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"正しいか正しくないか"じゃなくて、"合うか合わないか"を大切にする。

ノートに自分の思いを書き出していたら
ふと発信したい、共有したいと思いました。

この世を生きる上で
この生きづらい世の中を生きる上で
私なりに大切だなと感じたこと。

それは、自分のものさしを変えること。

"正しいか正しくないか"ではなくて
"合うか合わないか"を大切にする。





正しいか正しくないか。
この判断には必ず攻撃がつきまとう。

なぜならこの考え方には
正しくないものを認めない、
という基準が内包されているから。

正しいものは認める。
正しくないものは認めない。

これが"正しいか正しくないか"という
ものさしの本当の正体。

そうじゃなくて
"合うか合わないか"を大切にすれば
攻撃の槍を丸っこくできる。
あるいは攻撃の槍を投げずに済む。

なぜなら"合うか合わないか"の基準は
合わない人を責めるニュアンスが極端に低い。

そこに善悪は存在しないし正誤もない。
正しいか、正しくないかという
勧善懲悪の意味が含まれていないから。

世の中、十人十色で百人百色。
みんな違うのは当たり前。
合わない人がいるのも当たり前。

だからって合わない人に向かって
わざわざ私と合わないから直して!
って言う人は少ないと思う。

いや、言う人もいるかもしれないけれど
人には人を変えることはできないから。
(少なくとも私はそう思う)

直して!と言ったところで
根本的なところを直すのは難しいから。

それは相手だけじゃなくて
自分も同じだから。

自分の性格を変えたい、
こんなうじうじした性格は嫌だ、
生きやすそうなみんなが羨ましい。

こうやって自分を
"正しくない"と批判しても
自分はなかなか変えられない。

根本的な考えとか、性格とか、
生まれ持ったものとか。

そういう要素が複雑に絡み合っているから。

私は今まで仕事が続かなかったり
無理をしすぎて心を壊したり、
そんな経験をして悟った。

"人を変えることはできない"
それは相手も然り自分も然り。

そして、コントロールできないことに
いくら自分の労力と時間を割いたところで
その頑張りは報われないということも知った。

だから"正しいか正しくないか"で判断して
正しくない人に心をすり減らすのではなく。

"合うか合わないか"で判断して
合わない人をなるべく遠ざける。

遠ざけるのが難しければ
この人は"合わない"と思っている
自分自身を認めてあげる。

これだけたくさんの人がいるんだもの。
合わない人がいて当然。

そう思うことは何も悪いことではないし、
無理に自分が合わせる必要もない。

そんな人もいるのね。
そんな考え方もあるのね。
そんな人や考え方は私には合わないのね。

自分の気持ちを認めてあげて
大切にしてほしい。

そして、自分の周りに
何人の人がいるのか数えてみてほしい。

家族に友達、職場の人々。
こうしてnoteやSNSで知り合った人々。
テレビに出てくる芸能人たち。

とにかく自分が知っている人たちの
人数を数えてみてほしい。

例えばそれが100人なら。

合わないその人は100分の1。
そう。たった100分の1なんです。

それができたら次に、
自分に合う人も数えてみてほしい。

それもまた、
たった100分の1かもしれない。

でもその100分の1を大切にする。
自分の気持ちをその大切な人に注いであげる。

それができたらこの辛い世の中でも
少しは生きやすくなるんじゃないかと。

そう思ったのでこの記事を書きました。
誰かの心に届きますように。

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