人間を人間たらしめるもの

2022年6月7日 07:22

おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
バースデーランウェイというおもしろい団体で、優秀な学生とコンビを組んで企画を準備しているのですが、緊急の連絡をなかなか読んでくれなくてメンヘラみたいなLINEを一方的に繰り広げています。完全に僕の浅読みが原因ですね…ごめんなさい😭

さて、今日は「人間を人間たらしめるもの」というテーマでお送りします。

そんな半日音信不通の彼と、バースデーランウェイの企画会議をしていたときのこと。一昨日ぐらいだったかな。

「好きなパートナーのタイプは！？」
という話になりまして。これもアイデア出しの一環だったのですが、そこで自分の理想について深掘りする機会がありました。

この問いに対する僕のいつもの答えがあります。

「人間味のある人」

いや、それみんな当てはまるのでは！？
と思いました。
自分で言ったのにね😅

でもなんか僕の中では人によって「人間味」の強弱があって、それは何かなぁと立ち止まってみると、自分が見ようとしているか否か、でした。

どんな人でも距離を詰めて近くに居ると、人間らしさみたいなものは嫌でも見えてくるものです。

うーん、だったら僕の理想はなんだ！？

となり、ひとりで考え込んでいました。

というか、
そもそも僕の思う人間味って何だよって話ですね。

人間味がある、を僕なりに言い換えると、

・喜怒哀楽が表出しやすい(感受性が豊か)
・矛盾や葛藤を抱えている

みたいなことなんだろうなと。

ほえぇ〜〜

だとしたらある程度のところまでは自分の問題ってことになりますね。

喜怒哀楽が表出しやすいか否かって、信頼関係が前提にあるような気がします。僕は無くても出すけど、割合的には最初は様子見る人が多いですよね。

まあとにかく信頼関係の元に成り立つ自己開示があるわけで、その自己開示を促すには、まず自分が壁をつくらず自己開示する必要があるわけです。

というわけで、相手に「感情表出が足りない！」と思う前に、まずあなたはその相手と信頼関係を築けていますか？そして築けているなら相互開示できていますか？できていないならまず自分が開示していますか？

これを問うてみる必要があるなあと感じました。

ここまでやってみて尚合わないみたいなことは往々にしてあると思います。それこそ人間同士のやり取り故です。理解まではできてもどうしても納得できない何かしらがあるものです。

でもまずは自分からの歩み寄りが足りているかを確認しようと思います。

で、じゃああからさまに感情をドバドバ真っ直ぐ出すのが美しいかと言うと実はそうでもないんですよね。これが2個目の話になるんですが。

真っ直ぐ過ぎる感情表現はあんまり好きじゃ無くて、むしろ冷めちゃいます。

ほんとに人間らしい瞬間って、おそらく「矛盾」とか「葛藤」が起こるときなんだろうなと思っています。

たぶんそこら辺は僕のつくるお芝居を観ていただくのが早そうです。

僕の中で生きている人間は、常にこの「矛盾」や「葛藤」を抱えながらも懸命に生きている人たちです。

「こうやればいいのに、わかってるのにできない！」
とか
「あれしたいのに、でもやりたくない自分もいる！」
とか

なんかそういう論理で説明し切れない何かしらを抱えている状態、それこそが人間らしさ、人間味なんじゃないかなぁって思います。

そういう矛盾や葛藤を愛して、寄り添いたいです。

こういうのって、乗り越えても乗り越えても表れちゃうんです。どんだけ生きるのが上手に見える人でも、意外とこっそりこういう矛盾を抱えてたりします。

そう思うと人間という生き物を愛せる自分がいます。

そんなわけで、今日は学校で
論理の矛盾を突き止める「背理法」を教えてきます。

こんな非論理なやつがゴリゴリ論理の数学を教えているというのもまた、矛盾に近しい何かしらなのかもしれません。

あなたにとって、私にとって、今日という一日が、
かけがえのない明るく輝く一日でありますように。

2022.6.7 共鳴｜矛盾を愛するということ

＊　おしらせ　＊

■自己紹介のようなもの
　「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」

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6/13(月)14:00 / 17:00 / 20:00
@かつおの遊び場（なんばと日本橋の間）

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