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愚息が申しますに49【グランド・ミュージカル『寮の奴隷』】

冬休み。

クリスマスっぽいところ連れてけと言うので、学校帰りに日比谷公園のクリスマスマーケット連れて行ったら寒空の下、ウィンナー食べながらずーっと(日比谷線の中でもずーっと)『寮の指導係』がどんなに大変かグチグチ言っていた愚息。

そして昨日、何を思ったのか突然

只今より、作・演出◯◯(愚息本名)グランド・ミュージカル『寮の奴隷』2場を開演いたします。

♬ちゃっちゃ〜ん♬

舞台上では働く指導係たちの群舞。
録音セリフ流れる。

〜指導係の1日は忙しい。朝礼、掃除点検、下級生の宿題指導に揉め事の仲裁、そして1日が終わってゆく、、、、〜


第二場朝の食堂。
友人JとR登場。

J
よぅ◯◯!昨日のワールドカップなんでTV室に見にこなかったんだよ?

R
凄かったんだぜ〜

◯◯
行かれるワケないだろ!
〜以下録音セリフ〜
その頃オレは下級生の揉め事の仲裁に忙しく、、、自分の宿題もまだ終わっていなかった。

後輩Kくん登場。
せんぱ〜い。オレ、昨日、よく眠れなくて、、、1人だと寂しい。

うずくまる◯◯。

〜またしても以下録音セリフ〜
ああ、、Kそんな悲しそうな目でオレを見るな、というかその前にオレが友達と話している時に割り込むな!
先生。もう疲れました。お願いですからこの仕事から外して下さい。

セリからハウスマスターA先生登場。
セリは舞台より1.5メートル上でとまる。

A先生
ならぬ〜お前は寮の奴隷なのだ〜

◯◯
うっうっ。ああ。

うずくまる◯◯の周りに友人J,R、後輩Kくんと(苦悩の象徴)たちが群がり歌い踊る。

♬寮の奴隷〜それは宿命〜♪

って、1人で全部の役やってました。

ちょっと面白かったから、今度寮のお楽しみ会で上演しなよ。

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