他人の「頑張り」や「辛さ」に価値を見出してあげられる自分で在りたい

まず、自分の話をすると、今まで辛い思いを沢山してきました。中学でも、高校でも、そして大学でも。

程度の差や、辛いと感じるジャンルに幅はありますが、「辛い」、「苦しい」、「悲しい」と言った感情を沢山感じてきた。

辛い感情を沢山味わってきた事で、得たものもあれば、当然失ったこともあります。

例えば、
・人の事を素直に信じれなくなる。
・目の前の人間や、出来事に期待をせず、常に最悪の事態を想定した立ち回りをする様になる。

などがそれに当たります。
特に、「人に期待をしなくなる」という点でのデメリットは大きく、そのせいで壊した関係性やコミュニティは少なくないです。
よく、「人に期待しないことが、ストレスを回避するコツだ」なんてTwitterでツイートしてる人がいますが、個人的には、絶対にやめた方がいいと思います。

「他人に対して期待をすることが出来る」ということは、自身の強さの表れであり、素敵なことだと私は思うからです。

でも、辛い思いをしたからこそ、「良い思い出が、本当に良い思い出として心に残る」というメリットはあります。

あとは、「他人の痛みや、辛さ、頑張りに対して、価値を見出してあげられる」ということは、辛い思いをした人だけが得ることができる一つの貴重な能力だと私は思います。

自分が辛い思いをしてきたからこそ、
その人の「頑張り」に対して、「凄いね」と素直に思う事ができる。

自分が辛い思いをしてきたからこそ、
その人の「辛さ」に対して、「辛かったね」と素直に思う事ができる。

それに関しては、「辛い思いをするメリット」なのかなと、私は思います。

辛い思い出を、辛い思い出として自分で消化するのではなく、そういう思い出があるからこそ、誰かの頑張りに価値を見出し、誰かの辛さに心から「辛かったね」、「頑張ったね」と寄り添う事が出来る自分で在りたいと思います。

でもやっぱり、出来る事なら、辛い思いなんてしない方が良いです。

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