何者かになるための1000日間

毎日noteを書き続けて、気付くと２年と９ヶ月。
初投稿が2020年8月22日。
あと10日で1000日になる。

1000日近くも文章を書き続けた原動力は、一体なんだったんだろう。
自分でも、イマイチよく分からない。

でも、最初の方の記事を読み返すと。
どうも、その頃の僕はやりたいこともなくフラフラ生きているように見受けられる。

当時の僕には、あまり毎日続けているような趣味がなくて。
一人で出かけるのは好きだったけど、土日は時間を持て余すことも多かった。

あの頃の僕は、何者かになりたかった。
だから、とにかくがむしゃらに文章を書いた。
書くことが、続けることが、何かを見つけることに繋がるんじゃないか。
そう思って、変化の少ない日常の中に無理やりネタを探して。
毎日欠かさずnoteを書いた。

そんな日々を繰り返して、今の僕がある。
正直、1000日前の自分よりはちょっとはマシになったと思っている。

文章で才能が開花したとか。
超有名な人と繋がりができたとか。
書いた記事がめちゃくちゃバズったとか。
そんな劇的な変化はないけれど。

毎日積み重ねた文章は、確実に僕を前に動かした。
見てくださる方々のスキやコメントのおかげで、自信が持てた。
そして、1000日の間に自分がやりたいこと、夢を見つけた。

だからこそ、1000日前の自分より楽しい毎日を送ることができている。
これって、十分過ぎるくらいの変化なんじゃないかと思う。

何者かにはなれなかったけど。
僕は、この1000日間で自分の生き方を見つけることができた。

1000日前の僕に伝えてあげたい。
自分がやっていることには、何の意味もないかもしれない。
そう思ってしまうこともあるけれど。
続けていれば、絶対いいことあるよって。