。
 本当に全員で取り組む前に、このように「ちょっと、やったことあるよ」という子を増やしておくと、実際に取り組んだときに、遊びが盛り上がりやすいのです。これを「導入」と呼んでいます。
 特に「紙すもうなんか、面白そうじゃない」という子を、ねらって導入する方が効果的でした。

本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。