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HSS型HSPの「苦悩」と「辛さ」

「自分ってHSPだったんだ〜!楽になれたなあ」

Twitterでそんな言葉を目にするが、それだけは共感できない。

誰かとコミュニケーションを取る時に表情や仕草から判断しやすい、共感能力が高い、傷つきやすい、リアクションが大きい、新しい環境に馴染むのが苦手。

自分と同じような境遇に居る人がいることを知れるのは嬉しい。だけど、それを知ったとしても、自分の心が軽くなるのは、ただの一瞬だけ。

どうやら、HSPのことを色々なツールでしらべてみると、自分はHSS型HSPという型に大きく当てはまることが分かった。HSPの中でも、刺激を求めやすい性格らしい。(そもそも、自分は何かの型に自分を当てはめるのが嫌いだ。人間というのは、自分を何かの"型"に当てはめて、逃げ込んで、楽をしている。)

世の中でHSPの人は20%。HSS型HSPの人は6%。例えば僕は大学のサークルで100人が所属する団体のリーダーをしているが、6%ということはそのうちの6人しか分かり合えないということだ。

HSS型HSPは、「天才」って言われてるらしい、ただでさえHSPの人は少ないのに、その中でも別物扱いされる。「お前らは俺らとは違うんだよ」って。

人間はすぐグループ化して、そしてすぐにそれを言葉にするから面白い。。

そう。皆さんはnoteに記事を投稿したことは、これを読んでいるなら1度はあると思うが、その中で"6%"という数字がいかに強烈な数字なのかがお分かり頂けるだろう??100人読んでも6人しか共感を生まないんだって。

まぁそもそも共感されようと書いてはいない。
文字にすることで、救われているだけ。批判でも共感でもしたければ自由にすればいい…。

たぶん心の底ではそう思っている。

「共感」って、素晴らしいんです。中々出来ないから、素晴らしいと思うんです。だけどさ、共感されても、その人は、また5年後10年後には、自分の人生を歩き出すじゃない。自分のことだけを考えて。そうでしょ?

かといって、別に僕は誰かを批判したいわけではなくて。

僕は"型"に当てはめるのが嫌いと言った。それは、誰かを「悪い」と思ってしまえば、その人に全責任を押し付けるからだ。でも、僕は実践してきて、体験して、誰かに責任を押し付けることは無駄だと悟った。その"誰か"は、他人でもあり、自分でもある。



このまま文章を書いても皆さんに自分の皮肉を押し付けてしまうだけなので、同じように悩んでいる人に届くようにこんなことを書こう。

あなたは、こんな言葉を知っているだろうか?

God
grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
the courage to change the things I can;
and the wisdom to know the difference.

「神よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。」

これは、聖書にある「ニーバーの祈り」というものから引用した文章だ。

ここから皆さんがなにを感じとって欲しいかというと、生きていく上で、変わらないもの、つまり「変えられないもの」がある、ということを知っておくべきだということだ。

共感されてもそれは一瞬で、愛を与えても、愛が返ってこないこともあって、自分を否定する人間もいて。

人間ってめんどくさいですよね。

でも、その少しの愛を受け取る為に私たちは進まないといけない。自分に愛を与え、他人に愛を与えて。

他人に愛を与えるのって、すごく勇気がいります。僕も、中々できないことです。でも、勇気を持って自分から先に他人を愛して接していけば、静かに自分の心すらも救われてるような気持ちになれる。そんな気がするんです。

最後に皆さんにひとつだけ問いかけますね。

生きてから死ぬまでずっとあなたの隣にいる人は居ますか?

気持ちとかじゃなくて、物理的にもずっと一緒居てくれる人って意味ですが、、あなたはそんな人がいるでしょうか??

…普通に考えてそんなこと出来ませんよね。
親だって自立すればいつかは離れ、恋人とも、生まれてからずっといるわけではないでしょう。

でも人間は誰かに頼らないと生きていけない。
ならば、どうせなら、自分から先に愛して、頼って生きていったほうがいいじゃないですか

無駄な議論をするくらいなら、人間なんか黙っていた方がましなんですから。。

▫️終▫️

(あとがき)
暗い、皮肉ぶった話になってごめんなさい。
僕はHSPの人のなかでも中々共感されないような人なので、今回は日頃思ってたことを言葉にしてみました。
自分がどんな経験をして、どんな気付きを得たかは、今までの記事に書いています。興味があれば読んでみてください。
HSS型HSPの苦悩が知られるのはまだ先のことなんでしょうけど、この僕の小さな記事から、少しずつ同じように悩まれている方の居場所を作っていきたいと感じています…。

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