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2022年11月の記事一覧

マーケティング入門

 みなさんは、なんとなくの憧れで始めたものってありますか?
 今だったら、カタールワールドカップを見てサッカーを習いたい!と思う子供がたくさんいるのでしょうね。
 僕は、「書店の売上を何とかしたい+尊敬する森岡毅さんの本を読んだ影響」で、少し前からマーケティングを学びたいな~と考えており、11月から始まっていた千葉県の「PayPay払いでポイント10%還元キャンペーン」に乗じて、ついにマーケティン

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価値のあるアウトプットを出したいあなたへ

 スラムダンクの公開までいよいよあと9日!
 スラムダンクは僕の人生とは切り離せないマンガです。中学校の図書館で出会い、泣きながら読んで以来、今でも一番好きな漫画ですし、スラムダンクの登場人物のように、何かに打ち込んで本気で目標に向かうことが自分の中の価値観になっています。
 スラムダンク自体は最高の漫画ですが、もし出会ったのが今だったら、僕にとってスラムダンクは、また違った存在だったはずです。で

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「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

 ここ一年程ビジネス書ばかりを読んでいたのですが、最近「小説を読むことも想像力のトレーニングになるから良い」ということを知って、また小説を読み始めています(不純)。
 今回は、映画化・ドラマ化された作品で、以前から読みたいと思っていた作品についに手を出しました。

「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ「優秀な介護人キャシーは、「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。
とある提供者から、キャシ

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嫉妬・妬みの感情に飲み込まれそうなあなたへ

 「どうして自分はいつも他人を羨ましいと思ってしまうのだろう。」
 ここ最近僕がずっと考えているテーマです。
 嫉妬・妬みの感情を抱く回数をカウントしたら、僕は人類の中で上位数%に入る自信があります。自分がネガティブな感情になるとき、そこには必ずと言っていいほど他人と自分を比較してひがんだり、落ち込んだりする気持ちが芽生えているのです。
 例えばテレビで芸能人が活躍しているのを見るとき、好きなアー

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「死にたくなったら電話して」

 今回は、「イノセントデイズのような後味が悪い話大好き!」な僕が、蔦屋書店のフェア「コンシェルジュ文庫」に並んでいるのを見て、気になって気になって結局購入してしまった1冊です。

 1冊の本を1日で読み切ったのっていつぶりだろう・・・

 主人公たちが感情を吐き出す場面、世の中や人間への批判等、よくここまで憎悪を持った人間を描けるなと思いながらも先が気になり、一気に読んでしまいました。

「死にた

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「苦しかったときの話をしようか」

 なんとなくのあこがれやイメージで会社を選び、会社に決められた環境で、自分にどんな力が身についているのかわからないまま働いている。
そんな人は少なくないのではないでしょうか。
 私もそんな一人です。何もできない1年目のころは、ただがむしゃらに何かをしなければと思って必死に働きましたが、2年目になってある程度職場での過ごし方がわかってくると、毎日降って来る仕事をこなすことで満足し、新しく何ができるよ

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