yuruwa

結婚と子育ては実験だ!と思って日々暮らしているおばさんです。

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  • 『愚息が申しますに』

    山奥にある謎の寮制中学の日常

  • 全くその必然性のない我が家の息子が、寮制中学に入った話

    特に転勤もない、バリキャリでもない、普通の共稼ぎ夫婦がどうして、子どもの進学先として寮制中学にたどり着いたのか。 迷って、悩んで、考えた、そんな軌跡のログ。

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【全くその必然性のない我が家の息子が、寮制中学に入った話】1『小さなお家』

私は息子に家も資産も 残してあげられそうもないから だったら彼の心の中に 小さな家を建てようと思った。 嵐の時には避難できて ポカポカ陽気の日には 友達とBBQできるような 小さな家を。 だから その家づくりを 手伝ってくれそうな学校に 行かせたいと思って 探し始めた。 探し始めて程なくして それは意外な場所で見つかった。 名前も聞いたことない その小さな中学校は 山のてっぺんに 畑に囲まれて建っていた。 「親からはぐれちゃったみたいだから、池に戻してあげないと〜」

    • 愚息が申しますに54【寮大掃除】

      年に2回、春と夏に保護者参加の寮の大掃除があるのですが、今回は春の大掃除に行ってきました。 入学してから通年で大掃除あったの、今年度が初めてで。 毎年、春は参加者が少ないらしく、夏に複数人で行っていた場所を私1人でお願いしますと言われ、、、。 張り切り過ぎて疲れた(笑) 掃除後は寮の先生(今回も差し入れした)、担任の先生、学年主任の先生、クラブの先生などなど。寮事務室や職員室へ突撃しては、とにかく手当たり次第にお礼と来年度もお願いしますを繰り返し、、、 ひとしきり挨

      • 愚息が申しますに53【ホストファミリーになる】

        今年度、バンビ学園がこのプロジェクトの受け入れ校になっているのは頭の片隅にあったのだけど。 年明けのお手紙で、2月、3月の閉寮する三連休の週末だけをお願いしますというホストファミリー募集のお知らせがあり。 つい、出来心で挙手してしまったのだった。 受け入れが決まってから、事前にこの団体の人と担当の先生たちとオンラインミーティングをしたのだけど。 いや、もう本当に沢山の人たちが、彼らの滞在を最大限良いものにしてあげたいという思いで、真剣に考えて協力しているということをヒ

        • 愚息が申しますに52【親を派遣しますんで、僕は帰宅します】

          今年もあの季節がやってまいりました。      『入寮体験会』 そう。数々の出会いを作るあのイベント。 参加者として行った時は「待ってるよ〜」と送り出され。 お手伝いとして参加した時は 「来年は一緒にやりましょうね!」 と、やっぱり勧誘(笑)し。 が、今年、私たち手伝うからねと愚息に前から言っておいたのに、愚息、先生にああ言ったらしい。そして本当に帰宅してきた。だから今年は親だけがバンビ学園にいるというね、、、。 閑話休題。 今年は史上最大の参加者数とのことで

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        【全くその必然性のない我が家の息子が、寮制中学に入った話】1『小さなお家』

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        • 『愚息が申しますに』
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          愚息が申しますに51【お返事キタ!!】

          「今日の放課後、校長室に行くように」 6月のある日、登校したらいきなり先生に言われたらしい。 遂に呼び出しキタ! 放課後指定された時間にお部屋を訪問すると。 ・ずっと時間を作ってあげられなくて申し訳なかった ・生徒会が機能していないのなら活動出来るようにすぐに動きなさい と、丁寧に対応してくださったそうな。 その後は、今年の休み中に改装する寮の話や学校の今後についてを教えてもらい会見終了(笑) 愚息的には 「いや〜先生、ちゃんと覚えていてくれたんだな〜」

          愚息が申しますに51【お返事キタ!!】

          愚息が申しますに50【お手紙攻撃】

          とうとう中学校生活も終わってしまいました。 入寮が半年くらいズレて 始まったと思ったら閉寮したり 開寮したりの繰り返しで落ち着かず 途中で挫けそうになったり。 それでも励ましてくれる先生や友達に巡り合い、自分の進むべき方向が何となく定まってきた3年間でした。 そして春休み。 愚息の推しである潤花ちゃんの退団公演を見るために大劇場のチケットをゲットし、観劇当日に渡せるようにお手紙に【想い】を綴る愚息、、、(因みに同じ演目を2日間で3回見たw) が、その手紙を書いた勢いで

          愚息が申しますに50【お手紙攻撃】

          愚息が申しますに49【グランド・ミュージカル『寮の奴隷』】

          冬休み。 クリスマスっぽいところ連れてけと言うので、学校帰りに日比谷公園のクリスマスマーケット連れて行ったら寒空の下、ウィンナー食べながらずーっと(日比谷線の中でもずーっと)『寮の指導係』がどんなに大変かグチグチ言っていた愚息。 そして昨日、何を思ったのか突然 只今より、作・演出◯◯(愚息本名)グランド・ミュージカル『寮の奴隷』2場を開演いたします。 ♬ちゃっちゃ〜ん♬ 舞台上では働く指導係たちの群舞。 録音セリフ流れる。 〜指導係の1日は忙しい。朝礼、掃除点検、

          愚息が申しますに49【グランド・ミュージカル『寮の奴隷』】

          愚息が申しますに47【息子は貴方の光り輝くその姿の陰には、努力が隠されているということには気がついていなかったのです】

          中止続きで 入学してから初めての文化祭。 私がバザー会場でせっせと買い物カゴの消毒をし、夫が駐車場の整理をして疲れ果てている間に愚息、大道芸を披露してお客様から『投げ銭』もらっていたらしいのですよ。   恥ずかしいから見に来るな! って、言うから我々、見に行かずに帰ってきたのですが夕方、少々興奮気味な愚息から電話があって。 『大道芸やったらお客さんからの"投げ銭"で17,000円以上になったから、一緒にやった後輩とk(呼び捨てだけど先生です)と、これから打ち上げっつー

          愚息が申しますに47【息子は貴方の光り輝くその姿の陰には、努力が隠されているということには気がついていなかったのです】

          愚息が申しますに46【職員室のモテ講座?】

          金曜日、帰宅した愚息がゴソゴソとパパの合唱練習用のミニキーボードを取り出しているので、、、聞いてみたら 「今、音楽の授業でガレージバンド使って曲をアレンジするのやっててさ。Eが(親友である)♬オーシャンゼリゼ♪でやるって言うから、ちょっと"オレ様の本気"見せてやろうかと思って」 フフンと何だか勝ち誇っている感じであるw へぇ〜色々と本来のキャラ隠してたのに、随分とオープンになっちゃったもんだねぇ。 先週はチケットの当落結果早く知りたくて、休み時間に確認してたら友達に覗

          愚息が申しますに46【職員室のモテ講座?】

          【愚息が申しますに】45『知らぬは親ばかり』

          新学期になって、久しぶりに寮から電話がかかってきた。 先生からの説明によると愚息『お世話係』を張り切りすぎてグッタリになっているらしい。 そーいや小学生の時もそんなのあったな。移動教室のリーダー張り切りすぎて帰宅後、魂抜けたようになっていたっけ。 「本人から『ちょっとしんどいです』と言ってきてくれたので、親御さんには話したの?と聞いたら『話すと心配するから言ってません』と」 ここまで聞いて"へぇぇぇぇぇぇ"と内心驚いていた。去年までだったらこの時点で週途中でも"家帰る

          【愚息が申しますに】45『知らぬは親ばかり』

          【愚息が申しますに】44『どこまで話すか問題』

          土曜日、寮の役員になっていた関係もあり、中学入ってから初めて、PTAの総会が学校開催されたので行ってきた。 そこでまたしても衝撃が。 壇上に並ぶ今年度の役員のうち1人を除いて    『全員お父さんだった』 男子校ってそうなのか、ここがたまたまそうなのか、子ども1人しかいないからよく分からないんだけど。 そして、、、久しぶりにPTAに行って「初めまして」で自己紹介してみて気が付いてしまった。 月末にある「リアル学年父母会=クラス懇親会」なので親の自己紹介=息子を語る

          【愚息が申しますに】44『どこまで話すか問題』

          【愚息が申しますに】43『3年目スタートしました』

          「中1ってカワイイんだよ〜」 2週間ぶりに帰宅してきた愚息の、新学期の感想はコレらしい。 『お世話係』になったので、1年生と同室で暮らしているから余計、そう感じるみたいだ。(←早速、悪いことも仕込んでいる模様) 帰宅後もLINEをチラチラ見て 「○○くん『家に着きました〜』って。あ、◇◇くんはまだ車の中だって言ってる"気を付けて帰ってね"って返しとこ」 なんか既に『保護者』(笑) 「入寮日に新入生の荷物の搬入手伝ってたら『あなたと何処かで会った気がするんだけど?』

          【愚息が申しますに】43『3年目スタートしました』

          【愚息が申しますに】42『先生と愚息のある日の会話』

          「こないだ先生とお小遣いの話になってさ。『ユルケは寮にいるから貰ってもそんなに使うことないだろ?』って聞かれたから『そうなんですよ。使うところないから』って話たんだけど、、、」 確かに。というか、学校の中の買い物(飲み物とか食べ物)ってアンタ、いわゆる"ツケ"だしね。 基本的に現金購入ではなく、校内カードで1ヶ月毎に親へ請求がくるシステム。(結構最初は親として抵抗あったが、、、慣れたw) 「そしたらさ『ところでユルケのとーさんとか、かーさんみたいな大人は、自分の自由にな

          【愚息が申しますに】42『先生と愚息のある日の会話』

          【愚息が申しますに】41『遂に"お役"が回って来た!』

          日曜日。 久しぶりに『中村屋の牡蠣カレー』を食べて大満足で帰宅し『ワンスー』見て"のぞサマがカッコ良すぎて鼻血出そう"って思っていたら、今度は学校のハウスマスターから電話が。 このマスター、前回の寮父母会の時もやたらに愚息を誉めてくれたっけ。 まぁここは学校全体で生徒を褒めがちではあるけれど。 夏前も "バス停の前で、買い物したレジ袋が破けて、品物がこぼれてしまい困っていたお姉さんを、道を渡って戻ってきて助けた" というだけで、その場で協力した生徒全員を全校生徒の前

          【愚息が申しますに】41『遂に"お役"が回って来た!』

          【愚息が申しますに 】40『塾電はいつも憂鬱になる』

          土曜日。 ものすごい良い気分の夕方(美弥るりかのアンナ・カレーニナを見たからな!)を過ごしていたら、校内自習塾の先生から 「ご子息と面談したのでその結果についてご報告を、、、」 という電話がかかってきた。 大体。 ここと話した後は何故か「自分てやっぱダメな親だわ」と落ち込むのですよ、、、 前回も「ご家庭の方針という事で、、、『やるもやらないも自分の人生だから自分で決めろ』みたいに言われているから僕は考えてやってますと本人が言っていたのですが、、、」 あたかも「本当に

          【愚息が申しますに 】40『塾電はいつも憂鬱になる』

          【愚息が申しますに】39『愚息、初めて宝塚歌劇を観る』の巻

          夏休み前から愚息、音楽の時間が元タカラジェンヌの先生を招いて『演劇ワークショップ』になっていると言っていたので、某所からチケットが入手出来たので(結構奇跡的である)親子で行って来ました。 演目は『シャーロック・ホームズ』とパリをモチーフにしたレビュー『デリシュー!』ビクトリア朝のお衣装と宿敵モリアティー教授との対決が見どころです。 ファンクラブの方から直買いしたので、まずは劇場外で待機している、担当の方からチケットを受け取り入場。(失礼がないように大変緊張しました!)

          【愚息が申しますに】39『愚息、初めて宝塚歌劇を観る』の巻