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2022上半期クリアしたゲーム32作、感想まとめ記事


今年もう半年終わったの、早すぎる…。

相変わらずコロナ禍でもそうでなくてもゲームしかしていないのですが、とりあえずキリがいいので上半期にクリアしたゲームのご紹介と、それぞれのゲームについての一言コメントを書いていきます。
タイトル画像にある通り、色々ゲームは買っているんですが当然クリアしていなかったり、クリアという概念がなかったり(経営シミュみたいな)…。とりあえず「クリアした」ゲーム、またはクリアという概念が無くても遊びきったと自信を持って言えるものを羅列します。


Ikenfell

ゲームボーイアドバンス的ビジュアルのRPG。魔法学園を舞台にしたストーリーで、戦闘はタクティクス+マリオRPG的なアクション要素も含むもので飽きませんでした。総じてレベルの高いゲームでしたが、特に音楽のクオリティが高く、ユニークバトルのBGMは鳥肌が立つほどの素晴らしさでした。


アイドリングアイドル

ソーシャルゲーム的なアイドル育成ゲーム。2周くらいしてそれっきり。ブラウザゲームのような雰囲気が強いですね。軽く遊ぶくらいだと全然いい結果にならないのである程度ノウハウをためたり戦略を練る必要がありそうですが、そこまでハマらず。


NEEDY GIRL OVERDOSE

配信者育成アドベンチャーゲーム。別noteに2万字超で感想を書きましたが、心に傷をつけられた神ゲーです。超てんちゃんは実在するよ。


カンパニーマン 社畜の下剋上

2Dのアクションゲーム。邦題の通り、社員が会社を舞台としてキーボードを振り回して近距離攻撃したりチクチクした内容のメールを攻撃手段をしたりする面白ゲームなんですが、これが良く出来ていて。特に会社員経験のある人には刺さるあるあるネタなんかもあったりで、かなり面白かったです。


百年王国

文明運営シミュレーションゲーム、といったところでしょうか。一定の範囲のマスに、ターンごとにどのような行動を行うかでどんどん文明が発達していくゲーム。1周するのがそんなに時間かからないので、どんどんオープンになっていく新要素にハマってしまい大分時間を溶かしました。カジュアルなシミュレーションゲームとしてお勧めです。


市立カクレザ図書館

図書館の司書となり、利用者が借りたいと希望する本をデータベース上から探し、貸し出すというゲーム。利用者が借りる本の傾向で、どんなもの・ことに興味があるのが面白い体験で、すごいところに目を付けたゲームだと感じました。少しミステリーな話もあり、面白かったですね。ただどうしても単調作業ではあるため、トゥルーエンドがあるっぽいのですがそこまではやりこみませんでした。


Vampire Survivors

まさに今年上半期一世を風靡したゲームではないでしょうか。配信者の方がプレイして話題になったこと、そして300円という安さから大ブームに。2Dのマップをうろうろしながら大軍で迫ってくる敵を倒すものの、デッキビルドのようなランダム要素、強化要素が面白く、まさに時間が溶ける体験をしました。フォロワーのゲームも出始めていますし、かなりエポックメイキングな作品でしたね。


Horizon Zero Dawn

数年前に購入したもののクリアしておらず、新作発売前にやろうと思ってプレイ。当時はAPEXなどもプレイしたことが無かったため、いわゆるFPS/TPS的なシューティングが苦手だったのですが、APEXを数百時間プレイしたことで抵抗が無くプレイできるように。機械獣を倒すのも面白いですし何よりどんどん判明するSFストーリーが最高。なんで途中で投げ出してしまっていたんだ…と後悔するくらい面白く、毎日寝不足になりながら数時間プレイしてクリアしました。


オリオリワールド

ビジュアルが可愛い横スクロールスケボーゲーム。コントローラーのスティックをぐりぐりすることで色々な技が出来るのは面白いものの、高得点を取ろうとするとなかなかの難易度。クリアは出来るものの、つい「あそこのコンボ失敗したからもう1回…」と夢中にさせる面白さがありました。
また、BGMも非常に素晴らしい。インディーアーティストのクラブミュージックは書下ろしではないものの、ゲームのゆるい雰囲気をかっこよく演出していました。


7 Days to End with You

別noteに記載いたしましたが、言語解読する面白さが非常に新鮮で。何より、普通のパズルゲームとは異なり、謎の言語を解読することでキャラクターとコミュニケーションが取れる、そしてコミュニケーションの先にストーリーがあるという連続した魅力があるゲームでした。


Life is Strange: True Colors

これも別noteに記載したのですが、ライフイズストレンジシリーズ中では一番コンパクトな作品です。初代のようなドラマチックさや2のような旅感とは違い、より人間、狭いコミュニティの中の人間関係を描いたものであると思いました。


Horizon Forbidden West

Horizon新作。とりあえず思ったのが「ハリウッド映画…!?」ということ。音楽と演出が凄い。特に、音に関する集落と花火のようなシーンは圧巻の一言。あの圧倒される感じはなかなか体験できません。機械獣とのバトルもより選択肢多く、それでいて難しすぎない難易度で快適に楽しめました。個人的には前作よりストーリーが難しく、大筋はわかるものの細かい設定にちょっとついていけないところもあり…。しかしそんな些末なストレスは終盤の機会獣に乗りマップを自由に旅する面白さで全て吹っ飛びました。間違いなく名作です。


Aperture Desk Job

Steam deckでこんなことできます!というアピールがメインのゲーム。しかし当然ながら持っていないのでPCでプレイ。常に一人称視点でプレイしたアドベンチャーゲームですが、トイレづくりからまさかの展開のハチャメチャゲーム。短いながらも、「え、Steam deckってこんなことも出来るの…?」とワクワクさせられるゲームでした。


トライアングルストラテジー

これはアトロクにて上半期ベストゲームとして選出しました
非常にバランスのいいバトル面、何を選んだらいいか迷いに迷うストーリー分岐の選択肢、さらにその選択を「運命の天秤」という、いわゆる投票、多数決でNPCの投票で決めるシステム。全てが素晴らしい神ゲーでした。


チョコボGP

スクエニから発売され、炎上したレースゲーム。どうしてもチョコボレーシングを意識してしまい、その続編的なイメージでした。レースゲーム自体はまあちょっとボリュームが少ないかな? という印象でしたが、個人的にはストーリーのノリがきつく、またキャラ開放のソシャゲ感がなかなか厳しく、当日クリアして以降起動していないですね。ちょっと期待しすぎたかな…。


RPGタイム ~ライトの冒険~

こちらは別noteに記載しましたが、とにかくインディーとは思えないクオリティ。RPGというよりはノスタルジーアドベンチャーといったところですが、しかし本当に作りこみが素晴らしい。世界観が全く壊れない圧倒的なゲームでした。


A Memoir Blue

個人的に全幅の信頼を寄せているAnnapurna Interactiveがパブリッシャーの、物語性の強いゲーム。基本的には簡単なポイント&クリックを行うゲームを行いつつ、物語を進める母と娘の物語。ゲームは娘側の視点で進むのですが、特徴的なのはこの娘が水泳のアスリートであり、大会でいくつもメダルを獲得するくらいの実力者であること。物語性が強く情緒的な、アンナプルナらしいゲームでした。


Ghostwire: Tokyo

別noteに記載しましたが、とにかくかっこよさ一点突破で面白い。ストーリーやクエストにはやや賛否両論なところもありますが、主人公:暁人の攻撃のかっこよさが抜群。KKとの掛け合いも面白く、ホラーではなくオカルトな感じ。ゲーム自体は難しくなく、カジュアルにAAAタイトルを楽しめる名作ではないでしょうか。


クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション

クロノトリガーはプレイしたことがあったものの、クロノクロスは未プレイだったので購入。Steam版を購入したのですが、非常にフレームレートの飛びが強く、特に実装された高速プレイ機能を使うとカクカクしてかなり遊び辛かったです。慣れか改善されたのかはわかりませんが終盤には特に気にならなくなりましたが、そういった理由で今一つハマれなかった作品でした。


Peglin

パチンコ(ピンボール)で攻撃力が変わってくるという運要素高めのデッキ構築?ローグライク。マップ進行と、各マスでのイベントorバトルはSlay the Spireのような作りですが、とにかくバトルがパチンコ。いわゆる釘にあたるとダメージが増えるという仕掛けで、緻密に発射角度を調整してプレイします。あとは運任せなので、戦略要素は薄めなんですが私にはちょうどいい暇つぶしゲームでした。


BAD END THEATER

短時間で終わるアドベンチャーゲーム。4人のキャラクターの行動が絡み合う群像劇であり、誰かが行った行動が別の誰かに影響するというシステム。日本語訳が甘いところがあるものの、まあ値段相応かと。イラストは可愛く、未攻略のルートはフローチャートでわかりやすいので攻略も親切。エンディングをどうとらえるかは、まあ人それぞれですね。


Rhythm Doctor

別noteに書きましたが本当に傑作リズムゲーム。ワンボタンという性質、演出面での規格外の驚き、本当にプレイして面白かったです。感動しました。


Trek to Yomi

インディー版Ghost of Tsushima…というと語弊がありますが、時代劇とSF(黄泉の世界)を組み合わせたようなアクションゲーム。常時白黒の、昔の映画のようなビジュアル、それこそ映画のようなカメラワーク、翻訳とフルボイス(中には大塚明夫さんも!)も素晴らしかったです。一方ゲーム性はやや単調な部分が目立ち、ここがさらに練られていたら超名作だったんろうなあという作品でした。


The Hex

公式に日本語化されたのでプレイ。昨年の化け物ゲーム「Inscryption」を製作したDaniel氏の、いわゆる過去作ですね。謎の宿に集まった様々なキャラクターたち。その宿で殺人事件が起こる…という謎の電話がかかってくるところからゲームがスタートします。やはりInscryptionのように、鋭いメタ要素が非常に面白く、ゲーマーなら間違いなく楽しめる作品ではないでしょうか。


OPUS:星歌の響き Full Bloom Edition

昨年プレイし、とても感動した作品です。別noteにも、音楽やストーリーが素晴らしいと書きましたし、アトロクでも紹介した「OPUS:星歌の響き」。アップデートが入った今作「Full Bloom Edition」ではなんと日本語ボイスが追加。このボイスが素晴らしく、一度プレイしたゲームでありながらさらに感動が増幅されるものでした。Switch版でプレイしたのですが、Steam版にもボイス入りのアップデートが入りました。素晴らしいゲームがさらにクオリティ高いものになったな、という印象です。


DRAINUS

令和4年、この現代に発売された、新作2D横スクロールSTGです。正直、3DではないSTGはほとんどやらないのですが、パブリッシャーがNEEDY GIRL OVERDOSEの株式会社ワイソーシリアスだったので興味を持ち購入。2DSTGは高難易度という印象があったのですが、このゲームは1回コンティニューしただけでクリアできました。初心者への間口を広げているとともに、STGをクリアすることで「あ、2DSTGをクリアするって、こういう風に気持ちいいんだ」と実感できた作品で、ある意味この点が私のゲーム人生において新鮮でした。


Project Kat - Paper Lily Prologue

2Dホラーアドベンチャー。1時間かからないくらいでクリアできる作品。恐怖表現が「びっくりさせる」とかではなく、和ホラーのような恐怖を匂わせるような怖さであり、それが非常に良く表現されています。これはあくまで開発中の「Paper Lily」という作品のプロローグであり、ホラーは苦手ですがPaper Lilyが完成したら是非遊んでみたいと思わせる作品でした。


Yakiniku Simulation

ただひたすら焼肉を焼くゲーム。いい具合に焼けた時点で食べると高得点、焼きすぎて焦がしてしまうとマイナス点。非常にシンプルでゲーム性としては薄いんですが、しかし焼肉という食べ物の魅力に負けて購入。その尖り具合からストリーマー、ゲーム配信者の方の雑談ゲームにも使われていましたね。精力的にアップデートされているのがまた面白い。


百英雄伝Rising

幻想水滸伝を彷彿とさせる「百英雄伝」は現在開発中ですが、そのプロローグとして発売されたのがこの「百英雄伝Rising」です。ゲームはアクションRPGで、ダンジョンに潜ってアイテム収集しまた街に戻る…という、ローグライクというかハクスラというか、そういう要素が中心のゲームです。基本的にはメイン・サブのクエストをこなしていき話を進めるのですが、そのクエスト数が非常に多く、もろにお使いゲーです。これに耐えられるかどうかが評価の分かれ目。アクション部分は結構凝ってありますし、私は最初~中盤は結構怠かったのですが後半になるほど面白く感じられましたね。


Card Shark

18世紀のフランスを舞台にした、イカサマカードゲームで成り上がっていく物語。
目を引く雰囲気抜群なビジュアルがまず最高でした。ストーリー性もあり面白かったです。肝心のイカサマ部分は賛否が分かれそうなところ。カードゲームよりも単発のイカサマ技術を繰り返すので、カードゲームそのものを楽しむというわけではありません。QTEのような判断を連続で迫られるので、イカサマ!というよりは作業の記憶と正確なプレイを強いられます。ここをどう感じるかですが、私はなかなかの難易度にぐっと夢中になりました。


Wolfstride

まるでコミックのようなアニメーションにロボバトル。日本文化の影響も受けていると思われる、白黒で粋なゲームです。個人的にはロボバトルのバランスの良さが魅力的でした。ちゃんと技のビルドを考えないと勝てない難しさはバトルの魅力を向上させていました。一方の日常パート、自由に行動できるのはペルソナ的でいいのですが、行ける場所とやれることが少なくマンネリ感も。ストーリーは個人的に刺さらなかったのですが評価は高めなので気になった方は遊んでみてもいいと思います。


Neon White

別noteにも書きましたが、素晴らしいゲームデザインで導かれたスピードランゲームです。音楽も素晴らしく魅力的。気持ちよくクリアできたゲームでした。



終わり

以上、2022年上半期にクリアした32作と一言コメントでした。
トライアングルストラテジーやGhostwire:Tokyoのようにがっつりハマった大手のタイトルもあれば、NEEDY GIRL OVERDOSEやRPGタイム ~ライトの冒険~、rhythm Doctorのような魅力的なインディーも遊べた上半期でした。
下半期注目作として、アトロクでも挙げた「メグとばけもの」はもちろん、「EDEN.schemata();」、「LIVE A LIVE」など、多くのゲームが楽しみです。

「Stray」はもうすぐ発売ですし、下半期ではなく開発中ですが「SCHiM」や「Paper Trail」といった個性的なゲームも気になるところ。「Referee Simulator」なんかもいつ発売になるのかわくわくしています。

楽しみなゲームをプレイしたと思えば、また楽しみなゲームが発表される日々、引き続きバシバシ攻略して笑って泣いていこうと思います。


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