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監視し合い、監視され合う僕ら

おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
昨日、歯の詰め物を外して土台を入れてもらったのですが、若干高さが高くて困っています。
#助けて

さて、今日は「監視と傍観」というお話です。
今パッと浮かんだ二字熟語2つを並べてみただけです。
マジの即興noteです。
さあ、どんな結論が生まれるのか。

昨日、劇団不労社さんのお芝居を観劇してきました。

いやあ、なんかしてやられた感じがします。
おもしろかったです。
ただ椅子に座ってみていただけなのに、
充実感のある疲労を感じました。

演出とか演技とかの話は一旦置いといて、
昨日観て、ちょっと寝かせて今思うことを書きます。

「監視と傍観」について。

ブラック企業の中の様子を劇的に表現したり、村社会で起こり得る心情を可視化させたり、いろいろとおもしろい表現が繰り広げられていたのですが、その中でもやはり印象的だったのは「監視」の表現。

劇の世界の中では社内に設置されたカメラが「監視」を表していたのですが、もう少し後ろへ下がって見ると、そこには芝居を取り囲む形でぐるりとお客さんが居ました。

僕もその一人でした。

ただ楽しむためにちょこんと座ってぼーっと観ていたつもりが、気づいたら「監視」する人になっていました。

そしてその「監視」役から降りようものなら、それは自動的に「傍観」する人になりました。

そこに居るだけ、いや、観劇にきたはずなのに、知らぬうちに「監視」「傍観」の役割を担っていました。

今日は演技や演出ではなく、
その中身や構造の話をします。

これは似ています、学校に。

クラス委員や班長になった人は、クラスをまとめるため先生に倣って大人の代わりに目となりリーダーとなり、学級を監視します。

クラスで何か問題が起きたとき、ほとんどの生徒たちは見て見ぬふりをする「傍観」する人になります。
あるいはその問題を取り除くために動き、その後は再発防止のため「監視」を徹底します。

これらの手本は大人(教師)です。

子どもたちは目の前の大人に倣ってこのような統率の取り方をします。

もちろんいわゆるこういった「監視」というものが必要な現場もあります。

が、なんか大きく見るとこういう「マイナスを無理やりゼロにする」やり方が、日本の衰退を助長しているような気さえします。

監視を徹底して、問題の火種を火事になる前に摘み取ると、見かけ上の平和は保たれます。「監視」を前提とした、という条件付きで。

いじめの対応は「傍観」している大多数をどう動かすかが鍵だと言われています。極端に言えば、「傍観」者をどんな「監視」者にするかが大事だということです。

そもそもこの二者択一がええのか!?ってなりました。
こうやって立ち止まって俯瞰しない限り、僕らは知らずのうちに日本の習わしに溶け込み、どこかで誰かに「監視」され、どこかの誰かを「監視」して、どこかで誰かを「傍観」しているんだと思います。

集団である限りそれは必要十分条件なのだろうとは思います。集団心理的なやつなんだろうと思います。

だとしたらその「監視」と「傍観」の程度や方法やその裏にある感情にもっとフォーカスを当てるべきじゃないかと思いました。

Web2.0からWeb3.0への過渡期。
DAOという自立分散型組織が話題になる昨今。

中央で管理という名の「監視」の目を光らせるのか、
分散してみんなで少しずつ「監視」し合うのか。

いずれにせよ「監視」は集団を組織していく上では必須。これは今に始まったことではなく人間の歴史がずーっと何百何千年と証明しています。

だからこそ、
無意識に行い、行われている「監視」に伴う感情、
あるいはそれを放棄して起こる「傍観」に対する感情、
こういうことにもっと過敏になってみます。

とりあえずは過敏になる、意識するという程度にしておいて、何か見えてきたらまた踏み込んでみます。

そんなこんなで、お時間あればぜひ
神戸の新開地へ!
KAVC、2回目でしたが相変わらずステキな劇場です✨

あと、観劇後に感想シェアしたいけどぼっちだ!!
という方、近所に居る小沢が駆け付けますのでご一報ください。


あなたにとって、私にとって、今日という一日が、
かけがえのない明るく輝く一日でありますように。


2022.6.4 共鳴|監視と傍観の中で生きる僕ら。


* おしらせ *


■自己紹介のようなもの
 「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」



■関西で劇団立ち上げました!〜劇団員募集〜


■小沢の出没情報🥷
🌟LIVE HOUSE TO THEATRE(2022,6)
6/13(月)14:00 / 17:00 / 20:00
@かつおの遊び場(なんばと日本橋の間)

実は一人芝居で役者として出演します!
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最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️