脳が疲れて今にもくたばってしまうこどもたち。

脳は、
いやだな
とおもいながらやると、
エネルギーの消費が激しくなる。


発達障害や学習障害がある子たちは、
ただでさえ目の前の文字を読むこと数字を扱うことだけにまず脳のエネルギーを人一倍費やしているのだから、
更に嫌だと感じながらやると、
もう、覚えたり解いたりすることに使えるエネルギーなんて残らない。

大人でも、
定型発達のこどもでも、
人間ってそういうものなのに、

どうしても学校や勉強の場では
「いやでもやるんだ」
の押し付けが起こりやすい。

他のことでは、
「我が子には好きなことやらせて伸ばしたいの」
と言っている親でも、
勉強は、なぜか別件になってることが
あまりにも多い。

勉強してれば、好きなサッカーもしていいよ、
とか。

好きなことしててもいいけど、
学校の成績下がるのは違うよ?
とか。


本当に脳を使いすぎて
疲れてしまって
だらだらしている姿をみて
また
大人は
たるんでるという見方や指摘をしてしまいがち。


いちど、
トップダウンをやめて、

いやだと思ってることをやらせているから、
脳がエネルギー使いすぎて
へばってることに気づいてみる方が良い。

ならこどもにとって勉強を好きなものにした方がいいのに、
全て、わざわざ嫌いにさせる環境や言葉がけが、この国のこどもを取り巻いている。