モンペ上等。なろうよモンペ。

学校側は、保護者を「要注意人物」認定することが多い。
自分のことしか考えていない(実際は自分のこどものことではなく、自分のことしか考えていない)モンスターペアレントの類はもちろん「要注意人物」だけれど、
発達に心配があったり不登校になりそうだったりしている子どものことであれこれと訴えてくる親のことも「要注意人物」扱いすることが、学校にはある。
わりと、ある。

または、
親は知識が足りず言い負かされたり、強く出られないこともある。

ひとつわかっているのは、
学校は、その6年、その3年が過ぎればその案件は次へパスすれば良く、
それまでの間、その案件をその期間だけ何とかしながらクラス運営をまともに維持することが目下の仕事。


教員ガチャもあるから、全教員、全学校管理職がそうとは言いきれないが、当たりもあればはずれも、間違いなくある。
くじ引きのパターン通りに、当たりはレアで数少ない。


不登校になる子も、
発達に困りを抱えている子も、
学校交渉はこどもの味方になってあげられる家族の手腕が問われるとき。


WISC検査(知能検査)受けましたー。
結果を持ってきましたー。
学校で渡してみても、


わかりましたー!

って。

わかってないし、おそらく、ほぼ。
だって、検査でわかるはずがないから。

そもそもWISCは学習支援のために作られたものではないから、その子を知る1/3程度の情報でしかないし、何よりそれを見て適切な支援を出来る職員は事実少ないと思う。

こどものことを全力で知って全力で解決したいと動く教師になら任せられるけど、出会えないなぁー。ツチノコ。ミュー。デオキシス。

それから、
「支援始めますねー」
では、とりあえず、感覚統合
とりあえず、ソーシャルスキルトレーニング

居酒屋ビールのノリで感覚統合SSTされても、その、週に数コマしかない限られた支援時間にお茶濁しているだけで、大切な小学校時代を流されてたまるか、と気付けないと、保護者がっ。
支援は早い方が良いというのは、流石に異論のない事実だから。


もちろん、感覚統合やSSTが有効なケースもちゃんとある。けど、居酒屋ビールノリでやってるなら、それを誰が指摘する??


親が、保護者が、賢くならないといけない。
親が、たとえモンペと認定されたとしても、そんなもの無視してこどもの今という最重要な時期に適切な支援や指導、大人との関わりを持つことに対する交渉、主張を、遠慮しちゃ絶対にいけない。

「先生」は、偉くない。
「先」に「生」まれたから、知識を少し先に知ってるから、それを伝えるだけの人。

本当にありがたいと思えばこどもが勝手に敬意を込めて先生と呼び始める。
教員も支援者も、そういう姿であってほしい。

一方的に自分たちを「先生」とこどもたちに呼ばせている学校に、
「学校」という偉そうな顔した巨大な組織に、
親も当たり前の目線じゃなく、我が子の目線で、その在り方や対応のされ方を決めていかないといけない。


療育も、教育も、支援も、指導も、修行もすべて、ゴールは自立した社会人になることと、幸せに生き続けて最終的には幸せにお墓に入ること。

目の前の6年間や3年間をやり過ごしている人たちに、それを任せちゃいけない。
もし学校や支援者の中に、ゴールをその子の一生と本当に理解して応援してくれる人がいたら、その時はこころから「先生♡」と呼んでほしい。

そして、そういう人に出会えるのは、学校の「当たり前」を一旦俯瞰して見て、我が子のために恐れず動く保護者たち。


強く出てほしい。
こどもたちのために。