「電車、乗りた〜い！」の話

２両編成の小さな電車。
連休中の日中はほとんど利用者がいないのは逆にチャンスと思い、1歳9ヶ月の娘と電車に乗ってきました。

「電車乗る？」
「電車、乗りた〜い」

そんな軽やかな会話から娘と駅まで歩き、今か今かと電車を待ちました。
しばらく待ってようやく来た電車に一緒に乗りました。予想通りに人はほとんど乗っていなかったので、周りにそこまで気を使うこともなく、ゆったり気分。また一駅の間隔も短いのでいざとなればすぐに降りられます。

今回は電車に乗ることが目的だったので、この時点で目的達成です。
一駅でも乗れたら万々歳だなと思っていたのですが、一駅着いたタイミングでは「もう一回」と前向きなテンション。それならばとそのままもう一駅乗ることにしたのですが、これが大間違い。ドアが閉まり動き出した瞬間に「お外！」と窓の外を指さしました。

何とかかんとか誤魔化して次の駅で降車。車内に人がいなくて良かった。。。
さて、降りたら降りたでその瞬間に人差し指を立てて「もう一回！」と言ってくる娘。どちらにしても戻るためにはもう一度電車に乗らないといけません。こんなことを言ってるけど、多分どうせ・・・と思いながら電車を待ちました。

さて、電車を待っている間「もう一回！　もう一回！」を繰り返す娘。
何とかかんとかなだめて待っていたら、ようやく戻りの電車がやってきました。一目散に乗り込むも、ドアが閉まった瞬間「お外！」と案の定のお言葉。
ここでもやっぱり誤魔化し誤魔化ししながら元の駅へ。
ちなみに降りた瞬間は「もう一回！」と笑顔の娘でした。なんて天邪鬼なんだ。

そんな感じの二駅の旅。
短時間でヘトヘトになりましたが、駅からの帰り道は「パパと〜、電車〜、乗ったね〜」と何度も話してくれたので娘にとっては楽しい時間になってくれた様。その言葉がこの時間をかけがえのないものにしてくれます。

1歳9ヶ月。今日の事を覚えておくことはまだまだ難しい月齢ですが、こちらはしっかり覚えています。こんな感じの小さなエピソードを積み重ね、大きくなったら伝えていきたいものです。ウザがられない程度に。。。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

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