いつか

絶対的こどもの味方。 知能検査DN-CAS使い。こども整体、反抗期整体、脳の得意を使った自分に合った勉強法をお伝えしています。 特別支援教育士、保育士、療育整体師プロ https://itsuka-kids.com/

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最近の記事

不登校とメンタル

不登校の話になると、必ずこどものメンタルが無視できないけれど、メンタルを良くするのも悪くするのも、身体の方。 身体は、本人が氣づかないほどの傷があったくらいでもストレスがかかっている。 ストレスはもちろんメンタルに直結する。 朝が起きられない。 不登校でそんな子は多いけれど、当然のことで。 身体を元気に、血流いっぱいにしてあげると、自ずとメンタルが変わるという当たり前のことを、 「不登校」の看板掲げて難しく捉えて無視する前に、 目の前の生活、食事と睡眠、そして少し血流良

    • 「学校」sponsored by 親

      お母さんたちには、学校に負けないで欲しいと思ってた。 最近、医療のスポンサーは国民だという話から、益々お母さんたちには強気でいてほしいと思った。 モンペが叩かれる。 これも医療で、コロナで色々あったことと同じなんだろう。 本物のモンペは確かに厄介だけれど、定義もない明確な線引きもない「モンスター」の概念は人によってあまりにも広すぎて。 酷いタイプのモンペの言動のせいで親が何も学校に言えなくなるのも違うし、教師を神格化するのもちがう(たぶん学校はさせたがっているけど。ただの

      • 全人類「できる」こども

        義務教育の間、そして高校までをなんとか耐え抜いて大学(もしくは高専等)まで行ってやっと本当に「勉強」ができる。そんな子は少なくない。 それまで、小中学校では、大人が決めた学習を、大人が決めた時期に、大人が決めた場所でしか、勉強させてもらえなかったから。 義務教育はそもそも誰もが勉強できるように用意されている場なのに、義務教育の期間が一番苦しいこどもたちが実はたくさんいる。 誰もが勉強できるように学校は存在しているのに、こどもたちはしたいように勉強ができていないということが

        • モンペ上等。なろうよモンペ。

          学校側は、保護者を「要注意人物」認定することが多い。 自分のことしか考えていない(実際は自分のこどものことではなく、自分のことしか考えていない)モンスターペアレントの類はもちろん「要注意人物」だけれど、 発達に心配があったり不登校になりそうだったりしている子どものことであれこれと訴えてくる親のことも「要注意人物」扱いすることが、学校にはある。 わりと、ある。 または、 親は知識が足りず言い負かされたり、強く出られないこともある。 ひとつわかっているのは、 学校は、その6年

          親→子への「優しさ」って?

          男女のカップルが居たとしよう。 例えばベタに男性が、公園のベンチで座る前に女性のお尻の下にハンカチを敷いてあげたら、それは「やさしい」だろう。 下心は一旦置いといて、たぶん、純粋に優しい。 大人になるに従って人間関係の中での優しさって、相手が失敗しないようにとか、相手が面倒にならないように先にやってあげることを一般に示しがち。 落ちたお箸を拾って新しいのに替えてあげたら優しいし、「あの上司の地雷ワードは○○だから気をつけて」と異動したての同僚に教えてあげるのも優しい。グッ

          親→子への「優しさ」って?

          学校行った方が良い?

          学校は行っていた方が良い? 集団や理不尽を勉強すること、数十人単位で物事を行うこと、そういうことができるチャンスは、こどもの内は、学校の中にある。 学校に行くモチベーションって何だろう。 何にも考えずに行くものだと思って行ってる子、 楽しくて行きたくて行ってるくらいのテンションの子、 行きたくないけど親や先生がうるさいから仕方なく行ってる子、 そして、 「行きたくない」のSOSが出せなかったりSOSを踏み潰されて、本当に行くことができなくなった子。 学校という環境は、多

          学校行った方が良い?

          脳が疲れて今にもくたばってしまうこどもたち。

          脳は、 いやだな とおもいながらやると、 エネルギーの消費が激しくなる。 発達障害や学習障害がある子たちは、 ただでさえ目の前の文字を読むこと数字を扱うことだけにまず脳のエネルギーを人一倍費やしているのだから、 更に嫌だと感じながらやると、 もう、覚えたり解いたりすることに使えるエネルギーなんて残らない。 大人でも、 定型発達のこどもでも、 人間ってそういうものなのに、 どうしても学校や勉強の場では 「いやでもやるんだ」 の押し付けが起こりやすい。 他のことでは、 「

          脳が疲れて今にもくたばってしまうこどもたち。

          シュクダイ誰トク?

          8月の最後の日曜日。 磯野家では、全く手付かずだったカツオのシュクダイを波平さんマスオさんがハチマキ巻いて必死に夜ふけまで手伝ってるというオチが昔放送されてたっけ。 それを見て、 カツオにとってシュクダイとは、 嫌で意味がなくてむしろ損するものでしかないと思ってた。 カツオが家族コミュニケーションとして 「シュクダイ手伝って♡」 と親と義兄に甘える手段として使う不器用ボーイなだけなら十分有意義だけど、そうでないなら一体誰トク? シュクダイの代行会社もあるらしい。 目の付け

          シュクダイ誰トク?

          我が子をエリートにする子育て法

          発達心理学の創始ピアジェは、 論理操作が本格的に発達するのは12歳からだと示している。 つまり、 小学生の度を越したお勉強や 年齢早めのお勉強は、 むりがある、と。 (ここで言う「ムリ」とはできないという意味ではなく、発達を狂わせるということ) 生まれたとき、なにもできない状態から ひとつずつ段階を踏んで 人として育っていくけれど、 それにはまず、生きるための脳が先で、 12歳(個人差はあり)ごろから いわゆるお勉強できる脳を作るように、 人間はできている。 食べるこ

          我が子をエリートにする子育て法

          校則の呪い

          校則って、 「こどもを信じません」 という大人の姿勢をストレートに伝えている最たるもの。 髪を染めた、スカート丈を変えた、 うん、で、だから何? 「校則だから」 「守るものだから」 「みんなそうするものだから」 が大人の主張で、それが校則で縛られることの答えになっていないことなんて、とっくにこどもたちは見抜いているから、下らない呪いにとらわれている大人たちを鼻で笑ってすっかりしらけている。 こどもはバカじゃない。 校則は自分たちを信じてもらえていないからあるということ

          校則の呪い

          学校はただの「無料学習サービス」

          学校は、便利なものです。 国民全員がもれなく学ぶことができるこの国のシステムは実際素晴らしい。 それは大人になって読み書き計算が当たり前にできることの有り難さを、実際私たち大人は改めて感じることもないほどに。 お金のあるなしに関係なく、全ての人たちが学校で勉強してこれることは、本当に幸せなことです。 学校はそもそも強制的に行かされるようなものではなく、国民が受け取れる学習経験無料サービスでしかない。 こどもの不登校に悩むくらいなら、捉え方を気楽に変えてみては。 学校に行か

          学校はただの「無料学習サービス」

          塾にダマされるな。

          中学受験をさせるような 年収の高いビジネスマンならば、 冷静に考えればわかりそうなのに、 残念ながらすっかりコロッとダマされるのが、 こどもの早期塾通い。 小2や小3から塾に通って、 結局肝心の5.6年生あたりでがまんの限界がきてドロップアウトしていくこどもは、恐ろしく多い。 それだけで済めば良いが、アウトしてしまったこどもは自己否定感を心のベースに持つようになり、さらに自分に期待していた親や講師を悲しませたという罪悪感までをも抱えるという、とんでもないネガティブビッグオプ

          塾にダマされるな。

          過保護では伝わらない

          過保護は悪い言葉のようになっているが、愛情の掛け方のミスなだけ。 ただし、 かなり大きな致命的なミスだけど。 こどもからしたら、 何でもやってもらえて、 至れり尽くせりで、 小さい頃は走ることさえも「危ない!」と止められ、 自分はもう親の前では何も動かなくてよくて、 その内考えることもしなくてよくなって。 それは、 家来はいるけど 愛をくれたと感じさせてくれる人は 家に居ないという視界なわけだから、 こどもの心はどこまでも枯渇していく。 「僕が欲しいのは、何でもやってく

          過保護では伝わらない

          とは言え、親はスポンサーとしてこどもに言うべきことはある。

          もし、偏差値70のハイレベ校に入れる実力がある我が子が、偏差値38の学校に行きたいと言い出したら、親はどうする。 親が最初からこどもをコントロールしていたなら、低い偏差値の学校を意図してこどもの視界に入れていないからこんなことはほぼ起こらない。 こどもを信じている親ほど、ときどきこどもの視野狭い範疇での浅はかな希望に ちょっと待て と言いたくなるのでは。 親は結局こどものスポンサー。 スポンサーにはもちろん、出資先を良くするための発言権はある。 制服が気に入らない

          とは言え、親はスポンサーとしてこどもに言うべきことはある。

          滑り止め中学に行かない子の公立生活は暗くなるのか

          中学受験でことごとく落ちて、 滑り止めには受かってるけど、 滑り止めはしょせん滑り止めだしな、 受験という勝負では勝ちなのか?負けなのか? 難しい心境の中で選ぶ、進学先。 さて、公立、滑り止め校、どこに進学するよ?!という余計な悩み。 しかも入学金納入まで時間がないという中の選択。 滑り止め校には、その学校に向かってこども自身の 行きたい! というエネルギーは、あったりなかったりしてしまう。 そりゃそうだだって滑り止め校だから。 とはいえ、 本願校なら幸せで、 滑り止

          滑り止め中学に行かない子の公立生活は暗くなるのか

          こどもは、勉強教えられると嫌いになる。

          「先生が全然電車の話をしてくれなくなったから」 そう言って個別指導の塾を辞めた小学3年生の男の子がいた。 担当がかわったらその先生は電車の話をしてくれないから、と、なんともカワイイ退塾理由でキュンです。 電車なんてもちろん詳しくないから、最寄り駅に乗り入れるようになった直通他社の車両が新しくてかっこいいよね、とかそんな、本物の鉄からガチ唾吐かれるような話しかしてない。 けど彼は、電車の会話の合間にうっかりすごいページ数の算数を進めていた。 彼は電車の会話も込みで、塾が

          こどもは、勉強教えられると嫌いになる。