年賀状の法則
段々と秋めいた風が吹き、爽やかな風を感じる日が増えてきましたが、まだまだ日によっては気温の高い日がありますね。
皆さま寒暖差等で体調など崩されることのないようにお気をつけてお過ごしください。
さて、そんなまだ暑さも残る今日この頃ですが、暦はもう10月。
2019年も残すところあと3ヶ月となりました。
年々、月日が経つのは早くなりますが、これは「ジャネーの法則」というものがあって、その法則によって時間の感じ方は年々早くなっているんじゃねー?って事みたいです。
このジャネーの法則って何なのか簡単に言うと、「時間の心理的長さは年齢に対して反比例する」と主張したものとなっています。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当するので、その感覚で考えると、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
なんだか分かるようで分からない話ですが、これが本当だとしたら恐ろしいですよね。
5歳の子の1年が50歳の人の10日間ですよ?
そう考えると人生なんて本当あっという間ですよね。。
そのまま、今年ももう気がつけば終わりなんてことになりそうですが、年末といえば始まるのが
「年賀状の準備」ですよね!(無理矢理ww)
今日の本題はここから!
少し前に読んだ細谷功さんの著書『メタ思考トレーニング』に書いてあった内容を皆さんにお伝えしたいと思います。
(面白いから興味がある人は読んでみてください!)
→メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 (PHPビジネス新書)
ここで皆さんに質問ですが、
「年賀状をたくさんもらう人ってどんな人だと思いますか?」
人脈がある人
会社の社長
営業マン
などなど・・・
多くの人との関わりを持つ機会が多い人ほど、年賀状を沢山もらうようねイメージがありますが、正解は
「年賀状を多く出す人」
です。
有名人や芸能人のように 、黙っていてもファンから山のように届く!
という人を除けば 、基本的に 「たくさん来る人 」というのは 、 「たくさん出している人 」と考えて違和感を感じる事はないですよね 。
最初のきっかけはどうあれ 、「去年来た人へ今年も出す 」や 「返礼 」というのは普通の人が行っていることなので 、当然たくさん出せば、たくさん受け取ることになります。
改めて考えてみるとすごく当たり前のことですよね。
なので 、 「年賀状ほとんど来ないんだよなあ 、、、」って嘆いている人がいるとすれば 、多分その人は自分も年賀状を出していないはずです。
こうやって考えると、「そりゃ出してなければ届かないよ! 」とすぐに気づくことができるはずです 。
ところがこの本によると、これはよく考えてみればコミュニケ ーション全般にもまったく同じように当てはまるはずなのに 、それに気がついていないという人が多いようです 。
職場で言えば 、 ・ 「部下が 『ほうれんそう 』をしない 」と嘆いている上司 や、「オレ (私 )は聞いていない 」と憤っている管理職。
そういう人は 、皆さんの身の回りにも一人や二人はいるんじゃないでしょうか 。
この「年賀状の法則 」を 、アナロジ ー的思考で考えると色々な気づきが生まれてくるはずです。
皆さんも自分が「年賀状の法則」に陥ったコミュニケーションをしていないか考えて、コミュニケーションを意識してみるといいかもしれません。
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※記事の内容としては以上になりますが、最後にこの記事のまとめを一言で書いています。
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